ダチョウ王国石岡ファーム。
ダチョウがおよそ200羽飼育されており、その数は日本最大級を誇るとされています。
ダチョウを見るだけなら無料なのですが、我々がダチョウ王国に行く目的はダチョウではなくカピバラ。
この日はついにダチョウを見ることなく、直接みなみ(南)のまきばに向かいました。
ダチョウ王国に到着したのは正午過ぎ。
カピバラさんは正午から午後1時までは「休憩」ということで、柵の中には入れません。
柵越しでカピバラさんとふれあいをすることに。
「休憩」とはいいますがえさやりをすることは可能で、カピバラさんたちはしっかりとガッツリとえさを食べてくれます。
さて、カピバラさん休憩中のあいだは他の動物さんたちも見ていきましょう。
生まれて間もないアルパカのジャムくんと、園内を歩いていきました。
同じアルパカの赤ちゃん・ジュリエットちゃんとともに、お馬さんの柵へ。
白いジュリエットちゃんは、白いお馬さんがお気に入りらしい?!
午後1時前でしたが、カピバラの柵に「入れます」という掲示がかかったので、中に入ります。
生まれたばかりで丸っこかった赤カピは、1週間たってシャープなフォルムになっていました。
シャープといっても、まだまだコロコロ感(?)が抜けていませんね。
生まれたばかりの赤カピは口元に野菜を授けても逃げるばかりでしたが、1週間たって野菜も口にするようになりました。
まだまだ母カピの乳から離れられそうにありませんね。
赤カピ・・・明らかにそうじゃないのが1匹。
この母カピは初産だそうで(飼育員さん談)、大きい子カピの母ではありません。
それでも子カピは当たり前に乳を求め、母カピは当たり前に子カピ(実子じゃないから「小カピ」?)に乳を授けます。
カピバラは群全体で子育てをするそうで、乳が出るメスのカピは自分の子であるかを問わず、平等に授乳するのだそうです。
この日は飼育員さんといろいろな話を伺いました。
このカピバラは、父は誰で母は誰で、そして配偶者は誰で子は誰で・・・などの血統。
そしてどこどこの動物園でいついつに生まれ・・・など。
飼育員さんはしっかり把握していて、その話にしっかりついていく女王様。
なぜカピの血統を覚えているのか尋ねると、「
なるほど、カピバラの繁殖においては注意すべき重要事項ですね。
赤カピちゃん2匹は、早めに小屋に戻っていきました。
青空と紅葉、そしてカピたちとのふれあいを存分に楽しみ、ダチョウ王国を後にしました。
この日もパピコをもふもふして、2週連続のカピバラ三昧の休日は過ぎていきました。