記憶に残したいこと

     忘れない為に....

「まぐだら屋のマリア」

2017-09-07 10:31:19 | book
自分で買う本はどうしても好きな作家が多くなる。
原田マハさんも好きだけど、原田さんの本はSe先輩も好きなので購入は先輩に任せて回してもらうようにしてる。
よってこれも先輩から回ってきた本。
「まぐだら屋のマリア」⇒(原田マハ作)

青年が自殺するためにたどり着いた港町の名前は<尽果(つきはて)>。
そこにある食堂の名前が<まぐだら屋>で、そこで働いている女性の愛称が<マリア>。
マリアも東京からこの地にやって来てる。
人に言えない過去を持つ青年とマリアがどう過去と向き合い、どう折り合いをつけ、どう超克していくか.....。

題名の「まぐだら屋のマリア」は西洋では特別な女性と考えられている「マグダラのマリア」からきているらしい。
「マグダラのマリア」とはキリストの磔刑と埋葬から復活を見届けた証人として「使徒のなかの使徒」と呼ばれる一方で、それ以前には娼婦であった過去を持ち、悪霊払いと悔悛を経て、キリストを側で支えた存在となっている。


感想:面白かった。
   <マリア>の過去が最後までわからなかったので引き込まれるように読んだ。
   
コメント
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