ビロウ
足摺岬にはビロウ自生地と観光パンフレットに記載されている場所もあります。天狗の鼻へ向かう遊歩道に続く道を行った所です。
”この植物園は足摺岬の国有林に自生している植物群を中心に自然の森の中に造ったものです。”
そうなんです。訪れて見て分ることそれは、とても自然な感じ。
ビロウについての詳細は別の項に記載しています。でも、ちょっとパンフレットがあればいいな。観光案内所とか岬のおみやげ屋さんや宿泊施設のカウンター。「花・人・土佐であい博」のパンフレットはよく見かけました。
リュウビンタイ
これ、シダでも希少なリュウビンタイというものです。もちろん遊歩道にも注意すればそれなりに見つかりますが自然植物園のものはやっぱり見ごたえがあります。
折からの小雨交じりの風雨でちょっとジャングルのような雰囲気です。
カラーアトラスなどがあればいいかな。
リュウビンタイの群生
自然植物園の遊歩道の両脇は大体こんな雰囲気です。
植物の名表を見て散策するのですが素人にはどの植物をさしているのかよく分りません。
足摺岬の遊歩道は椿などが植樹され少し人工的な雰囲気ですがここは何となく自然。
名表は隣りの植物が茂りあい干渉してどの植物の名表かよく分らないものもあります。
整備された遊歩道
見違えるような遊歩道。といっても以前の状態を知っていましたから比較しての話です。
一時期公園は閉鎖されていましたがその間に整備されたのだと思います。
遊歩道のコースも変更されていました。
今日は雨でしたから遊歩道にはシーボルトミミズが沢山出てきていました。ちょっと不気味な感じです。
案内板
案内板もリフレッシュ。分り易いようですが案外複雑。
遊歩道にある植物の名前も記入されています。がこれが亜熱帯植物ですから現物と名前がなかなか一致しないです。
でも、格段に整備されたのには驚きを感じました。
案内板詳細
詳細といっても雨の日でとにかく亜熱帯自然植物園というだけあって欝蒼として昼間でも暗い感じです。
遊歩道を散策して今時のメリットは夏と違って蚊が少ないこと。
足摺岬は冬頃になっても蚊がいますから注意が必要です。
”公園の面積は1ヘクタールで、現在約五〇〇種類(熱帯花木約六〇・亜熱帯花木100・暖温帯花木約200・ヤシ類約20・シダ類約120種類)の植物が植栽されています。”以上、案内板からの引用です。
とても学術的に価値がある植物もあるようです。興味のある方にはたまらない植物園ではないでしょうか。
休憩小屋
休憩小屋も瀟洒で清楚に変身。
遊歩道を散策するとやはり一息入れたい処です。
遊歩道にはちょっとしたベンチやこのような屋根付きの休憩所がありますからとても良いのです。
ただしカップルで訪れる時にはちょっとした敷物が必要です。
さりげない気づかいがその後の劇的な変化へと結びつくかも知れません。
ハンカチなどは必ず持参するようにしましょう。
サザンカの花
なんという取り合わせでしょう。画面右上がサザンカの花です。
サザンカとツバキの関係はいかがでしょうか。
答えはこのサザンカの木の下の案内板に書いてあります。
花に関してはやはり早春から秋にかけて美しい花が見られるそうです。
いつも思うのですがこの公園は四国森林管理局四万十森林管理署が管理しています。ちょっと予算を付けていただいてカラー写真でも案内パンフレットを作成していただければと思います。
せっかくの亜熱帯自然植物園です。わたしはいつもホームページを作ろうと思案していますがなかなかできません。画像を撮りためていつの日かを目標にしています。
協力金箱
公園整備のための協力金箱。
訪れる時はちょっぴり協力しています。
今回訪れてみてその整備には費用もマンパワーも必要だと感じました。
一人でもちょっぴり、カップルではさりげなく。
志が公園をきれいに保ちます。
園内にはトイレも整備されています。人が近づくと室外、室内が点燈されるようになています。
そうそう、足摺岬にトイレが結構少ないです。あらかじめ位置を確認しておく必要があります。無いのです。金剛福寺前のトイレ。中浜万次郎銅像のある岬の広場。後は・・・白山洞門には以前あったけど今使えるのかな。