オータムリーフの部屋

残された人生で一番若い今日を生きる。

「国民」の敵は政府

2014-09-28 | 政治
アドルフ・ヒトラー「我が闘争」はなかなかの名言集だ。安倍政権もこれを読んで学習しているのかもしれない。
「わたしは間違っているが、世間はもっと間違っている」
「民衆がものを考えないということは、支配者にとっては実に幸運なことだ」
「大衆は小さな嘘より、大きな嘘の犠牲になりやすい」
「嘘を大声で、充分に時間を費やして語れば、人はそれを信じるようになる」
「熱狂した大衆だけが、操縦可能である」
「政策実現の道具とするため、私は大衆を熱狂させるのだ」
「女は弱い男を支配するよりも、強い男に支配されたがる」
「並外れた天才は、凡人に対して配慮する必要はない」
「平和は剣によってのみ守られる」
「弱者に従って行くよりも、強者に引っ張って行ってもらいたい…大衆とはそのように怠惰で無責任な存在である」
「大衆の多くは無知で、愚かである」
「教育の最後の仕上げは軍隊ですべきである」
「私は『説得』によって、全てを作り出した」
「私の意思こそが、全てを決定する」


ヒトラーの後継者に指名されたヘルマン・ヴィルヘルム・ゲーリングも凄まじい。
「私に良心などない。私の良心は、その名をアドルフ・ヒトラーという。」
「ドイツ人は一人なら、立派な人間だ。ところが二人寄ると同盟 (bund) を作り、三人寄れば戦争を始める。イギリス人は一人なら阿呆な人間だ。二人寄るとクラブを作り、三人寄れば帝国を作り上げる。イタリア人は一人ならテノールだ。二人寄ると二重奏をはじめ、三人寄れば退却する。日本人についていえば、一人の日本人は神秘だ。二人寄っても神秘だし、三人寄っても・・・やっぱり日本人は神秘そのものだ!」
 
日本人が神秘?これは単なる無知か?

「国民を戦争に参加させるのは、常に簡単な事だ。とても単純だ。国民には攻撃されつつあると言い、平和主義者を愛国心に欠けていると非難し、国を危険にさらしていると主張するといい。この方法はどんな国でも有効だ。」

日本でも政府の広報機関、読売が「○○国に攻撃されている」と報じ、ネトウヨが騒げば、たちまち世論が形成される。
国の実体は官僚と政治家が形成する政府だ。
政府の都合で国家間の危機を作って国民を危険にさらす。
長年にわたって官僚と政治家が使い込んだ金も国民の借金になる。
国民を正規と非正規労働者に分断し、富めるものと貧しきものに分断する。
分断された者同士が憎み合えば、政府は安泰だ。
 
一体誰のための政府?国民の敵?

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