晴れ時々スターウォッチング

昔の出来事もたま~に紹介

角田宇宙センター 一般公開

2008年04月20日 | 宇宙開発
ひさびさのブログです。
今年の春はぜんぜん晴れません。
よって星の写真は撮れません…。
ゴールデンウイークの頃が新月なので
その頃に晴れることを期待しましょう。

さて、本日「角田宇宙センター」の一般公開に
行ってきました。

広い施設なので職員は自転車で移動しています。

角田宇宙センターのおすすめ見学施設は
世界最大、最高性能の高温衝撃風洞です。

高温衝撃風洞は、圧縮管、衝撃波管、ノズル及び試験部までが
一直線上に結合された構造で、全長は80mあります。
スペースプレーンの実際の飛行状態を地上で完全に模擬することが
できる世界で唯一の設備です。

てくてくと歩いて、空気を圧縮する発射装置の部分を見せてもらいました。

こちらが入り口の部分、内径60cm、長さ80mのトンネルです。

のぞいてみると…そこには不思議な空間がありました。
ステンレス状の輝きが同心円状に重なっていて、
80m先に小さな出口があります。な、なんだこれは…?

じーっと見ていると、飛びこみたい衝動がふつふつと湧いてきます。
そーだ。むか~し、テレビで見たことがある…。
たしか…飛びこむと時空を超えていろんな時代にいく…
そうだ!タイムトンネルだ! そっくりでした…。

さて、また80m歩いて今度は計測部の見学です。

ここが宇宙往還機やスペースプレーンを入れて実験するところです。
ありました。日本版スペースシャトルHOPE-Xのモデル実験機です。

職員の話によると、この計画が凍結され(事実上は中止)て、
現在研究が停止しているが、この実験をしているときの日本の技術は
まちがいなく世界一だった。しかも他の国の10年先を進んでいた。
それが停止している間に他の国に追随され、今は追いつかれた状態にある。
今年中に追い越されることは確実だ。とのこと。
悔しそうに話す職員が印象的でした。

管理棟内では宇宙食試食コーナーがありました。
JAXAとハウス食品が共同開発したリアルスペースカレー
の試食は大盛況で、数量限定ということもあり
大賑わいでした。で、食べてみました。

これは、うま~い。ビーフカレーです。
おっと、後からきました。味、かなり濃いめです。

宇宙では味覚が鈍感になるので刺激のある食べ物が
ほしくなるという、ニーズにしっかりあわせた味ですね。

う~ん、この刺激的な後味はなんだろう?
いままで味わったことのないスパイシー感が
ありますねぇ~。きっと宇宙で食べると
もっと、おいしく感じることでしょう。
ISSのなかで味わってみたいですね。

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