街路樹のアベリアそっくりの花。
コツクバネウツギ(スイカズラ科)です。街路樹や生垣によく見られるのは、ハナゾノツクバネウツギです。アベリアは全体の学名なのです。写真では、ボケていますが、花の基部の赤いガクが、花後に羽根つきの羽根のように見えるので、衝羽根(ツクバネ)です。筑波嶺では、ないのです。ハナゾノツクバネウツギでは、五枚あるガクが、コツクバネウツギでは2~3枚です。
春霞か、まだまだ黄砂なのか。黄砂のアレルギーも最近増えてきたそうです。昔はただの砂だった黄砂も、21世紀に入った頃から、有害物質を含んだ公害になったとか。
アオテンナンショウ(サトイモ科)。マムシグサの仲間。南天星と書くと、美しいイメージです。
ハゼノキ(ウルシ科)。昔は蝋燭の原料として、人が植えたので、あちこちにあるのだそうです。この木の下をくぐっただけでかぶれる人もいます。私は幸い、そこまで敏感ではないみたい。なぜか、今も紅い葉が見えていますが、秋になると紅葉が素晴らしい木です。つまり、かぶれやすい体質の方は、羽状複葉で紅葉する木にはご用心。
カマツカ(バラ科)。小さな梅のような花がまとまってついています。花が終わったら、特徴がなく、見わけにくい木のひとつですね。
タニウツギ(スイカズラ科)。大学に入った頃、サークル(植物同好会)で名前を教えてもらった感動が、未だに残っています。ウツギと名前のつく植物たちと初めて出会った頃のことです。
遠くからでもよく目立つ黄色の花が、木から伸び上がるようにいくつも咲いています。
ジャケツイバラ(ジャケツイバラ科)。蛇結茨というすごい命名のこの木は、ものすごいトゲに守られ、誰も決して近寄れません。この写真は、土地が低いところに咲いていたのを、上の道から撮影したのですが、トゲの様子が上手に撮れず残念。眠れる森の美女のお城は、この植物が取り巻いていたのでは?あ、ヨーロッパに分布しているのでしょうか?
ノイバラ(バラ科)。葉がつやっとしているので、テリハノイバラかもしれません。野茨というより、野薔薇と書きたいなあと思います。
清楚で可愛い花。この植物も、トゲはなかなかのものではありますが。シューベルトは、この花を見て、野バラの曲を作ったのかしら。先日見て来たルドゥーテの描いていた野バラは、もう少し豪華だったような。
ノアザミ(キク科)。初夏の野山は、花がいっぱいです。
アオテンナンショウは、初めてみたなぁ。マムシグサはこの時季よく行く山にてんこもり咲いてるけどね。ほんもののマムシも多いしー。
なぜか家にはカラスビシャクがたくさ生える。
ジャケツイバラはやっぱし、どう見ても宇宙人やわぁ。
マムシいるいる。
ムカデやマムシは、暖冬の影響で増えたような気がします。
しかも、巨大ムカデ!
ジャケツイバラ星人より怖い侵入者です。
楽しくて、わくわくするような野の花たち。
おそらく石鎚山系を望まれている、そんな山々がなつかしく…。
ハゼノキとノアザミは、宿題終えて日が暮れるまで遊んだ、
「ご幼少」の頃を思い出します。
若すぎるくらい(!?)、若かった、幼かったのです、約半世紀。。。
何にも知らずに大人になってしまいました。
シューベルトの野バラは、子供の頃から知っていましたけど。