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アーカイブ(公開論文集)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/ff/6fd2da982e8d03ee957031982750fc26.jpg)
前回のブログの更新から2週間以上経ってしましました。
2008年秋に急速に広がった感がある世界金融危機の発端は昨年9月15日の「米国の投資銀行」 リーマン・ブラザーズの破綻による「リーマン・ショック」だと言われています。それ以来、マス・メディアはこぞって、金融危機に関する連載記事を掲げ、その道の識者へインタビューを試みています。
このブログで取り上げた経済学者の岩井克人さん(東京大学経済学部教授) やスティグリッツさん(米コロンビア大学教授) はそれぞれ「新古典派経済学の実験は破たんした」、「この危機をきっかけに、新自由主義は終わりを迎えなければならないと思う」と述べておられます。
このような主張を目にして、私がずぐ思い出したのはアメリカの社会学者ウオーラーステインさんのお考えを掲載した14年前の朝日新聞の記事です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/b0/2bbdb654a3162e75c076f01246f1bfdb.jpg)
私はこの記事を見るまでは、この方のお名前さえも知りませんでした。この記事が初めての出会いでした。私がこの記事をとっておいたのは、「もう一つの大きな問題は環境問題です。500年の間に人類は地球の森や水を犠牲にしてきました。地球の環境問題を本当の意味で解決しようとすれば、それだけでも資本主義の経済は破産に追い込まれてしまうような深刻なものです」という記述があったからです。
この記述は当時の(そして今も)私の環境論の基本的な認識とぴったり一致しています。
関連記事
私の環境論14 環境問題は経済の「目的外の結果の蓄積」(2007-01-24)
そして、この方の著書『脱社会学』(藤原書店 1993年9月発行)のp145に次のような記述を見つけ、わが意を得たりと思っていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/8c/b1df8090cdd54da3aad3f6901e2376aa.jpg)
ウォーラーステインさんが国際社会で、そして、日本のしかるべき学界でどのような評価を受けているのか、門外漢の私にはさっぱりわかりませんが、上記の新聞記事を読む限り、「私の環境論」とウォーラーステインさんの「世界システム論」は親和性が高いような印象を受けています。最近のご著書を拝見する機会を見つけようと思います。
アーカイブ(公開論文集)
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前回のブログの更新から2週間以上経ってしましました。
2008年秋に急速に広がった感がある世界金融危機の発端は昨年9月15日の「米国の投資銀行」 リーマン・ブラザーズの破綻による「リーマン・ショック」だと言われています。それ以来、マス・メディアはこぞって、金融危機に関する連載記事を掲げ、その道の識者へインタビューを試みています。
このブログで取り上げた経済学者の岩井克人さん(東京大学経済学部教授) やスティグリッツさん(米コロンビア大学教授) はそれぞれ「新古典派経済学の実験は破たんした」、「この危機をきっかけに、新自由主義は終わりを迎えなければならないと思う」と述べておられます。
このような主張を目にして、私がずぐ思い出したのはアメリカの社会学者ウオーラーステインさんのお考えを掲載した14年前の朝日新聞の記事です。
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私はこの記事を見るまでは、この方のお名前さえも知りませんでした。この記事が初めての出会いでした。私がこの記事をとっておいたのは、「もう一つの大きな問題は環境問題です。500年の間に人類は地球の森や水を犠牲にしてきました。地球の環境問題を本当の意味で解決しようとすれば、それだけでも資本主義の経済は破産に追い込まれてしまうような深刻なものです」という記述があったからです。
この記述は当時の(そして今も)私の環境論の基本的な認識とぴったり一致しています。
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私の環境論14 環境問題は経済の「目的外の結果の蓄積」(2007-01-24)
そして、この方の著書『脱社会学』(藤原書店 1993年9月発行)のp145に次のような記述を見つけ、わが意を得たりと思っていました。
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ウォーラーステインさんが国際社会で、そして、日本のしかるべき学界でどのような評価を受けているのか、門外漢の私にはさっぱりわかりませんが、上記の新聞記事を読む限り、「私の環境論」とウォーラーステインさんの「世界システム論」は親和性が高いような印象を受けています。最近のご著書を拝見する機会を見つけようと思います。
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