まいにちまいにち

お母さんの毎日は いつも同じようで、
少しの素敵がチラリ。

梅干準備のその時間

2007-06-26 | まいにちのこと
熟れた梅を2㌔買いました。

こんなに甘い匂いがするなんて、知りませんでした。
3人して、オドロキ・オドロキ!!


初めて自分で、梅干を漬けてみようと思います。
梅干師匠のコツも頂きながら、ネット内のレシピも参考にして。


子どもたちにも、私の実家の懐かしい話などしながら。

実家の母は、毎年梅を漬けていました。
いつも食卓には、塩っ辛い小粒の梅干がありました。
私は、どんな高級な梅干よりも、母の梅干が大好きです。
実家の樽には、今は、もう、紫蘇ばかりが残っているのかも。
それでも、その紫蘇も11年は経つものなのですが、
お花が生まれた年に、母が動けなくなってしまったために、
もう、漬けおきをしてくれる人がいないのです。

私が結婚前に上京する際にも、この梅干を分けて持ってきたのでした。
その頃からの憧れでした。
母のように、自分で梅干を漬けること。
幸い、お花も、塩っ辛い梅干が大好きなので
今回は、大喜びで手伝ってくれました。


さてさて、こんな感じです。
 
①あく抜きのために、お水につけます。
②丁寧に水気を拭き取ります。
 
 

③なり口のホシを、竹串で取り除きます。

 
子どもたちは、この作業が楽しくてたまりません。

④ホワイトリカーにつけて、梅の実を殺菌。
 


⑤梅の実2㌔に対して、360グラムの塩を用意。
 だって、師匠が15%でも、20%でもない!「18%」と仰るので。


梅の実が、なんとも、すごく気持ちよさそうです。

⑥そして、殺菌した容器に入れます。

 

今回、容器も小さいので、ネットで知った、水の重石にしてみました。
要するに、ビニールに入れた水なのです。

どうかな?どうかな?うまくいくかなぁ?
このまま梅雨明けまで待ってから、干す作業らしいのですが・・・
ちゃんと、梅酢があがってくれるかしら?  心配です。




 

お仲間増える

2007-06-26 | 朝の絵本の時間
長男が1年生の11月から始まった、学校での“よみきかせ”。

2年生になった今年度、新1年生の保護者からは、
わずかお一人の参加だったで、7人で継続中でした。

そこに、なんと、地域の方がおひとり、加わってくださることに。
児童の保護者ではなく、私たちより、年齢は上になる方ですが、
以前は、地域の劇団に所属され、現在は、他幼稚園や、
書店でのよみきかせの活動をなさっている方です。

地域で学校・児童を支えていこうという取り組みは、
いろんな校区で広がっているところだと思いますが、
こうやって、「これならできるから・・・」と、
自発的に声を上げてくださるのは、本当に稀で、ありがたいことなのです。

もちろん正直なところ、同じ時期に申し合わせてスタートし、
同じ方向を向こうと勉強会までしている私たちとしては、
今更私たちの方向性を綿密にお伝えできない不安のようなものはありますが、
私たちなんかより、ずっと経験のある方ですし、
まずは、いろんな声で・いろんな人が・いろんな本を携えて
子どもたちに関わるのを善しとして始めたものです。

そこを見失わなければ、きっと会の持ち味は、
予想以上に多種多様に膨らんでくれるのではないかと・・・
そんなことを考えています。


そんなFさんと一緒に、初訪問した1年生。
私もFさんも初めて、子どもたちにとっても初めてのふたり。 ドキドキ
・・・のはずが、「2年生の葉っぱくんを知っている人~?」と
先生が訊いてくださると、意外にもたくさんの子の手があがりました。

ちょっと安心した私。  葉っぱよ、ありがとう


私が読んだ2冊。

 「どうぶつ・しりとりえほん」

ハジメマシテの子どもたちと、コミュニケーションをとりたくて。
「あー、知ってる!」って言った子が、
終わると、「それ、もう1回がいい~!」って言いました。
2回目は答えがわかってしまう“しりとり”です。
きっと、みんなでの共通の話題が楽しかったのでしょうね。

 「しろねこしろちゃん」

きれいな日本語。
余白とのバランスのとれた過不足ないシンプルかつモダンな絵。
途中からはじっくり見入ってくれていました。
大好きな1冊です。

Fさんの読まれた本。

 「おおきなかぶ」

私にとっての「おおきなかぶ」は、こちらなのですが、
これは、女優の中井貴恵さんが訳されたお話です。
登場する動物も少々違っています。

Fさんは途中で「さぁ、皆さんご一緒に!」と声を掛け
「うんとこしょ、あー、どっこいしょ!」
私たちは、決してお芝居にならないように、とか、
お話を届ける黒子に徹しよう、と思い、
必要以上に子どもたちにアピールしないように心掛けています。

なので、ちょっと私がドッキリ


いろんなよみきかせの、始まりです。




キャンドルの夜

2007-06-22 | まいにちのこと
 電気を消して スローな夜を。


夏至です。 

我が家では、金曜から3日間、キャンドルナイトを過ごします。

 
心静かに キャンドルナイト を過ごしましょう。


たまたま見たい番組がなかったからでしょうが、
不思議とテレビをつけていいか、訊いてこなかった子どもたち。

昨夜は こうやって、お花に本を読んでもらいました。
(こんな夜にふさわしい本ではありませんが・・・笑)



キャンドルの灯、あたたかいね。







今より早い 時はない

2007-06-21 | お母さんのひとりごと
いつも思っています。

何かに躊躇しそうな時や、誰かの背中を押したいとき。

いつかどこかで聞いた言葉であることには間違いないのですが
いつのことだか、どこでだか、誰からなのか、
ちっとも思い出すことができません。

なんとなく、知らない人から・・・だったような気はするのです。
テレビだとか、ラジオだとか、講演だとか。

自分の中にずっと残っている重要なことって
案外こんな素性だったりするものなのかなぁ・・・。

私の中では、結構イイ相談相手です。「今より早い 時はない」さん。

何か事を起こすときのブレーキみたいなものが
年齢や時期に原因があるものならば
案外、すぐに結論を導き出してくれるのです。

「今より早い 時はない」

「今より若い 時はない」 でもいいのでしょうね。(笑・結構、重要!)



前置きが長くなりましたが、遅ればせながら始めました。

先日の記事でコメントを頂いて、決めたんです!

 我が家のエコバッグです。

どうせなら、スーパーの名入りじゃないのがよくって
どうせなら、保冷が効くのもあるといいよねって
どうせなら、子どもも楽しんで持てるといいよねって

そんなこと思ってたら、一気に3つになりました。

涼しい色のは、お買い物カートのサイズに広げられるもので
茶色いのは、保冷のできるもの。
プールや公園に、お弁当も持っていけるよね。
クルクル丸めているのも、子どものお手伝い用に。


それでなくてもエンゲル係数高い家庭なのに、
無意味に買い物に行きたくなってしまいそうです・・・。

本末転倒じゃん!!


エビの日。

2007-06-20 | まいにちのこと


エビの日、エビの日。

昨日は エビフライDAY


お姉ちゃんが好きじゃないものを、お姉ちゃん抜きで食べに行きました。

葉っぱとふたり。葉っぱとふたり。

それぞれが、ほんの少し特別な日を過ごしたら、
今夜からは 三人に戻ります。


お花はきっと、話したいことが山盛りで
どれから話そうか迷いつつ、疲れて寝ちゃうんじゃないかなー?


今日も、暑い一日になりそうです。





日曜 aoyama 行った

2007-06-19 | まいにちのこと
日曜日 AOYAMA 行ったの。
荒井良二さん 会う。 楽しみ。 はなし 聞く。 嬉しい。





青山ブックセンターで行われた「たいようオルガン」刊行記念トークショー。
rucaさんのブログでお知らせを拝見して、早速申し込み、日曜日に行ってきました。
(ブログで知り合った方にお会いするのは、お二人目となりました。緊張!)

川越美術館でのワークショップの荒井さんも、テレビで見た荒井さんも
そして、日曜の荒井さんも、ちっとも変わらずに
言うなれば、『囲いのない方』でした。


たいようオルガン たいようオルガン 
たいようが オルガンひいて あさがきた

この言葉から始まった 『たいようオルガン』

まずは、スライドで絵を見ながら、絵本の創作秘話?を。
橋を描きたかった、橋を取り入れて絵本になんないかなぁ~。
というのが最初で、そして“ゾウバス”ができたら、それで絵本になっちゃう。
「はな さいてる」「さかな いる」「うさぎ いる」「くさ はえてる」・・・
助詞のない文章が 心地よく並ぶ、そんなトコロも目指しておいでだとか。
(あ、それで、冒頭は助詞なしで書いてみました)

荒井良二さんのトークショーの詳しい記事は、
rucaさんがとてもわかりやすくまとめていらっしゃいます。
(勝手な借記事?で、申し訳ありませんが、rucaさんの記事を拝見したら
 書けなくなってしまったのですよ)

rucaさんがかかれていない「問答」を思い出すとしたら・・・
 
   ① 荒井さんは、動物の中で何が好きですか?
     ⇒ 猫を飼いたいと、ずっと思ってる。でも、家猫にしたくないから
       ずっと飼ってない。
 
   ② この世界から色がなくなって、どれか1色だけ残るとしたら
     何色がいいですか?
     ⇒ う~ん。・・・・・・      黄色、かな?
       深い意味は、ないよー。
 
そんなところです。

絵本のことは 詳しくは語られず、
子どもたちとのワークショップのことをお話されるのが
それはそれは楽しそうでした。
そういえば、お花が参加させて頂いた時
子どもたちの先頭をきって、熱中して創作されていたし。

新潟の美術館では、音楽家の野村さんとのコラボのワークショップで、
「そういえば、なんでピアノって黒なんだ?」の疑問から
1台のグランドピアノと、手持ちの楽器の着色を・・・(笑)

囲いのない荒井さんらしく、子どもたちの囲い(周りの大人が作ってしまう規制)
みたいなものを取り除いて自由にさせてあげる
その時の自然な気持ちで、何かをすること
そんなことを大事にしてくださっているように感じます。

それがその人に何を及ぼすのか、大人になって何の役に立つのか、
そんな小難しいことは必要なくって、記憶のどこかに、
「そういえば子どもの頃にペンキぶちまけて色塗ったことあるよな・・・」とか
「グランドピアノに色塗ったことあるんだけど・・・」とか
「自分の書いた♪のない楽譜を、ピアニストが弾いてくれたことあったよな・・・」とか
そんなふうに心が広がった時の想いが残っていれば、
それはきっと心の栄養になって何かの種になるかもしれない、
心を潤すものとして残ってくれるかもしれない、
そんなふうな思いでなさっているのではないかと・・・思っています。

いろんな経験は、それぞれを明確に覚えていなくても
きっと弾力のある心を育むことにつながって
その弾力のある心は、
きっといやなことも撥ね退ける強さも持ち得ると思いたいのです。

そんな部分では、恐れ多いけれど『同感!』と言っていいのかな?
私たちにとっては、絵本作家さんにお会いすること
その本にサインをして頂くこと、たまには東京まで足を伸ばしてみること・・・
そんなことだって、その「経験」の一部でもあるのです。



 
当日購入した2冊と、お花の愛読書「みちくさ劇場」



 



多数をこなすのに、いつも個々のサインを丁寧にしてくださいます。


少しお話もできて、嬉しい嬉しいイベントでした。


 

日曜日には、もうひとつの目的がありました。
大好きだったスパイラルに行くこと。

でも、このお話は、また次の記事にて。

よく聞いてる 静かな音

2007-06-18 | 朝の絵本の時間
梅雨に入ったというのに、しばらく続く暑い日々です。

5年生のお花は、今日から2泊3日の宿泊学習が始まりました。
市内の5校程の小学校が合同で、那須の方面へ。
なので、今のところの“雨ナシ”は大歓迎です。

最近の学校の対応は、なかなかマメで驚くほどですが
校外学習の最中は、“今の子どもたちの様子”が携帯配信もされてきます。
その中から我が子を探し出すのは、一苦労ですが(笑)
怪我なく、楽しい思い出になりますように。
母や弟のいない2泊3日は、羽根のしわも、うーんと伸びきることでしょう!


そんな5年生のいない学校では、本日がプール開きです。

1.2年生の“よみきかせ”のために、ほんの少し時間をずらしてくださったそう。
ありがたい、ありがたい。

2年1組さんで、私が読んだ本は、次の3冊。

 「ぼくのだ!わたしのよ!」

 「てがみをください」

 「しりとりのだいすきなおうさま」(大型絵本)


①は、たくさんの作品の中から、長さや内容のわかりやすさで
消去法で選んだ1冊。
レオ・レオニ物を、たくさん持参して、
これもレオ・レオニ、これもレオ・レオニ・・・って並べてみたら
「知ってる~!」とか「あ、これも谷川俊太郎だっ!」なんて高尚な発言も聞け、
嬉しくなった訳なのですが・・・。

当初、読みたいなぁって思っていたのは「アレクサンダとぜんまいねずみ」。
紫色のビー球みたいなものが、魔法の力を感じさせてくれるから。
でも、9分くらいかかり、他の本との兼ね合いと15分間のことを考え
「けんか好きの3匹のカエルのはなし」に。
そんなに笑える可笑しさもないので、シンと時間は流れました。
でも、よーく聞いてくれているなぁ!って思ったのは、私だけでしょうか?

②は、ことり文庫さんから送っていただいた、
この時期にぴったりの素敵なお話。
夜になると、田んぼのカエルの声が、たくさん聞こえるよね~って話しながら
カエルつながりの2冊を読みました。

うちの郵便受けにもカエルが住んでいるかもしれない。
「てがみをください」って手紙がきたら?・・・
そんなことを心の中でひっそりと思えたら、ひとりでニンマリ笑いたくなります。
 
③は、先週の2組さんに引き続き。
「てがみをください」が少し切ない気持ちで終わるので
みんなで楽しくしりとりをしました。
最後に、「もうコリゴリ。しりとりはやめます!」って王様が降参したあと
ちゃぁんと「プリン、食べられなかったんだ・・・」って言ってくれた子がいて、
もったいぶって裏表紙を見せたとき、プリンを出されている王様の絵をみて、
安心したような、優しい笑い声が聞こえました。


いつも「笑い声ばかりを期待しない」と思いつつ準備をするのですが
2年生たちは、本当に上手に聞いてくれるので
子どもたちの方から、シーーーンと伝わってくる“静かな音”も
なかなかこそばゆいものだなぁって、嬉しい気持ちです。

来週は、「はじめまして」の気持ちで、1年生の教室に行ってきます。
「このおばさん、誰?」と思う子も多いでしょうが、
1年生も、2年生ほどじゃないけれどちょっとがちゃがちゃしながらも
とても上手に聞いてくれて、楽しみにしてくれているようです。

知らない子たちってのも緊張しますが、それを楽しみに変えて、
楽しい時間を過ごしたいと思います。



社会のきまりと私のきまり。

2007-06-14 | お母さんのひとりごと
驚くようなニュースは、こればかりではありませんが
それにしても、航空機内の危険行動のニュースには驚きました。

私は長年、飛行機を利用していますが、
ずっとそういう行為を見掛けたことがありませんでした。
でも、今月初めに帰省した際、こんな機内放送がありました。
 
「お客様の中で、トイレにて喫煙された方がいらっしゃいます。
 トイレでの喫煙は、法律で禁止されていますのでお止めください。」

こんな放送、初めてでした。
上空に上がり、シートベルト着用義務が解除され
数人が席を立ってお手洗いに行かれたらしいことはわかりましたが、
その中に、こっそり喫煙しようとした方がいたなんて・・・。

びっくりです。

航空機事故を心配する子どもたちには
“自動車事故より確率が低いこと”を言い聞かせているのに。

自分だけのことを考えると、どんな災難・災害に見舞われるか
先を見越した視点を持ちたいものです。



先日、クラスの長縄跳びのチーム名の話になりました。
お花たちは学校カラーの「オレンジ」を使った名前が多いんです。
オレンジファイターズ とかね。(他が思い出せない・・・

「お母さんなら、どんなのにする?」
 
「う~ん ・ ・ ・ ・ ・ “チーム・マイナス6%”かな?」
(うひゃぁ~!気が利いてる~!って思ったのは・・・私だけ?)
 
先般のドイツでの詳細なんて、実は私には計りかねるのですが
ひとりひとりの日々の生活にかかっていると自覚していたいものです。

葉っぱは最近、何かというと「これって、地球温暖化?」って訊いてきます。
お父さんがテレビをつけっぱなしで寝たらしい・・・
「お父さん!地球温暖化だよ!2日間は、テレビなしにしよう。」とか
お姉ちゃんがお風呂の水を出しっぱなしにして、じゃあじゃあ溢れちゃった・・・
「お姉ちゃ~ん地球温暖化だよ!2日間は、お風呂なしにしよう!」とか。
(えっ・・・それは勘弁してよ・・・
そんなこと言ってて、昨夜は葉っぱがお風呂の水をじゃあじゃあ出しっぱなしに・・・
「こんなことしてるから、ペンギンさんの住む氷がなくなっちゃうんだよー!」
と、ちょっといじめすぎたら、目を真っ赤にしてた

葉っぱが寝た後、私が一人でお風呂に入っていたら、お花は得意げです。
「お母さ~ん。今ね、ここしか電気ついてないよー!」


職場でこんな話をしていたら「まぁ、ひとりがやってもねぇ~・・・」
みたいに言われ、危うく喧嘩しそうでした
大人なのでね、喧嘩はしませんでしたが
「そういう考えを知って大人になるのと、そうじゃないのとでは 
 ぜんぜん違いますよね!」
と、ちょっとしっかり気味に言ってみましたが
あれ?やっぱり大人気なかったかしら・・・?



そろそろ、キャンドルナイトのシーズンです。







レオ・レオニWEEK

2007-06-13 | 子どもたちと読んだ本のこと

2年生の子どもたちは 国語の授業で「スイミー」が始まりました。

毎晩の音読は、3年前のお花のことも思い起こさせてくれます。
ふふふ、と懐かしい気持ち。

お花が2年生の頃、市の取り組みで“小学生の演劇”があり、
お花も参加させていただいたのです。
イセエビの役をしたお花。 「あいにく後ろにしか進めないんだ。わっはっはっは」
その台詞が忘れられない母です。

今でも、鳥肌が立つ気持ちで思い出すのは スイミーが言った、
「僕が 目になろう」  という言葉。
目の奥が、じわ~っと熱くなる感じなのです。

そう、どうしても学校の授業のことより、そちらを思い出してしまうのですが、
今回、葉っぱたちがレオ・レオニを読んでいるということで
来週の読み聞かせには、2年生の各クラスで、
レオ・レオニ作品を読むことにしました。
ちょっと先生よりの考えかしら?
でも、あの作品も同じ作者?って、作者が一致したときって、
とても嬉しくて興味も湧いてくる気がするのです。

うちには2冊しかないので、取り急ぎ10冊ほど借りてきました。
 
 1年の頃、ひとつのクラスで読みました。
 
 2組の担当・Mさんが読むみたい。
 
そして昨夜読んだのは、
 
 
 
 
今朝、少し早起きをしてきた葉っぱに読んだのは
 
 
 
そしてそして、まだスタンバイしている本もあります。
 
 
  
 
それでも、あれもこれも借り忘れた気分です。
候補に上げているものもあるのですが、
いつもの本より長くて、ちょっと迷ってしまいます。

レオ・レオニの作品は、少々教訓めいていて
難しく思われるものもあるのですが
感想を言わなくていいっていうのが、大きな救いです。
どう感じてもいいんだよ、訊かないから大丈夫だよ。
じっくり何度も読むほどに、その良さが沁みてくると思います。
今回は時間もなく、残念ですが
子どもたちにわかりやすい言葉・表現を優先して選んでみることにしましょう。







初挑戦

2007-06-11 | 朝の絵本の時間
朝もしとしと 雨模様で
あめがふるとき ちょうちょうはどこへ
読みたかったなぁって思ってたら、
学校へ着く頃には、あがってしまってた。
 
よかった。
雨の日の絵本への惹かれる思いを残さずに
準備していた本を携えて
体育座りの子供たちの前へでることができました。

今日はひとりで 2年2組さんへ。


①  『なんにかわるかな?』

②  『かいじゅうたちのいるところ』

③  『しりとりのだいすきなおうさま』(大型絵本)

何が“初挑戦”だったかというと・・・、
文字のない絵本を子供たちの前で開くことです。
文字の極端に少ないだけでも緊張の要素になるのですが、
簡単そうで「怖いなぁ」とも思ってしまう“文字のない絵本”。

でも、子供たちの反応を楽しんでみよう、そう思いました。
文字のない絵本は、一冊目の『なんにかわるかな?』。
積み木でできた一組の男女が、積み木で家(お城)を作ります。
ところが、家の一部が燃え始め、家だった積み木を消防自動車に作り変え、
その火を消しはじめます。
すると今度は水が溢れてきて、消防自動車を船に作り変え、移動を始めます。
同じ積み木が、船になったりトラックや汽車になったり。
文字はなくても、ストーリーを感じられるところが
想像をかきたててくれます。

いつも静かに聞いてくれる子供たちに
声に出したり、見つけたものを言ってみたりしてもいいよ
と声を掛けてから読み始めてみました。
するとひそひそと聞こえてきます。

「ん? あ、燃えてる?」  「車だ!」
思わず吹き出してしまいそうだったのは
「あれ・・・なんにも話してない・・・」って(笑)

そう、みんなの前に座って、ただただ
ゆっくりゆっくりページをめくるだけのお母さんなのでした。

それから、あまりに有名で敬遠してしまっていた『かいじゅうたちのいるところ』。
一冊目の「文字のない絵本」と二冊目の「スタンダードな絵本」、
すこし勇気も必要でしたが、えいっ!て気持ちにさせてくれたのは
図書館でみつけた“ワンポイントアドバイス”。
 
  以下、抜粋。

  いわゆる「ウケる話」は笑ってもらうと楽しく、充実感がありますが、
  そればかりでは子どもに飽きられます。
  また、教訓のある話「カタイ話」はシーンと聞いてもらうと何かを
  届けた感じ「届けた感」があり、この種の話が大好きな読み手も多い
  のですが、説教話ばかりでは、読書へのハードルを高くし、本を敬遠
  するようになりかねません。(後略)
  
そうそう、楽しい笑いはいいけれど
「ウケ」を狙って読む訳ではないのよね。
楽しんでくれているかしら?と不安に感じると
読みながら自信がなくなってきて、声や本を持つ手に
それが現れてしまう気がします。
そして、それはもちろん聞き手の子どもたちにもばれてしまう。
(練習が足りないときも、そう。選書に不安があるときも、そう。)

今日は、大丈夫・大丈夫!って言い聞かせる気分でしたが
なんとか終えて一安心。

最後に読んだのは、いろんな方が紹介もされていた
「しりとりのだいすきなおうさま」。
大型絵本を借りてきていたので
教室に入ったときから「今日は大きな本がある・・・」と
楽しみにするひそひそ声が聞こえていました。
ちょっと特別な感じで、しりとりの大型絵本を楽しめたと思います。


そして、来週は、2年1組さんです。





ちくちくの

2007-06-10 | まいにちのこと
ちくちく、こまこましたことが、
上手じゃないけど、大好きです。

娘のお花も、昨年に引き続き「料理・手芸クラブ」だし
5年生になり家庭科の授業も始まり、毎週楽しみにしています。

先日手芸店の割引葉書が届き、色々と買い込んではみたものの
読み聞かせの準備や、日々の雑務で、なぁんにも作れずにいましたが
この週末、「よしっ!」の気分で開始。

作ったものを、子どもが喜んで使ってくれるうちにね。

でも、やっぱり好きだけど、上手じゃないんです。
しかも年季モノのミシンは、あれよあれよと目が飛びます。
ま、ご愛嬌・ご愛嬌♪

 ペンケースと、テロテロの袋です。

もう1セット、布地を入れ替えて同じものを作る予定ですが
rucaさんのところで“ファスナー付”を拝見してから
どうしてもやってみたくなりました。
でも、実はファスナーのつけ方がわかりません(苦笑)
いつもそうなのですが、「なんとかなるさ~」でやっちゃう。
ほとほと懲りてしまうことも多々あったのですが
なかなか学習しない人です。

それなのに、裏地もつけるチャレンジャー♪
(お花が選んだぶたさんが、裏地に)


テロテロの袋は、うちでは“長ネギ買い物用”と呼ばれています。
かなり使い辛そうな、細長いテロテロ袋です。



葉っぱの選んだ水玉模様が裏地になっているのですが
この使い辛い袋、何を入れてくれるんでしょう?

母は、一応手をつけたってことで、ひとまず落ち着きました。

ほぉ~っと一息の、雨の日曜です。


今度、いつくる?

2007-06-06 | 朝の絵本の時間
昨日、学童クラブで会った2年生の男の子に
 
「今度、いつくる?」

と訊かれた。 
自分のクラスに“読み聞かせ”に来るのはいつかと訊かれたのです。

「次の次の月曜日だよ! 今度の月曜日は他のお母さんが行くからね」
 
嬉しいことを言ってくれます、F君。
きっと、特に私を待っているという訳ではなく、
たまたまそこに私がいたからこのように訊いてくれたのです。

でも、読み聞かせの時間を待っていてくれる子がそこにいるということが
本当に本当に嬉しくって、有難い気持ちになります。

今週から1年生の2クラスでもはじめました。
読み聞かせの時間の後に「健康観察」という出席をとる時間があります。
こういうの、どこの小学校でもあるのかしら?
私はお初で、可愛くて笑っちゃったのですが
名前を呼ばれたら「はい、元気です」とか「はい、ちょっと風邪気味です」とか
自分の健康状態を言うのです。
それで、1組では「元気です」と答えた子にはその理由を言ってもらうそうなのですが
その読み聞かせの初日、「はい、元気です」と言った子のなかに

「お話を 聞いたからです」
 
と答えてくれた子が数人いたそうです。
1年各クラス2名づつの担当者も、
ちょっと気合がはいっただけのことはあります。
よかった。 出足、好調です


その日、私は葉っぱのクラスをひとりで担当。
読んだ本は この3冊。
 
 『よるのびょういん』

 『こかげにごろり』

 『きょうはみんなでクマがりだ』

色々な好みの子がいるのだから・・・と、ちょっとバリエーションをつけすぎた感も。

写真絵本に、アジアの昔話に、英国の遊び歌を元にしたお話。
偏り過ぎないようにしたいとは、常々思っていますが
今回は、ちょっと詰め込みすぎたというか・・・
聞いてくれる子が疲れてしまったかな?という反省があります。
それぞれは、とても興味深いお話なんですけどね。

どんな組み合わせの本にするか、いつも頭の悩ませどころです。

これを踏まえて、来週は2組さんです。
永く愛されている、スタンダードなお話を中心に読むつもりです。

15分間、楽しい時間になりますように。





カプチーノ

2007-06-04 | まいにちのこと
よーじやのカフェが、羽田にあるんです。

こちらが 私がオーダーしたホットカプチーノ。


こちらが もう一方がオーダーしたアイスカプチーノ。

 
可愛い。 けど、怖い(笑)

 
ここでお茶を頂いて、一路地元へ。
1泊2日とは言え、滞在が23時間に満たないのは、初めてです。
でも、父のお祝いの会が開かれたので、
こんな時は行くんです。子どもを連れて行くんです。
私って、男らしぃ~って惚れそうです。
 
でも父が「家族を知ってる人に司会をして欲しい」って、
そう言ったと聞いたから、迷いもなくなり行こうと決めました。
もう帰ってきていますけど。

土日の1泊2日はあっという間で、
実家にいたのは15分くらいでしたが、
父に会い、母に会い、姉たちに会い、義兄に会い、
姪っ子・甥っ子・叔父・叔母・知らない親戚に会い、

紛れもなく家族なのね と思った一夜。

私も家族の一員であることを感じられた 楽しい一夜。





待つ時間の楽しみ。

2007-06-01 | まいにちのこと
子供を伴っての帰宅は、いつも19時を過ぎています。
本当に、その文字のごとくバタバタと就寝までの時間が過ぎるのですが、
昨夜は、ちょっと趣がちがっていました。
 
だって、届いたのですもの。

私にとっての “待つ時間の楽しみ”
 
子供たちにとっては “ふいに届く楽しみ”


絵本やさん・ことり文庫さんで5月中催されていた「待つ時間の楽しみ」キャンペーン
500円以上購入すると送料無料で送って下さるという、楽しい企画です。
時々メールでお願いして送っていただくのですが、そのときも、
そう、早く手元に来てほしい気持ちと同時に、
待っていることの楽しさを感じさせてもらっていました。

なので、私の勝手な思いつきで、わが子達に本を贈ってもらうことにしたのです。
一度だけお会いしたことのある店長のこうめさん。
児童書・絵本に関しては、本当にたくさんの知識を持っていらして
すごくすごく信頼しています。
小学校高学年の子に、ぜひ読んでもらいたいというものや
まだまだ読み物の苦手な低学年の子にふさわしい本、
きっとすごく迷ってくださったと思うのですが
ちゃぁんと、子供たちの宛名で、送ってくださいました。
 
(残念ながら、すぐに開けてしまったので、小包みの写真がなくて・・・)
 


右の3冊がお花用。左の3冊が葉っぱ用。


私の待つ時間は、子供たちに言ってしまいそうで大変でしたが
子供たちの反応を想像しつつ、本当に楽しいものでした。
そして、普段そうそう届くことのない自分宛の郵便物は、
子供たちにとって、嬉しい嬉しい「ふいに届いた楽しみ」となりました。

昨夜は3人で「ねずみのとうさんアナトール」を読みました。


自分のために悩んで選んでくださったなんて、
子供たちは、本当に喜んでいます。
お花は、早速学校に持っていったみたいですし。

なかなか足を運べないのは残念ですが、
ネットのお陰で素敵な本屋さんと、
そして店長さんにめぐり合えたこと、本当に感謝です。

子供たち、もっともっと本が好きになりますよ。
『それが人生ってものさ!』
(「ねずみのとうさんアナトール」の中の言葉です。
  本当にかっこいいんですから!)