地方の三文小説家「東義久」の独白

東義久のブログです。

加茂の浄瑠璃寺あたりを散策に

2017-12-22 11:06:08 | 文学の部屋

 

12月21日、友人の風呂本寛先生に案内を乞い、加茂辺りを散策してきた。先ずはJR奈良線で木津まで行く。風呂ちゃんが愛車S6で迎えに来てくれていた。今回の目的は二つあって、先ずは浄瑠璃寺の馬酔木を観ること。植物への憧憬の深い風呂ちゃんが一緒だと心強い。あしびとは馬が匂いを嗅ぎ酔っぱらったのが始まりらしい。もう直ぐ馬酔木の白い花が咲くらしい。偶然、和尚の佐伯功勝さんに会い、お茶をご馳走になった。和尚によると馬酔木は堀辰雄などは「あしび」と、呼んでいたようで学術的には「あせび」らしい。またひとつ賢くなった。もうひとつの目的は浄瑠璃寺のそばの寧楽工房の守田蔵さんに」会うことである。蔵さんは知るひとぞ知る有名人で、陶芸家であったが今は止めておられる。現在は撥鏤師をされている。白洲正子さんの知り合いであったのは有名で、正子さんも浄瑠璃寺にはよく来ていたということで、彼女は山門を入ったところの石垣がお気に入りだったという。蔵さんにはおもしろい話をいっぱい聞けた。風呂ちゃんのおかげである。その後、二人でキンコ屋に行き、コーヒーを呑み解散!風呂ちゃんありがとう!

 

 


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