足摺旅日記

足摺岬・・・デジャビューの旅 
エネルギー充填80%




入野松原の春

2008-02-28 00:08:28 | 入野海岸

Photo 黒潮町

 ここは黒潮町道の駅「ビオスおおがた」から土佐清水へ向う道。

 なんとなくいいのです。平坦な丘陵にアスファルト道路があってちょっと車を止めたくなります。

 画像は2月の連休頃だったと思うのです。芝焼きというのでしょうか。

 今頃は新芽が出て春の息吹が感じられるのではないでしょうか。もちろん天候によりますが。

Photo_2 入野松原

 ここは先ほどのとこらから程なく行ったところ。足摺方面へ。

 入野松原と印象的な畑。きれいに区画整理されています。

 春は葉の緑、秋にはうす紫色の可憐なお花畑になります。

 この道はビオスおおがたが出来てから足摺岬へ行く時必ず通ります。菜の花が咲く四万十川を見る時は別なルートですけど。

Photo_3 ラッキョウ畑とベンチ

 今頃はちょっと見て通過します。秋にはベンチで少し休憩。

 ここから少し行った所に土佐西南大規模スポーツ公園があります。宿泊施設もありレストランもあります。

 大学なんかのサークルや運動部の合宿にはとてもいい感じがします。

 いいですね。合宿。

Photo_4 ラッキョウ畑

 秋にはうす紫というか紫というかとてもよいのです。画像はどこかにしまってあるのですが秋にそのさまをまた撮ろうと思っています。

 ビオスおおがたの「ひなたや」の定食にはラッキョウ漬けが付いてくることが多いです。

 広辞苑から引用。

”らっきょう【薤・辣韭】

 ユリ科ネギ属の多年生物。中国原産。日本でも古くから栽培。葉は細く、秋に花茎を出し、その先に球状に集まった紫色の小花をつける。冬を越して、初夏には地下に生ずる白色の短紡錘形の鱗茎は一種の臭気を有し、漬けて食用とする。オオニラ。サトニラ。〔季 夏〕。「辣韭の花」は〔季 秋〕。”以上引用終わり。

 辣韭の花は秋の楽しみとしよう。まずは足摺岬へ。


足摺きらり 光りの和

2008-02-24 19:22:32 | 足摺きらり

1 岬の広場

 わたしが勝手に岬の広場と言っているところです。本当のところは足摺園地と言われるそうです。

 今日は足摺きらりを訪れた時の印象を。今更と思うのですが二月も終わろうとしています。

 人はよく言ったもので二月は逃げる、三月は去る。とか。

 三月といえば高知では「花・人・土佐であい博」が始まります。詳しくは高知県のウエブサイトへ。そのプレ「花・人・土佐であい博」イベントとして行われた「足摺きらり」を振り返って見ました。わたしの思い出。

2 岬のモニュメント

 定番の足摺岬、ジョン万次郎銅像。足摺岬を訪れて印象に残る光景ではないでしょうか。

 ミニチュア灯台の花壇には四季折々で花が植えられています。

 それと、ちょっと気になるのが猫、野良猫なのか由緒正しい猫なのかは足摺七不思議の一つに入れてもよいのだと思います。

 非常な不思議とされています。

3 ジョン万次郎銅像

 今日も見ました。ジョン万次郎銅像。でも、今日は少し異なっています。

 銅像の台を縁取るようにキャンドルが置かれています。キャンドルは七夕祭りのようにその側面にキャンドルを購入したひとのメッセージが書かれていたりデザインが施されていました。

4 足摺園地

 キャンドルの展示はグループごとに行われている場所もありました。画面は足摺岬中学校の展示と書いてありました。

 まだまだ日が高く具体的なイメージが湧いてきませんでした。

 結構考えられて配置されていると分かったのは夜になってからでした。

5 不ぞろいなキャンドル

 どこかの題名にあったような無かったような。

 よくみると無数のわたしがその側面に見ることが出来ます。よく撮るわ~と思いながら撮っています。

 この不ぞろいなキャンドルがその夜どんな配置になるかこの時はまったく分かりませんでした。

6 夜店の賑わい

 足摺園地の手前、いつもは駐車場になっている所に地産の物産や何かお鍋のようなものがありました。

 絶え間なく人々が訪れています。その服装からほとんどが足摺岬を訪れた観光客のように感じられました。浴衣に丹前なんかいいですよね。

7jpg カップル

 若いカップルも楽しそうに即売会場を見ながら通り過ぎて行きます。

 結構販売所の地元の人たち同士でも盛り上がっていました。

 ただ、この日は11月の初旬です。気温的には浴衣に丹前でもオッケーですがキャンドルの点灯時刻はおよそ午後5時頃、効果的な視覚効果を得る時間帯は午後6時頃から九時頃まで。九時ごろには片付けが始まりましたからどうなんでしょう。足早に見て行くのが限界だと感じました。宿泊している人はホテルの案内などで訪れてみようと思う一方どうなんでしょうゆっくり夕食や入浴していると駆け足になってしまうのではないでしょうか。それと駐車場の案内など。高知県の予定をみると県外に向けてのテレビコマーシャルや新聞雑誌などメディアを介した案内も予定されているようです。

8 足摺岬

 夜の光景です。昼間とは打って変わって幻想的な光景です。

 普段の夜の足摺岬を歩いたことのある人は理解できると思うのですがそれは少し不安や恐怖を感じるのです。

 光りがどれほど人の心を和らげるか。ましてその光りがアナログの蝋燭の灯火であるとなおさらです

9 足摺園地

 昼間見た不ぞろいなキャンドルです。

 漫然と通り過ぎたりすると分かり難いと思います。ぱっと見て分かりますか。

 なんと表示しているのでしょうか。

 それは、

999 きらり

 それは「きらり」とキャンドルが表わしています。

 足摺園地にある各グループのキャンドルもその存在を示しています。

 足摺園地のベンチにはその光景をじっくり座って味わってい人の姿。その横を通りすぎる人。

 右側のキャンドルの帯は岬の展望台へ続いています。

99999

足摺きらり 

 キャンドルはまるで地球儀のようでした。キャンドルの光りはなんとなく心を穏やかにしてくれます。

 このキャンドル何故このようになったのか、「俺、ちゃんと昨日片付けたのになあ。」ボランティアの人でしょうか話していました。

 足摺きらり、足摺は開催場所ですから。きらりはどうして命名されたのでしょう。

 土佐清水市に問い合わせてもよいのですがわたしなりにウエブで検索してみました。「市政」という出版物の平成10年10月号の目次に「わが市を語る」の中に土佐清水市の前市長だと思うのですが杉村章生さんの署名で「小さくとも、キラリと光る」まちづくりを目指してというタイトルを見つけました。

 それが由来かどうか分かりませんが「足摺きらり」はとてもよいキャッチフレーズだと思いました。

 ボランティアの方に聞きました。これからもこんなイベント行われるのですか。「どうかなあ。キャンドルは購入したと言っていたからあと予算が付けば定期的な開催もあるのではないでしょうか。」もちろんネイティブな幡多弁。

 いいですよ穏やかな光の和。足摺きらり。

 


岬の春祭り

2008-02-21 22:36:01 | 岬の祭り

1 祭りの宵

 わたし家の庭にある沈丁花、もう少しすると春の訪れを告げる香りと花をみせてくれそうです。

 今日は旧暦の一月十五日です。

 足摺岬ではとても印象的なお祭りがあります。わたしが気づいたのは昼間白山神社を訪れた時に紅白の幕が張られていました。その時。

 夜に少し期待をして訪れてみるとえも言われぬ美しい歌声が太鼓の音とともに聞こえてくるです。

2 祭りの歌声

 それは日本の地域で受け継がれている祭りの情景でした。岬の祭りで唄われる唄は「舟唄」など祭りの場面式次第に即した唄が唄われるそうです。

 軽快な太鼓のリズム、それはとても気持ちの良いものなのです。一言で言えば民族音楽でもあると思うのです。

 その唄声と太鼓のリズムに誘われるように境内へ入って行きました。

3 白山神社の夜

 白山神社の中では氏子の人たちが太鼓をたたき当人でしょうか美しい歌声で唄を歌っています。

 唄に合わせて氏子が唱和したりしています。ドンドコドンドコンドドドドンドコ。

 とてもよいのです。それはまぎれもなく地域の伝統的な祭り。

 ちょっと飛躍するのですがフォルクローレなのです。ファオルクローレは広辞苑からの引用。

 ”フォルクローレ【folklore(スペイン)】

   (英語のフォークロアに由来)民謡。民族音楽。特に、アンデス山地など、南米のスペイン語系民族音楽の総称。”

 ちょっと「花祭り」を思い出しました。ちょうどCDがありましたから。「コンドルは飛んで行く~花祭り/インカンテーション」そう、懐かしい歌声が聞こえてきます。

4 宵の月

 今日は満月です。今までのお話しは実は昨日の夜の情景であろうと想像です。画像は数年前の春祭りのものを使用しています。

 その時も祭りの宵を月が見守っているようでした。

 CDのフォルクローレからはメロディを歌う笛ケーナと打楽器のボンボの哀愁に満ちた音色が聞こえてきます。

 それは足摺岬、白山神社から聞こえる美しい唄声と和太鼓の音色に重なり夜の闇に深く融けて行くようです。

 美しい足摺岬の春祭りの始まりです。


大岐の浜 想い出の渚

2008-02-20 00:19:40 | 大岐の浜

1111 思い出の渚

 足摺きらりの編集をしていたらNHK総合テレビジョンで今週22日午後10時頃に「なつかしのGS特集」がBS2で放送されるとのアナウンス。

 バックグランドミュージックにあのザ・ワイルド・ワンズの代表曲「想い出の渚」が流れていた。

 GS分かりますかガソリンスタンドではありません。そう、G;グループ・S;サウンズです。分からない人は分からない。ザ・ワイルド・ワンズは確か「野生児」だったかな。

 今日は急遽変更!1970年代にタイムスリップして。

2222 大岐の浜

 画面引いてここはどこでしょう。大岐の浜です。

 足摺岬を訪ねる時わたしが立ち寄る定番の場所。ぼーとして時を過ごします。

 初めて大岐の浜を訪れた時は1970年の初めの頃。もうその頃には「想い出の渚」はリリースされていたと思うのです。

 1970年は大阪万博の年です。リリースは1966年でした。

 作詞:鳥塚繁樹 「想い出の渚」以下詩の一節から引用。これはこの間訪れた時、少しウトウトした白昼夢ですから。

333 サーフィンをする人

 ”君を見つけたこの渚に”

 ”一人たたずみ思い出す”

4444 大岐の浜

 ”波に向って叫んで見ても”

5555 サーファー

 ”もう帰らないあの夏の日”

 あの夏の日、今日はどっぷり70’に浸ってしまいました。

 とてもよいのです大岐の浜。

 一休みして足摺岬はもうすぐ。


岬の小鳥

2008-02-19 01:28:33 | 足摺岬

Photo ツバキとメジロ

 足摺岬を散策しているといろいろな野鳥を目にしたりします。

 少し立ち止まって見るとそこには大小の野鳥が木々を飛び回っている姿を目にします。

 鳴き声も遊歩道を散策していると聞こえてきます。

 ツバキの花の蜜を吸いに来たのでしょうか小鳥が枝に止まって花びらの中に時々頭を入れていました。

Photo_2 たぶんメジロ

 メジロという野鳥だと思います。以下広辞苑からの引用です。

 ”めじろ【目白】

  スズメ目メジロ科の鳥。スズメより小さく、背面は緑色、眼の周囲は白色。のどは黄色、腹部にかけ白色となる。低地の林に小群をなし、さえずりは美しく、籠鳥として飼われた。食物は小昆虫、木の実、花の蜜など。東アジアに分布。”以上引用終わり。

 なかなか上手く撮影できない。動きは俊敏、近づこうとするとすぐ飛んでいってしまいます。

Photo_3 メジロ

 メジロは結構多く見かけます。その他の鳥たちも数種類は分かるのですが知識がないものですから種類が分からない。

 少しずつ覚えて行こうと思います。足摺岬の遊歩道で少したたずむと見えてきます聞こえてきます。

 異なった感覚で足摺岬の遊歩道の散策の楽しみが出来ました。

Photo_4

なんという鳥でしょう

 ここは足摺岬灯台がある広場です。ベンチがあるでしょう。たたずんでいるとベンチに小鳥が舞い降りてきました。

 スズメかな、一枚撮っておくことにしました。後で見てみるとスズメとちょっと違う、ひょっとしてウグイス、ムシクイかな。これから野鳥を観察する眼を養って行きたいと思いました。

 野鳥の観察は「じっと待つことも大切なことだそうです。」高木清和著。野鳥図鑑。山と渓谷社刊。に書いてありました。なるほど、じっと待てば野鳥の方から来てくれることもあることが実感できました。

 でも、足摺岬の遊歩道にはじっと自然を観察できるベンチなどが少ないと思います。カツオやマグロのようにずっと回遊しなければなりません。立ち止まってくつろぐ場所が少ないのです。