足摺旅日記

足摺岬・・・デジャビューの旅 
エネルギー充填80%




足摺岬 もういくつ寝るとお正月

2015-12-22 01:10:00 | 足摺岬

足摺岬展望台

 今年もあと少しです。足摺岬といえば初日の出も一つのハイライトだと思います。もちろん以前に年末年始を足摺岬で過ごしたことがありますがそれは温泉地などで年越しをするようなものと同じで一種のステータスでもありました。足摺岬も足摺温泉郷ですが、いわゆる自噴している温泉とはやや風情が異なっています。

 とはいえ家族サービスで日頃気忙しい毎日を過ごす家族にとっては上げ膳据え膳と非日常の一時を過ごすことには変わりありません。地理的にもそうたびたび訪れるあるいは、訪れられる場所でもないということは言い換えれば独特の旅情を楽しむことができるのだと思います。自家用車であれ鉄道であれバスの旅であれ海岸沿いを足摺岬へ向かう旅はオーシャンビューで晴天であればすこぶる良い。これはどの旅のシチュエーションでも共通することではあるのですが。

 足摺岬の大みそかは旅籠で家族とまったりとするのもよし、恋人と特別の夜を過ごすのもよし。まあ、いろいろありますが除夜の鐘を聴きながら金剛福寺を詣でるのもよいでしょう。その途中には白山神社がありこの夜ばかりは特別な雰囲気を味わえるでしょう。

 朝は四国最南端での初日の出をみる。これが足摺岬の流儀でもあります。

但し、足摺岬は交通規制がありますからいい加減な気持ちで岬をめざすとまず日の出を見ることはできません。出来れば宿泊して初日の出を見たいものです。

 土佐清水市のホームページ

 土佐清水観光協会のホームページ

を参照してくださいね。

 足摺岬の夜明け

 足摺岬展望台は夜も白々と明けてきました。千夜一夜物語の一節が浮かびます。足摺岬の夜はいかがでしたでしょうか。足摺岬で日の出を撮るときはこの足摺岬展望台から撮るか潮の満干手水鉢から灯台を入れて撮るか灯台下の海岸に下りて撮るか私にとって三つの選択があります。もちろん日時による日の出の方位を考えてまた当然気圧配置を考えて判断します。もう、体力的に十数キロの機材を海岸まで背負って往復する体力に限界を感じるようになりました。それと夜はやはり人間より獣の時間帯です。やぶ椿や亜熱帯樹林からキラリと光る動物の目を見ると足がすくみます。

 とはいえ、足摺岬の冬の空は晴れていれば吸い込まれるような満点の夜空、星が近く見えるという表現を実感することができると思います。灯台という巨大な光源があるのに不思議に思えると思いますが都会という眠らない巨大な光源が足摺岬にはないのです。確かに近くに足摺温泉郷がありますが地形から足摺岬の園地にはあまり光が届きません。その点では唐人駄馬や白皇山なんか最高ですが少しさびしい。でもどうなんでしょう。流星群など天体ショーがあるときなど唐人駄馬で観測会など良いと思うのですが。以前にはあったような気もします。一般の星空観察には十分なものだと思います。

 で、夜も白々と明けてきましたという時間帯、少し以前の展望台にタイムスリップしてみるといかがでしょうかお気づきでしょうか・・・

 

足摺岬展望台

 もうお分かりだと思います。展望台の前に樹木は失念しましたがウバメガシだったでしょうか、椿ではなかったような気もします時と共に樹木が大きく育ち視界を遮るようになりました。国立公園とのことで樹木の伐採などにも一定の手続きがあるようです。足摺岬はミシュランガイドで星二つです。観光ガイドで星が一つ足らないのはこの景観にふさわしいアメニティーがまだまだ不足しているためではないでしょうか。わたしのうどん県でも地域ブランド、ジオパーク構想、ジビエ料理で地域活性化そして観光資源につなげようとする動きが活発です。比較的成果が表れているのはオリーブハマチ、オリーブ牛、それからどんどんオリーブ豚、オリーブ素麺などなど。度を過ぎると柳の下にいつもドジョウはいないのではないでしょうか。オリーブの活用では隣の徳島県や鹿児島県遠くは福島県でも栽培が始まり特に鹿児島県では生産量が急速に増加しています。地球温暖化でオリーブの北限が伸びています。ある程度の低温持続期間がないと十分な果実の収穫に繋がらないとも言われていますから・・・ジオパーク構想、四国では室戸岬が認定されています。観光客の増加につながっているのでしょうか。足摺岬を含む西南も有識者の強い支持のもとに進められているようです。ジビエ料理も調べてみるとどの地域でも推進されているようです。わがうどん県でもイノシシやシカ、サルなどによる被害が多くどうにかしたいとのこと。どの地域でも同じ状況ですから今さらイノシシやシカといわれてもと考えてしまいます。ちょっと話がそれますが旅でのお土産、高知では芋けんぴが代表の一つです。土佐発祥のサツマイモを油で揚げ、砂糖をからめたお菓子を「芋けんぴ」と呼んでいるそうです。店の案内書からのパクリ。で、高知の知人がお土産に「芋屋金次郎」

の菓子箱を持ってきてくれると何となく嬉しくなります。その知人がわざわざ直営店に寄って買ってきてくれたんだと思うのです。個人的なブログですからお許しください。

 足摺岬展望台の日の出

 足摺岬展望台はおそらく昭和30年頃だったかもう少し後からでしょうか。数年前には新しく展望台が建設されるとの議会決定があったよな気もしますがどうなんでしょう。本日のわたしの気持ちはこの足摺岬展望台のバージョンアップと足摺園地周辺の整備、特に駐車場を優先していただきたい。それとトンネル開通による臼碆や唐人駄馬など・・・考え方によっては足摺岬を旅しました。一本とりました。という満足感が得られるのではないでしょうか。このままでは県道から町道に格下げされ臼碆展望台の再建もままならないような気がしてなりません。大規模ソーラも国県市の総合的な政策によりある意味出来レースのような気もしますが当初の買い取り価格から下落は著しく一般のソーラ施設の経年劣化は当初の想定を遥かに超えているのではないでしょうか。

 気楽な一見の考えですが地域の複雑な事情もあるのだと思います。わたしは足摺岬の自然とアメニティーが訪れる旅人を癒しもう一度訪れたくなるようになるそういった気持ちが醸成されるようになるにはやはり訪れた時に初めて接する施設の何気ない接遇から始まるのではないかと思います。

 

足摺岬 椿

 足摺岬の椿。今年はどうなんでしょうかあちこちで椿の開花、つくしの出現、梅の開花など何となく地球温暖化と結びつけたくなるような出来事が多いです。足摺岬のやぶ椿の樹勢が今一つとのことでその対応が考えられているようです。わたしの自宅の庭にはあしずり椿まつりでもらった椿が育っています。十年くらいでやっと人の背丈くらいです。でも今年も可憐なつぼみがたくさんついています。で、考えると足摺岬のヤブツバキ、気が遠くなるような年月で形作られたことを改めて思います。やはり少しは人が支えてやらなければならないと思います。

 それと、できればどさくさに紛れて恋人の聖地も天狗の鼻へ移設していただければどうなんでしょう。トンネルの開通記念にわたしは願うばかりです。

 足摺岬 もういくつ寝るとお正月

 

  わたしから足摺岬を訪れる方にアドバイス!

 

「神様にも祝詞」

 

 です!