足摺旅日記

足摺岬・・・デジャビューの旅 
エネルギー充填80%




熔ける夕日

2008-12-30 01:43:05 | 足摺岬

Photo 足摺岬 熔ける夕日

 足摺岬から見る夕日です。画像は過去のものを使用しています。

 冬の時期、夕日は時として海に溶け込むように沈んで行きます。

 形の整ったものはダルマ夕日と呼ばれ宿毛など背景に富んだ場所のそれは特に有名です。

 足摺岬を訪れる時にはいつも夕日さんにこの時期お願いしているのですがそうそう見られるものではありません。足摺岬を旅して経験したこと。それはベテランの磯釣の人は驚くほどダルマ夕日を予測して的中させます。

 「今日は無理だよ。」「今日は大丈夫。」驚くほど自然に話してくれます。釣り人は釣果に執着しても今日の夕日がダルマになるかということについてあまり興味が無いようです。

 今年もあと僅か、これからわたしはまだ仕事があります。もう少しがんばらないと。

 数十秒の光景ですがたまらなく足摺岬を訪れたくなります。


Merry Christmas from Takamatu

2008-12-26 00:29:22 | わたしの郷土紹介

Merry_chirstmas Merry Christmas

  メリー クリスマス、何となく。

 クリスマスはキリストの降誕祭の日だそうです。

 今年は何となく明るさ控えめ。

今日は足摺岬の話題はありません。アップする時にはひょっとして26日になっているのでしょうか。

 画像は高松サンポートの多目的広場での光景です。

Photo 光りのアーチ

 サンポートの多目的広場に設置された光りのアーチ。

 全国の有名なイルミネーションの画像を見ていると少し寂しい気分になるのです。それは現在の世相がわたしの内面に反映されているためでもあるのだと思います。

 この日くらい気分を変えてみようと出かけてみました。

 LEDのカラフルな光りもファンタジックで良いのです。

Photo_2 レーザービーム

 広場では時間帯を区切って数分間のレーザービームによる演出が彩りを添えていました。

 もっとも、明るく楽しい冬の祭を味わうには別の公園で繰り広げられるイベントやイルミネーションを見た方が良いのですが。

 わたしは何となく高松駅周辺が好き。

Photo_3 光りの重なり

 レーザービームを見ているとやはり目がチカチカしてきます。

 わたしには「足摺きらり」で見たキャンドルライトに照らされた光景が思い出されました。

 この思い出は別の機会にアップしたいと思います。

 画像は金剛福寺の池に浮かべられた蓮の花をイメージしたオブジェです。蝋燭の灯火で照らされています。

 なんか温もりがあるのです。とわたしは感じました。

Photo_4 港町高松

 わたしの郷土、高松市。

 何となく好き。街の灯りが黄昏の時温かく感じられます。

 サンポート高松は画像の一番高いビル周辺一体で形成された複合多目的施設です。

 初めての人にはとても分り難いと思いますが高松を訪れる時には是非お寄り下さい。

 画像中央右に伸びる赤灯台はカップルでの散策にお薦めです。


おはよう足摺岬

2008-12-21 23:59:01 | 足摺岬

Photo_3 足摺岬

 おはよう足摺岬さん。きょうも結構朝早くから待機していました。

 けれどドラマティックな朝焼けはありませんでした。(画像は過去のものを使用しています。)

 足摺岬はクリスマスから松の内が日の出のベストシーズンでもあるのかな。とわたしは思います。

 足摺岬、クリスマスは少し賑やかでしょうか。そして、少し一休み。

 そして、いいですよね。年末年始の足摺岬。

  いいですよね。足摺岬でゆく年くる年。


輿舟を迎える

2008-12-18 00:11:54 | 鹿島神社大祭

A1 鹿島神社前

 今年もあとわずかとなって来ました。今年の鹿島神社大祭の思い出をまとめようと思っていましたがなかなか前に進みません。

 画像は鹿島神社前の渡し場というのでしょうか船着場というのでしょうか。

 いつも鹿島神社大祭を見学に行く時に気になる光景です。

 鹿島神社大祭ではここに着船する時に一つのハイライトがあります。それは多分に一見の観光客の感覚なのですが。

A2 待つ子供

 地元の人も海上パレードに続く祭のハイライトを待っているようです。いつも感じるのですが屋台があまりというよりほとんどありません。

 祭といえばわたしが小さい頃は学校が休みとなったり小額の小遣いを握り締めてわくわくして出かけていったものでした。そして祭を見ながら自然と雰囲気が身に付いて行ったような気がします。

 海上パレードも土佐清水港を3周していよいよ鹿島神社へ向かってきます。

 何度見てもここからわくわくする一時です。

A3 鹿島神社へ向かう輿舟

 輿舟がこちらへと相当なスピードで向かって来ています。

 一度は輿舟に乗ってみたいと思うのですがそれは同行ではないので無理。

 見ているだけでもいいんですけど。やっぱり輿舟に乗ってみたい。といつも見ながら思います。

A4 土佐清水漁港前

 ここは画像のみですが舳先で櫂踊りを舞っているのが見えます。

 何気なく見ていますが熟練していないと無理な感じ。上手くいえませんが結構勇壮な感じを受けます。

 漁協内でも立ち見の人が多く見られます。漁協も訪ねたことがありますが岸壁からの眺めもよさそう。

 余談ですが漁協の見学もちゃんとアポイントをとれば許可していただけます。

A4_2 櫂踊り

 いつもの櫂踊り。ここも画像のみです。

 画像について逆光になっています。太陽との位置関係で鹿島神社側から撮影すると大体いつも逆光になります。

 考えようによれば光りの使い方を考えれば引立つ写真も撮れそうですが急速に近づいてくると余裕がありません。

A5

櫂踊り

 もうそろそろ着岸する体勢に入りました。

 船首のたてる波からも船足が徐々に落ちている様子が伺えます。

 船に乗り合わせている人々はおそらく当屋や関係者だと思うのですがこの後の祭の進行を考えているのでしょうか。

Photo_2  船上の人

 船は減速して惰性で少し前進しているようです。

 船上の人たちの中に上半身裸の人たちがいます。鹿島神社大祭の一つのハイライト。これはわたしの個人的な思いでもあるのですが。

 船が減速してほぼ停止するのには意味があります。船を接岸するためにはとも綱で固定する必要があります。

 もちろん漁師さんの操船技術ではいとも簡単に接岸出来るのでしょう。ここが祭のポイントなのだと思います。あえて人の手によって行われるのです。

 上半身裸の人が船べりに立って身構える様子が伺えます。


足摺亜熱帯自然植物園を散策 Ⅱ

2008-12-14 20:07:33 | 足摺亜熱帯自然植物園

1 ビロウ

 足摺岬にはビロウ自生地と観光パンフレットに記載されている場所もあります。天狗の鼻へ向かう遊歩道に続く道を行った所です。

 ”この植物園は足摺岬の国有林に自生している植物群を中心に自然の森の中に造ったものです。”

 そうなんです。訪れて見て分ることそれは、とても自然な感じ。

 ビロウについての詳細は別の項に記載しています。でも、ちょっとパンフレットがあればいいな。観光案内所とか岬のおみやげ屋さんや宿泊施設のカウンター。「花・人・土佐であい博」のパンフレットはよく見かけました。

2 リュウビンタイ

 これ、シダでも希少なリュウビンタイというものです。もちろん遊歩道にも注意すればそれなりに見つかりますが自然植物園のものはやっぱり見ごたえがあります。

 折からの小雨交じりの風雨でちょっとジャングルのような雰囲気です。

 カラーアトラスなどがあればいいかな。

3 リュウビンタイの群生

 自然植物園の遊歩道の両脇は大体こんな雰囲気です。

 植物の名表を見て散策するのですが素人にはどの植物をさしているのかよく分りません。

 足摺岬の遊歩道は椿などが植樹され少し人工的な雰囲気ですがここは何となく自然。

 名表は隣りの植物が茂りあい干渉してどの植物の名表かよく分らないものもあります。

 

4 整備された遊歩道

 見違えるような遊歩道。といっても以前の状態を知っていましたから比較しての話です。

 一時期公園は閉鎖されていましたがその間に整備されたのだと思います。

 遊歩道のコースも変更されていました。

 今日は雨でしたから遊歩道にはシーボルトミミズが沢山出てきていました。ちょっと不気味な感じです。

5 案内板

 案内板もリフレッシュ。分り易いようですが案外複雑。

 遊歩道にある植物の名前も記入されています。がこれが亜熱帯植物ですから現物と名前がなかなか一致しないです。

 でも、格段に整備されたのには驚きを感じました。

6 案内板詳細

 詳細といっても雨の日でとにかく亜熱帯自然植物園というだけあって欝蒼として昼間でも暗い感じです。

 遊歩道を散策して今時のメリットは夏と違って蚊が少ないこと。

 足摺岬は冬頃になっても蚊がいますから注意が必要です。

 ”公園の面積は1ヘクタールで、現在約五〇〇種類(熱帯花木約六〇・亜熱帯花木100・暖温帯花木約200・ヤシ類約20・シダ類約120種類)の植物が植栽されています。”以上、案内板からの引用です。

 とても学術的に価値がある植物もあるようです。興味のある方にはたまらない植物園ではないでしょうか。

7 休憩小屋

 休憩小屋も瀟洒で清楚に変身。

遊歩道を散策するとやはり一息入れたい処です。

 遊歩道にはちょっとしたベンチやこのような屋根付きの休憩所がありますからとても良いのです。

 ただしカップルで訪れる時にはちょっとした敷物が必要です。

 さりげない気づかいがその後の劇的な変化へと結びつくかも知れません。

 ハンカチなどは必ず持参するようにしましょう。

8 サザンカの花

 なんという取り合わせでしょう。画面右上がサザンカの花です。

 サザンカとツバキの関係はいかがでしょうか。

 答えはこのサザンカの木の下の案内板に書いてあります。

 花に関してはやはり早春から秋にかけて美しい花が見られるそうです。

 いつも思うのですがこの公園は四国森林管理局四万十森林管理署が管理しています。ちょっと予算を付けていただいてカラー写真でも案内パンフレットを作成していただければと思います。

 せっかくの亜熱帯自然植物園です。わたしはいつもホームページを作ろうと思案していますがなかなかできません。画像を撮りためていつの日かを目標にしています。

9 協力金箱

 公園整備のための協力金箱。

訪れる時はちょっぴり協力しています。

 今回訪れてみてその整備には費用もマンパワーも必要だと感じました。

 一人でもちょっぴり、カップルではさりげなく。

 志が公園をきれいに保ちます。

 園内にはトイレも整備されています。人が近づくと室外、室内が点燈されるようになています。

 そうそう、足摺岬にトイレが結構少ないです。あらかじめ位置を確認しておく必要があります。無いのです。金剛福寺前のトイレ。中浜万次郎銅像のある岬の広場。後は・・・白山洞門には以前あったけど今使えるのかな。