地方の三文小説家「東義久」の独白

東義久のブログです。

桜咲く

2009-03-30 11:15:28 | ひとりごとの部屋
今年も桜の咲く季節になった。
ぼくの家の前には写真のような桜が咲くので、わざわざお花見に行くことはない。
桜の木の下には死体が埋められている、といったのは梶井基次郎だったと思うが、あの美しさは死体のエキスを吸っているからだ、というのも判る気がする。
桜といえば、花咲かじいさんが灰をまいてパッと枯れ枝に花を咲かすが、そんな奇跡よりも、毎年毎年、同じように花を咲かすことのほうが奇跡に思える。
もう春はそこまで来ている。


八分咲き


4月7日、満開です。


きれいに咲きました。

白木ナツコさんの事務所移転パーティー

2009-03-25 16:34:17 | 友だち数珠つなぎ
ぼくの作品を読んでもらったり、また、アナウンサーや司会など多伎に渡って活動している、白木さんの事務所「ひまわりカンパニー」が現在の中津から堀江に
移転することになり、白木さんの仲間が事務所に集まり、
お別れパーティーがありました。
当日のゲストはしんちゃんと薫ちゃんのデュオでした。
二人は夫婦であり、ギターとアコーディオンでいい雰囲気を出してくれました。
普段はチンドン屋さんもやっているとのことでした。
白木姉さんの人柄が出たいいパーティーでした。

フォークの先輩、杉田二郎さんと再会

2009-03-23 23:05:27 | 音楽の部屋
嬉しいことがありました。
フォークの先輩の杉田二郎さんと会いました。これはウクレレ漫談のチャーリー中井が企画してくれたもので、大崎康弘さんとぼくとの4人で会いました。
二郎さんとは、40年ぶりのことです。
二郎さんはやっぱり、格好よかった。
楽しい語らいのあと、祇園のピアノバー「ファニーカンパニー」に行きました。
前座のぼくが歌い、チャーリー中井が歌ったあと、歌って欲しいというと、
二郎さんは「好きにならずにいられない」と「ジョージア・オン・マイマインド」を歌いました。
ぼくが「マイハート」をリクエストしたら、気持ちよく歌ってくれました。
二郎ワールド全開でした。
楽しい夜でした。
ありがとう二郎さん。


二郎さんとぼくです。

大崎さんと二郎さん。

二郎さんの生歌は42年ぶり。やっぱりよかった。

チャーリー中井と二郎さんとぼくの記念写真。

割烹竹島30周年、おめでとう。

2009-03-21 00:56:15 | 友だち数珠つなぎ
まことの店、割烹竹島が開店30周年を迎える。
とりあえず、おめでとう。
夏は加茂川の床、床のないときはまことの和の料理で今日までやって来た。
そこで、世話になった人たちを集めてパーティーをすることになった。
まことは昔、ザ・ズームズのリードボーカルだったため、そのパーティーで久しぶりにバンドをやることになった。
ズームズは橋本の伸ちゃんが亡くなったので遊び人のよっさんと吉澤のコウテンしか残っていない。
よっさんは十字屋の子供ドラム教室に通い基礎からやりなおしているということだし、コウテンは指が動かなくなっているのでキーボードを弾く指だけでも美しく見せるため、マニュキアのエステ通いをしているということである。
この前、一回だけでも練習をしようと集まった。が、歌詞は忘れているは、声は出ないはで大変だった。けど、音よりも昔の仲間が集まってワイワイするのがなにより。
まことのボーカルが楽しみである。




遊び人のよっさん、健在です。


こうてん、よっさん、まこと、もりちゅー。


よっさん、まこと、ぼく、もりちゅー。

不思議な出会い(高林陽一監督のこと)

2009-03-21 00:07:21 | 文学の部屋
祇園のとある場所で、不思議な人と出会った。
その人は前衛・実験映画の先端を駆け抜けた、自主映画の巨匠と呼ばれる、
高林陽一監督だ。
年齢も世界も違うぼくと監督だったが、少しも偉ぶるところもなく、
「ぼくが15歳ほど若ければ、あなたの『銀の雨降る』と、いう小説を映画にしたかった」と、いってくださった。
お世辞もあるのだろうが、「あなたの文体には独特のリズムがあっておもしろい」と、いってもらい嬉しかった。
高林作品には「砂」「ひなのかげ」「すばらしい蒸気機関車」「本陣殺人事件」「金閣寺」「蔵の中」「往生安楽国」「愛なくして」「ナオミ」「ザ・ウーマン」などがある。
「涯への旅」ではモナコ国際映画祭でベストディレクター賞を獲得。出演者の遠藤久仁子さんはBESUT NEWCOMER賞を受賞されている。
また、あの宮沢りえが12歳くらいのころにコマーシャルに起用し芸能界に入るきっかけをつくられたそうだ。
とりあえず年齢も世界も違う出会いであるが、ぼくはいつも楽しい時間を過ごさせてもらっている。


旧友に再会

2009-03-17 10:37:23 | 友だち数珠つなぎ
3月16日、およそ40年ぶりに旧友と再会した。
その人の名は村山くん。
ちょうど文芸春秋の今月号に理想とする組閣人事という
特集が組まれていて、村山昇作くんを文科大臣に推薦していた。
彼は日銀の徳島支店長を辞め、現在は帝國薬品の社長である。
高校のころから抜群に頭がよくて、よく勉強を教えてもらった。
彼はマクロなんとかという菜食主義なので「マチャブレ」と、いう店で会った。
その店はパラゴンが置いてあり、雰囲気のある店だった。
3人会の倉橋先生と深田先生との4人で、直ぐに昔に戻れた。
倉橋も尺八一本で、世界を駆け回っているが、村山昇作ちゃんも世界を相手に
活躍している。
久し振りに時間を忘れて楽しい時間が持てた。
旧友が活躍しているのは何か嬉しいものである。


深田さん。


村山昇作ちゃん。


倉橋さん。


記念撮影。

ぼくの親戚の赤井勝治が本を出しました

2009-03-02 02:06:06 | ひとりごとの部屋
ぼくの親戚に赤井勝治という弁護士がいます。
彼は検事から弁護士に転進した、親戚のなかでも頭のいいやつです。
その彼が今度「すご腕弁護士が教える 論理的交渉術」(ぱる出版)税別1,400円、という本を出しました。
話すことや聞くことの極意がわかる、というこの本。小説仕立てになっていて、読みやすく面白い仕上がりになっています。
彼は、テレビ朝日系の名取裕子が主演の「京都地検の女」の法律監修などもしており、ぼくも早速読ませてもらったのですが、一気に読んでしまいました。
話すことが苦手なひとは一読されたらいかがでしょう。
お勧めします。
もし彼に会うことがあれば、彼はちょんまげをしています。ちょんまげの弁護士です。
訴訟事があれば、彼に連絡してください。きっと解決してくれますよ。