がっちゃん、なんと3年ぶりのイタリア。ってことで今回の行先はシチリア。
いろいろあったけど、なんか今までの旅行で一番よかったかも。
行先は、パレルモ(2泊)⇒アグリジェント(1泊)⇒(ピアッツァ・アルメリーナ&カルタジローネ経由)⇒タオルミーナ(2泊)と言う順です。
日付順に書くべきか、食べ物編とか、建物編とかに分けて書くべきか迷ってますけど、記憶の新しいうちに書いておくことにします。
まず、最初に書いたのは旅行の行程ですが、今回利用したアリタリア航空は成田便だったので、伊丹⇒成田⇒ローマ⇒パレルモと乗り換えが多く、自宅の出発から考えると、トータル23時間ぐらいかかりました。
成田まではJAL
クラスJの座席。めっちゃ広かったです。このあとのアリタリアは初のプレミアムエコノミーだったので期待していたのですが、このクラスJとはくらべものにならない狭さでした。
うっすらですが富士山
アリタリアの機内食。今まで食べた中では一番おいしかったです。
ローマの空港内にあったVenchiのジェラート
ローマからパレルモへの移動
初日のパレルモ到着は11時過ぎで、もう寝るだけ。つまり2泊とは言え、実質一日しか観光できない計算。
なので、時間を有効利用して、目いっぱい楽しむことにしました。
早朝、ホテルから徒歩5分ほどの場所にあるポリテアーマ劇場へ。
余りも逆光だったので全体の写真は撮れませんでしたが、大きな劇場です。
前日に予約しておいたタクシーで、パレルモから南西8kmのところにあるモンレアーレまで行きました。(往復貸切で80€ 約1万円)路線バスもありますし、24時間乗車できる2階建ての観光バスが大人1名20€らしいので、このタクシーの値段を高いと思うか安いと思うかは人それぞれですが、時間をお金で買ったと思えばこんなもんかと思います。
≪ドゥオーモのクーポラを覆う、圧巻のモザイク≫
≪回廊付中庭。この回廊を見下ろせる場所があるはずなのですが、見つけられませんでした。≫
≪途中、コンカ・ドーロを見下ろす、景色の良いところで車を停めてくれました。≫
≪続いてはノルマン王宮の2階に設けられたパラティーナ礼拝堂≫
この日は日曜日で、ミサの最中でした。そのため、最初2階は入れず、先に3階を見て回ってから降りたら、ちょうど回廊に並ぶタイミングだったのでそのまま見ることができました。
≪この写真だと、モンレアーレのクーポラとさほど変わらないように見えますが、モンレアーレのほうがはるかに巨大でした。≫
≪ポコポコした丸い屋根が印象的な、サン・ジョバンニ・デッリ・エレミティ教会≫
≪ヌォーヴァ門≫直訳すると「新門」ですが、建設は16世紀
≪改築を重ねて、様々な建築様式が混ざった「カテドラーレ」ここは、外観はすごい迫力だったのですが、中は意外にあっさりって感じでした。≫
≪17世紀に造られた四つ辻クワットロカンティ≫
≪なまめかしい裸像がたくさんあるプレトーリア広場≫
≪続いて、こちらはマルトラーナ教会。午前の見学時間ギリギリ間に合ったのですが、空腹に勝てず、教会のあるベッリーニ広場で昼食をとりました。≫
≪マルトラーナ教会の横にあるサン・カタルド教会。この明かり半円形のドームは、ハーレムに使える「宦官の帽子」をイメージしたものだそうです≫
≪渡り蟹のクリームソースパスタ。超美味でした≫
≪沢山のヨットが係留されている港で一休み≫
≪こちらはフェリーチェ門。直訳すると「幸運の門」ですがビミョーに傾いて見える気がする・・・≫
≪海沿いを散歩していると、山の中腹にお城のようなものを発見≫
ガイドブックには、ウトゥヴェッジョ城と舌をかみそうな名前がありますが、詳しい記載はなし。
で、地元の人に尋ねると9世紀ごろの建築だそう。
それなら是非見てみたい。と思ったものの、バスの路線がよくわからなかったので、ホテルまで歩いて戻り、バスで行き方を調べてもらいました。でもその時にもう一度よく聞くと、
最初の9世紀の建物っていうのは聞き間違いで、1900年代に建てられた新しい建築物でした。
ホテルとして開業したものの、経営がうまく行かず、建物のみ残っているけれど、中には入れないとのこと。
でももう行く気になっていたので出発。
でも、バスの切符を買おうにも、タバッキがなかなか見つからず、やっと見つけたものの切符は売り切れ。
こんな時、イタリアって本当に不便。
≪ちなみにこれ↓はバスの中≫
でも、運よくバスの中で切符を買うことができ、また運転手さんに城に行きたいと告げると、親切に教えてくれて、バス停ではない場所で降ろしてくれました。こういうところもまたイタリア的。
帰りも、
「毎時00分に上の教会から出発するので、15分後ぐらいにはここを通るから乗せてやるけど、19:15分が最後だから注意しろ」と言われ、歩き始めました。
でも何の看板もない山道、ちょっと心配になって、途中出会った人に城の方角を聞くと、とにかくこの上り坂を道なりに真っ直ぐだと言われたので、延々歩き始めたものの、何か違うような気がしてふと振り返ると、目指すお城が眼下に・・・
≪こちらがウトゥヴェッジョ城≫
実はこのペッレグリーノ山の上に教会があって、そこはパレルモの守護聖人である聖ロザリアを祀る、パレルモの人にとってはとっても重要な場所。ってことで、どうもそちらに行く道を教えられたよう。
私は「城」と言ったはずですが、ウトゥヴェッジョ城自体は閉鎖されていて入れないし観光地ではないので、有名なほうの教会に行くと思われたらしい。
せっかく運転手さんが途中で降ろしてくれたのに、なんと終点の教会まで4kmほども山道を歩くハメに。
それならば最初からバスで終点まで行けばよかった・・・
≪サンタ・ロザリア聖所記念堂≫
でもまぁ歩いたからこその景色ってことで、楽しかったです。
≪オレンジ5個分の、スプレムータ・ディ・アランチャ≫
野菜不足に陥りがちの旅行で、ビタミンCの補給ができました。
くたくたになってホテルに帰り、行きたかったモッツァレラバーのオービカに予約の電話を入れようとしたら、今夜は貸切だと言われてしまいました。
で、ホテルで聞いて近くのレストランに行ったのですが、これはもう史上最強にまずかった。
うちのダンナは食べ物を残すのが大嫌いで、基本的にどんなにまずくてもとにかく食べる人なんですが、ここのお店だけはもう食べられない。って言ってフォークを置きました。
旅行中、食べ物の失敗はここだけで、他は良かったです。やっぱり自分の鼻と言うか、直観のほうが信じられると思った一日でした。
最後はホテルのテラスから望む景色。さて次はアグリジェント編です。
いろいろあったけど、なんか今までの旅行で一番よかったかも。
行先は、パレルモ(2泊)⇒アグリジェント(1泊)⇒(ピアッツァ・アルメリーナ&カルタジローネ経由)⇒タオルミーナ(2泊)と言う順です。
日付順に書くべきか、食べ物編とか、建物編とかに分けて書くべきか迷ってますけど、記憶の新しいうちに書いておくことにします。
まず、最初に書いたのは旅行の行程ですが、今回利用したアリタリア航空は成田便だったので、伊丹⇒成田⇒ローマ⇒パレルモと乗り換えが多く、自宅の出発から考えると、トータル23時間ぐらいかかりました。
成田まではJAL
クラスJの座席。めっちゃ広かったです。このあとのアリタリアは初のプレミアムエコノミーだったので期待していたのですが、このクラスJとはくらべものにならない狭さでした。
うっすらですが富士山
アリタリアの機内食。今まで食べた中では一番おいしかったです。
ローマの空港内にあったVenchiのジェラート
ローマからパレルモへの移動
初日のパレルモ到着は11時過ぎで、もう寝るだけ。つまり2泊とは言え、実質一日しか観光できない計算。
なので、時間を有効利用して、目いっぱい楽しむことにしました。
早朝、ホテルから徒歩5分ほどの場所にあるポリテアーマ劇場へ。
余りも逆光だったので全体の写真は撮れませんでしたが、大きな劇場です。
前日に予約しておいたタクシーで、パレルモから南西8kmのところにあるモンレアーレまで行きました。(往復貸切で80€ 約1万円)路線バスもありますし、24時間乗車できる2階建ての観光バスが大人1名20€らしいので、このタクシーの値段を高いと思うか安いと思うかは人それぞれですが、時間をお金で買ったと思えばこんなもんかと思います。
≪ドゥオーモのクーポラを覆う、圧巻のモザイク≫
≪回廊付中庭。この回廊を見下ろせる場所があるはずなのですが、見つけられませんでした。≫
≪途中、コンカ・ドーロを見下ろす、景色の良いところで車を停めてくれました。≫
≪続いてはノルマン王宮の2階に設けられたパラティーナ礼拝堂≫
この日は日曜日で、ミサの最中でした。そのため、最初2階は入れず、先に3階を見て回ってから降りたら、ちょうど回廊に並ぶタイミングだったのでそのまま見ることができました。
≪この写真だと、モンレアーレのクーポラとさほど変わらないように見えますが、モンレアーレのほうがはるかに巨大でした。≫
≪ポコポコした丸い屋根が印象的な、サン・ジョバンニ・デッリ・エレミティ教会≫
≪ヌォーヴァ門≫直訳すると「新門」ですが、建設は16世紀
≪改築を重ねて、様々な建築様式が混ざった「カテドラーレ」ここは、外観はすごい迫力だったのですが、中は意外にあっさりって感じでした。≫
≪17世紀に造られた四つ辻クワットロカンティ≫
≪なまめかしい裸像がたくさんあるプレトーリア広場≫
≪続いて、こちらはマルトラーナ教会。午前の見学時間ギリギリ間に合ったのですが、空腹に勝てず、教会のあるベッリーニ広場で昼食をとりました。≫
≪マルトラーナ教会の横にあるサン・カタルド教会。この明かり半円形のドームは、ハーレムに使える「宦官の帽子」をイメージしたものだそうです≫
≪渡り蟹のクリームソースパスタ。超美味でした≫
≪沢山のヨットが係留されている港で一休み≫
≪こちらはフェリーチェ門。直訳すると「幸運の門」ですがビミョーに傾いて見える気がする・・・≫
≪海沿いを散歩していると、山の中腹にお城のようなものを発見≫
ガイドブックには、ウトゥヴェッジョ城と舌をかみそうな名前がありますが、詳しい記載はなし。
で、地元の人に尋ねると9世紀ごろの建築だそう。
それなら是非見てみたい。と思ったものの、バスの路線がよくわからなかったので、ホテルまで歩いて戻り、バスで行き方を調べてもらいました。でもその時にもう一度よく聞くと、
最初の9世紀の建物っていうのは聞き間違いで、1900年代に建てられた新しい建築物でした。
ホテルとして開業したものの、経営がうまく行かず、建物のみ残っているけれど、中には入れないとのこと。
でももう行く気になっていたので出発。
でも、バスの切符を買おうにも、タバッキがなかなか見つからず、やっと見つけたものの切符は売り切れ。
こんな時、イタリアって本当に不便。
≪ちなみにこれ↓はバスの中≫
でも、運よくバスの中で切符を買うことができ、また運転手さんに城に行きたいと告げると、親切に教えてくれて、バス停ではない場所で降ろしてくれました。こういうところもまたイタリア的。
帰りも、
「毎時00分に上の教会から出発するので、15分後ぐらいにはここを通るから乗せてやるけど、19:15分が最後だから注意しろ」と言われ、歩き始めました。
でも何の看板もない山道、ちょっと心配になって、途中出会った人に城の方角を聞くと、とにかくこの上り坂を道なりに真っ直ぐだと言われたので、延々歩き始めたものの、何か違うような気がしてふと振り返ると、目指すお城が眼下に・・・
≪こちらがウトゥヴェッジョ城≫
実はこのペッレグリーノ山の上に教会があって、そこはパレルモの守護聖人である聖ロザリアを祀る、パレルモの人にとってはとっても重要な場所。ってことで、どうもそちらに行く道を教えられたよう。
私は「城」と言ったはずですが、ウトゥヴェッジョ城自体は閉鎖されていて入れないし観光地ではないので、有名なほうの教会に行くと思われたらしい。
せっかく運転手さんが途中で降ろしてくれたのに、なんと終点の教会まで4kmほども山道を歩くハメに。
それならば最初からバスで終点まで行けばよかった・・・
≪サンタ・ロザリア聖所記念堂≫
でもまぁ歩いたからこその景色ってことで、楽しかったです。
≪オレンジ5個分の、スプレムータ・ディ・アランチャ≫
野菜不足に陥りがちの旅行で、ビタミンCの補給ができました。
くたくたになってホテルに帰り、行きたかったモッツァレラバーのオービカに予約の電話を入れようとしたら、今夜は貸切だと言われてしまいました。
で、ホテルで聞いて近くのレストランに行ったのですが、これはもう史上最強にまずかった。
うちのダンナは食べ物を残すのが大嫌いで、基本的にどんなにまずくてもとにかく食べる人なんですが、ここのお店だけはもう食べられない。って言ってフォークを置きました。
旅行中、食べ物の失敗はここだけで、他は良かったです。やっぱり自分の鼻と言うか、直観のほうが信じられると思った一日でした。
最後はホテルのテラスから望む景色。さて次はアグリジェント編です。
もう何度もイタリアに行かれているのにベストということは
かなりヒットなものがいろいろあったんですね~。
カニのパスタが美味しそう☆
お城は残念でしたね~。イタリア人に聞くより
自分の勘に頼ったほうがいいって笑えました。
続きの記事も楽しみにしています♪
あと、今回行った場所が場所だったのか、とにかく観光客だらけ。
ドイツ人、フランス人、アメリカ人ばっかりだったので、たとえば食事も、ナポリだと8時に予約したら私が一組目とかでしたけど、シチリアは結構早くて7時半の予約で行っても、結構席が埋まってる。そんな感じでした。