岬の広場
わたしが勝手に岬の広場と言っているところです。本当のところは足摺園地と言われるそうです。
今日は足摺きらりを訪れた時の印象を。今更と思うのですが二月も終わろうとしています。
人はよく言ったもので二月は逃げる、三月は去る。とか。
三月といえば高知では「花・人・土佐であい博」が始まります。詳しくは高知県のウエブサイトへ。そのプレ「花・人・土佐であい博」イベントとして行われた「足摺きらり」を振り返って見ました。わたしの思い出。
岬のモニュメント
定番の足摺岬、ジョン万次郎銅像。足摺岬を訪れて印象に残る光景ではないでしょうか。
ミニチュア灯台の花壇には四季折々で花が植えられています。
それと、ちょっと気になるのが猫、野良猫なのか由緒正しい猫なのかは足摺七不思議の一つに入れてもよいのだと思います。
非常な不思議とされています。
ジョン万次郎銅像
今日も見ました。ジョン万次郎銅像。でも、今日は少し異なっています。
銅像の台を縁取るようにキャンドルが置かれています。キャンドルは七夕祭りのようにその側面にキャンドルを購入したひとのメッセージが書かれていたりデザインが施されていました。
足摺園地
キャンドルの展示はグループごとに行われている場所もありました。画面は足摺岬中学校の展示と書いてありました。
まだまだ日が高く具体的なイメージが湧いてきませんでした。
結構考えられて配置されていると分かったのは夜になってからでした。
不ぞろいなキャンドル
どこかの題名にあったような無かったような。
よくみると無数のわたしがその側面に見ることが出来ます。よく撮るわ~と思いながら撮っています。
この不ぞろいなキャンドルがその夜どんな配置になるかこの時はまったく分かりませんでした。
夜店の賑わい
足摺園地の手前、いつもは駐車場になっている所に地産の物産や何かお鍋のようなものがありました。
絶え間なく人々が訪れています。その服装からほとんどが足摺岬を訪れた観光客のように感じられました。浴衣に丹前なんかいいですよね。
カップル
若いカップルも楽しそうに即売会場を見ながら通り過ぎて行きます。
結構販売所の地元の人たち同士でも盛り上がっていました。
ただ、この日は11月の初旬です。気温的には浴衣に丹前でもオッケーですがキャンドルの点灯時刻はおよそ午後5時頃、効果的な視覚効果を得る時間帯は午後6時頃から九時頃まで。九時ごろには片付けが始まりましたからどうなんでしょう。足早に見て行くのが限界だと感じました。宿泊している人はホテルの案内などで訪れてみようと思う一方どうなんでしょうゆっくり夕食や入浴していると駆け足になってしまうのではないでしょうか。それと駐車場の案内など。高知県の予定をみると県外に向けてのテレビコマーシャルや新聞雑誌などメディアを介した案内も予定されているようです。
足摺岬
夜の光景です。昼間とは打って変わって幻想的な光景です。
普段の夜の足摺岬を歩いたことのある人は理解できると思うのですがそれは少し不安や恐怖を感じるのです。
光りがどれほど人の心を和らげるか。ましてその光りがアナログの蝋燭の灯火であるとなおさらです。
足摺園地
昼間見た不ぞろいなキャンドルです。
漫然と通り過ぎたりすると分かり難いと思います。ぱっと見て分かりますか。
なんと表示しているのでしょうか。
それは、
きらり
それは「きらり」とキャンドルが表わしています。
足摺園地にある各グループのキャンドルもその存在を示しています。
足摺園地のベンチにはその光景をじっくり座って味わってい人の姿。その横を通りすぎる人。
右側のキャンドルの帯は岬の展望台へ続いています。
足摺きらり
キャンドルはまるで地球儀のようでした。キャンドルの光りはなんとなく心を穏やかにしてくれます。
このキャンドル何故このようになったのか、「俺、ちゃんと昨日片付けたのになあ。」ボランティアの人でしょうか話していました。
足摺きらり、足摺は開催場所ですから。きらりはどうして命名されたのでしょう。
土佐清水市に問い合わせてもよいのですがわたしなりにウエブで検索してみました。「市政」という出版物の平成10年10月号の目次に「わが市を語る」の中に土佐清水市の前市長だと思うのですが杉村章生さんの署名で「小さくとも、キラリと光る」まちづくりを目指してというタイトルを見つけました。
それが由来かどうか分かりませんが「足摺きらり」はとてもよいキャッチフレーズだと思いました。
ボランティアの方に聞きました。これからもこんなイベント行われるのですか。「どうかなあ。キャンドルは購入したと言っていたからあと予算が付けば定期的な開催もあるのではないでしょうか。」もちろんネイティブな幡多弁。
いいですよ穏やかな光の和。足摺きらり。