環境問題スペシャリスト 小澤徳太郎のブログ

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22年前にタイムスリップ  「広島の原爆資料館」と「竹原火力発電所」を訪問

2010-08-14 22:22:53 | 原発/エネルギー/資源
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広島被曝65年、広島は8月6日、被曝から65年の「原爆の日」を迎えました。平和記念公園で行われた「原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式」(平和記念式)には、潘基文・国連事務総長、米国政府代表としてルース駐日大使、英仏両国からは臨時大使がいずれも初めて参列したそうです。                          
一方、長崎は9日、65回目の65回目の「原爆の日」を迎え、平和公園では長崎市主催の「長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」が開かれました。こちらの式典には英仏両国が初めて政府代表を送りましたが、米国の駐日大使は参列しなかったとのことです。

これらの一連の報道や関連の特集番組を見た後、私は20年以上前に、スウェーデンのエネルギー・環境大臣一行に随行して、広島を訪問したことを思い出しました。さっそくアルバムを取り出して、確認してみました。今日は当時へタイムスリップします。

1988年4月12日から18日まで、ビルギッタ・ダール環境エネルギー大臣一行が日本を訪問しました。4月16日の午前中に広島平和記念公園内にある原爆資料館を訪問し、当時の川本義隆館長から説明を受けました。






午後は、当時の日本の石炭火力の分野で最先端技術を誇っていた電源開発株式会社(現在のJ-POWER)の竹原石炭火力発電所を訪問しました。写真は当時完成したばかりの貯炭施設です。



この訪問期間中に、ダール大臣はいくつかの日本のメディアのインタビューを受けました。
その中から讀賣新聞、朝日新聞および毎日新聞のインタビュー記事を紹介します。今年2010年を最終期限とした 「当時のスウェーデン政府の脱原発政策」の一端を垣間見ることができるでしょう。

讀賣新聞 1988年4月19日の記事

朝日新聞 1988年4月19日の記事

毎日新聞 1988年4月19日の記事 


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