足摺旅日記

足摺岬・・・デジャビューの旅 
エネルギー充填80%




足摺岬 水面走る

2010-07-24 23:47:26 | 足摺岬

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足摺岬 水面走る

 「水面走る。」と聞けばわたしにとってすぐ思い出されるのはもう数十年前に流行ったザ・ワイルドワンズの名曲「思い出の渚」ですね。わたしは無条件に夏をイメージしてしまいます。

 歌詞から引用。

「君を見つけた・・・中略・・・

   水面走る白い船 長い黒髪 風になびかせ 波に向って叫んでみても もう帰らない あの夏の日・・・以下省略。」

 いいんですね。わたしはいつも1970年で止まっていますから・・・成長が無い言えばそれまでなのですけど・・・

 「夏の日」いいんですね。画像は少し前の7月の足摺岬。ちょっこし前に足摺岬に行ってきました。やっぱり足摺岬はいいんですね。振り返って考えてみると少し前の朝日新聞「天声人語」に示唆に富む記述がありました。

 惑星探査機「はやぶさ」の帰還に関しての記述の最期にこのような一節がありました。以下引用。

”どんな旅も、つつがなく帰ってくるのが何よりの土産なのだから。”

そう、猛暑というか酷暑というかどこもそうでしょうけど必ず水分と塩分の補給を!

わたしは保冷専用の水筒にスポーツドリンクと天然水をミックスして持ち歩いています。

2 足摺岬 水面走る

 どうですか水面を走っていますでしょう。夏は足摺の海のクルージングに限ります。もちろん水分の補給は忘れずに!

 これわたしのクルーザーです。総トン数 23トン 全長20メートル、ツインエンジンでスクリューは2軸です。 もちろんクルーと一緒です。・・・これはわたしの白昼夢ですからご容赦を!

(ブログですからちょっと書いてみたかっただけ・・・)

 でも、いいでしょう。足摺岬沖の海を疾走する船・・・真っ白な航跡が何かしら焼酎メーカーのテレビコマーシャルの一場面を彷彿とさせます。

 で、実はわたしのクルーザーでもなんでもないのでそれはわたしの大好きな船・・・

3 巡視艇 とさつばき

 わたしが足摺岬を訪れる時、時間があればよく立ち寄るのは黒潮市場裏の土佐清水港の一角です。

 そこに係留されている土佐清水海上保安署所属の巡視艇「とさつばき」を見るため。

 名前がとてもよいのです。巡視艇や巡視船には名前の付け方のルールがあるようです。これは後日調べてみます。

 赤銅色のたくましい体、海上保安官です。よいですねーもちろん入学試験に合格しないとなれません。詳しくは応募要項が当該ホームページにありますから興味がある方は参照して下さい。でもね、学科がよくても実技試験がありますよ!懸垂、懸垂!・・・わたしはだめですね。懸垂と聞いただけでも鳥肌が立ちます。でも、海上保安官は憧れですね!もちろんわたしは「海猿」以前からですけど。高校時代進路指導の先生が家庭のことも考えて防衛大学校はどうだと勧められました。その時海上保安大学校でも良かったけれど結局懸垂などの実技試験でボツになった可能性は大です。・・・

 でもどうなんでしょう。携帯電話でのクライシス・シテュエーションでの長電話はいかがなものかと思いました。これは映画の話です。

4 海の元気祭り

 この画像は今年の5月に行われた土佐清水市養老にある海の駅、今は土佐竜馬であい博のくろしお社中の会場でもあります。

 ちょうどNHK大河ドラマ「竜馬伝」では長崎での社中立ち上げのストーリーです。あまり関係ないかぁー。

 結構いろんなイベントがありますが地元の人達が和気あいあいとして話合っている光景を目にします。どうしても足摺観光を中心に考えると一見の観光客ではついつい駆け足となりがちでじっくりと楽しむ余裕ができません。わたしはホームページなどでチェックしていて目ぼしいイベントがあるとチェックして行きます。でもだいたい二日間ですから日給月給の身としては辛い。で、どれか一つポイントを絞って行きます。

5 海の元気祭り

 海の駅から元気祭りの会場を見た光景です。高知というか土佐に特徴的な海の色、空の色というか空気感です。

 七月の海の日にも海の元気祭りが開催されもちろんわたしも楽しんできました。五月と異なって天候が目まぐるしく変わってスコールのような雨に降られてびしょ濡れになってしまいました。この話は別にアップしたいと思います。

 くろしお社中はいつ訪れてもにこやかに美女が迎えてくれます。これは接客のトレーニングを受けた方達だと思います。平日に訪れたことが無いので分かりませんがとても良い印象です。

 食事にはすこし苦労するのです。イベントがある時は混んでいるのと海の駅レストランは閉店が早いのが少し残念。特別なメニューもありこの七月のメニューはシーフードバイキングでした。黒潮市場の食堂のメニューをイメージすると少し異なっている感じです。出店もありますがゆっくり落ち着いて食事を楽しむという雰囲気にはなかなかなれません。

6 シーカヤック

 元気祭りでは定番のシーカヤックです。船体が透明な素材でできているいわゆるシースルーのカヤックです。

 天候が良いととても楽しめそうですがそれなりの準備をしておかないといけません。海水に濡れてもオッケーという気持ちが大切です。この画像は今年の五月のものです。7月に訪れた時は天候に恵まれず断念しました。

 でも次の機会には是非と思いますがチャンスは年2回か3回位でしょうか。

7 ところてん

 これは岬のお土産屋さんのレストランであるところてんです。

 場所はお手元にありますからどうぞ。多分今はと土佐竜馬であい博専用おてもとになっていると思います。

 味はどうでしょうか。わたしの郷土のところてんとは少し違って郷土のそうめんのだし汁のような印象でした。

 今日は夏のイメージですからちょっこしところてんの画像を挿入してみました。

8_edited1_2 土佐清水 養老港

 元気祭りではシーカヤックの他にいろいろな楽しみ方があります。くろしお社中見学は現時点ではメインイベントですが来年一月で終了です。そうもう今月にはとさ竜馬であい博の次を担うイベントの決定がなされているのではないでしょうか。ジョン万次郎でありますように・・・土佐清水市議会が猛烈プッシュしてくれないかなあー。気が付けば力が入り過ぎて横道にそれてしまいましたので・・・

 例えばイルカ&ホエールウォチングとか足摺岬海上遊覧とか漁業体験などのコース。などはいかがでしょうか。

 ここで大切なことを一つ!当然と言えば当然なことなのですが・・・

 船に酔う人にはあまりお勧めできません。特にイルカ&ホエールウォチングでは3時間から4時間の乗船になります。養老港は一見穏やかに見えてもいったん足摺岬沖へでると波や特にうねりがあると画像のような漁船では酔いやすい人は大変です。と思います。

 波やうねりが強いと船は木の葉のようにローリングやピッチングを繰り返しますので特に酔いやすいお子さんを連れている場合は注意が必要です。

 便数が比較的多くて短時間約1~2時間の足摺岬海上遊覧が時間的余裕がない一見の観光客にはお勧めです。と思います。結構洞窟や足摺岬沖から見る足摺岬と足摺岬灯台は圧巻です。

 小回りが利く漁船ならではの景色が楽しめます。この光景は別な機会にアップしたいと思います。と言いながら少し画像を集めて足摺岬海上遊覧を・・・

Photo 足摺岬 

 いかがでしょうか、いつも足摺岬の展望台から見ていると断崖の様子は分かり難いと思います。 

 断崖は海食洞門があちこちに見られいろいろと解説していただけます。

 磯釣りの人にはありきたりの光景なのでしょう・・・でも一見の旅人にはとても新鮮に感じることができます。

 海上遊覧を楽しむためには土佐清水観光協会の体験型観光コースを参照していただくとよいと思います。

 足摺岬の宿泊施設では足摺テルメ(国民宿舎の冠はとれています。)の宿泊コースに伊佐港から出港するプランもあると思います。

Photo_2 足摺岬灯台

 見慣れた足摺岬灯台ですが海から見上げると少し新鮮です。もう少し注意して見ていただくとありますでしょう。

 亀呼場と呼ばれている展望所。いつも亀さんいないかなあーとかガジヤ碆(不動岩)やその向こうに広がる大洋をみて四国最南端、ああー足摺岬へ来たんだあーと実感する場所でもあります。

Photo_3 ガジヤ碆と海上遊覧船

 亀呼場からみると海上遊覧船はこんな感じで見みることができます。

 結構、海が穏やかな時は遊覧船も断崖に近づいてくれます。

 今日もブログを書き始めるとあちこち横道にそれてしまいました。

 が、足摺岬の夏暑いのですがとてもよいのです。この画像はご覧のようにススキが枯れていますから少し以前のものを使用しています。海上遊覧の雰囲気を少しでも感じていただくために使用しました。お許し下さい。

 そうそう、今は高知県では黒潮が沿岸に張り付いていますとのことこの画像の海の色とは異なりどちらかと言うとエメラルドグリーンに近い感じで透明度も良いと思います。

 では、次こそわたしが好きな「とさつばき」を取り上げてみたいと思います。今日も眠たくなったのでこのくらいでおやすみなさい。


足摺岬 「来るべき時が来た」

2010-07-17 02:33:24 | 足摺岬

Photo_5 足摺岬 梅雨明け

 今日もNHK「ゲゲゲの女房」からのパクリで少々気が引けますが・・・

 画像も過去のものを使用しています。

  ちょっこしご容赦を!

 足摺岬 来るべき時が来た・・・

そう、梅雨明けです。今日梅雨明け宣言が四国地方に出るかブログを書いている途中ではわかりませんが何となく気圧配置を見ると今日のような気がします。

 地学で習いましたでしょう・・・気圧配置を書く練習。NHKラジオ放送を聞いて書く練習。

「南大東島、風力2、快晴、1010ミリバール(その当時はmbでした。)」ちょっこし違ったか。

 わたしの好きな足摺岬の夏がやってきました。まさに「来るべき時が来た」感じです。

ついでにパクリで主題歌から一部引用

  ・・・信じたこの道を 確かめて行くのに

                今、ゆっくりと歩いていこう・・・

  いいんですよ足摺岬の夏・・・   


足摺岬 「オーケストラ!」

2010-07-14 03:21:39 | 足摺岬

1 足摺岬 天狗の鼻から

 とうとうわたしは今年は6月に足摺岬を訪れることは叶いませんでした。予算のこともありますしねっ!

 それに時間もとれなかったし天候も今一つぱっとしませんでした。

 画像は今年の五月のもので恐縮ですがだいたいわたしはエブリデイ足摺岬ですからお許しを。

 いいでしょう、足摺岬天狗の鼻展望所からの足摺岬と足摺岬灯台です。いつも言っていますが大体わたしは雨男ですからこんな晴天も珍しいことなのです。なんでなんでいつもいつも同じところを撮るのと思われるかもしれません。ですね・・・でもでもいいんです。前述したようにわたしはいつでもエブリデイ足摺岬ですから。

2 足摺岬 天狗の鼻から

 ちょっこし違った時間帯の足摺岬です。それにしても「ゲゲゲの女房」はいいなあー。

 足摺岬は訪れるたびにそれは「昔と変わらないなあー」と思う時と「昔とは全然違うなあー」と思う時があります。

 もちろんまったく同じ足摺岬の情景はあり得ないのですがそれは人の記憶の中で「デジャビュ」として存在する時にしばしば時を超えた思いとして心に存在するのではないでしょうか。だから「いつも同じだなあー」と思って撮っていたり「全然違うなー」と思って見たり・・・わたしにとって足摺岬はそれほど魅力的なものなのです。簡単に言えば大脳海馬から海馬回の螺旋の迷宮を駆け上り大脳辺縁系を通って大脳新皮質へ投影されそれがまた反射して海馬へと戻ってゆく。その行程がわたしの足摺岬のデジャビュを形成しているのだと思います。

 今日もとてもあらぬ方向に向いそうです。大体、表題の足摺岬 「オーケストラ!」とするところから今日も怪しい!

3 足摺岬 「オーケストラ!」

 足摺岬へ行けないわたしは漫然と時を過ごしていた訳ではありません。

 足摺岬へ行く費用より格安で時を過ごせる。そう、映画を見ていました。昔はポケットベルから今は携帯電話からの呪縛からしばし時を忘れさせてくれるひと時です。

 フランス映画2009年度作邦訳「オーケストラ!」原題「Le Concert」見てきました。

 わたしの郷土では二週間の限定でした。よかったです。どうして二週間限定でしかも日本国内では上映される映画館も僅少です。

 余談ですが同時期に上映された現代の人気グループの一人が主役を演ずる邦画の古典的時代劇のリメイクも見ましたがいかがなものかと個人的に感じました。

 それは「オーケストラ!」が持ついわゆる評論家がいう代表的クラシック音楽の醸し出すある種の内面的な夢をしばし叶えてくれる力を有効に利用した手法もあるのでしょうがわたしはこのフランス映画の持つ荒唐無稽なストーリーが素直に受け入れられたのです。それは有名なクラシック音楽に容易に憧れをもつミーハーなわたしをたちまち虜にしてしまいました。

44 AKIKO SUWANAI

 このブログを書こうとして7月5日にアップしようと考えていましたが間に合いませんでした。

・・・「アキコ・スワナイ!」何と響きのよいアナウンスなのでしょう。・・・

 多分、当人もその当時には夢心地で聞いたのではないでしょうか。

 前述の映画「オーケストラ!」で基調となるクラシックの楽曲はピィヨードル・イリイチ・チャイコフスキー作曲ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35です。

 わたしは映画「オーケストラ!」を見ていてその時のNHKのテレビの画像がよみがえってきました。わたしの記憶違いかも知れませんがテロップが番組画面に流れそしてゴールデンタイムのNHKニュースに流れたと思うのです。

 時は1990年7月5日午後11時30分、モスクワ音楽院・・・「第9回チャイコフスキー国際コンクールバイオリン部門 第1位・・・

     「アキコ・スワナイ!」

 とアナウンスがあり促され戸惑いながら席から立ち上がりにこやかにほほ笑みを浮かべる。思わず近くにいた男性が戸惑うスワナイの手に口付けをする・・・コラコラ勝手にするなとわたしは思いました。

 後日、一ヶ月後にNHKで芸術劇場で「諏訪内晶子のチャイコフスキー・コンクール~本選会から~」という番組で放映されました。画像は当時発売されたパイオニア レーザーディスクのジャケットで諏訪内晶子がチャイコフスキーコンクールバイオリン部門本選会での演奏(7月4日)を収録したものです。

5 足摺岬 天狗の鼻から

 画像は足摺岬天狗の鼻展望所からの暮れゆく足摺岬です。もう、この時間帯になると帰りは真っ暗になりますから懐中電灯できれはヘッドライトは必需品です。

 天狗の鼻はこの時間帯よほどの目的を持った人でないと訪れることはありません。だからゆっくり暮れゆく足摺岬を見て気に入ったらレリーズボタンを押すだけ。

 足摺岬灯台の灯光の点灯から光芒が見えるまでしばし時を忘れて眺めています。

 昼間のムッとするような大気とは異なって夕暮れ時の気流を感じることができます。

Photo

踊る大捜査線 海鮮キムチ

 ここで

閑話休題

 見ましたですね初日「踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツラを解放せよ!」・・・おもしろかったです。

ザ・湾岸ラーメン 明星 海鮮キムチ コク塩味

 美味しかったです。もちろん深夜で腹ペコですからなんでも美味しく食べられるのですが一気呵成に食べてしまいました。語句の引用が不適切かなあー。

 だいたいシーフード・ヌードルにキムチをプラスした感じでしょうか。「辛ラーメン」のように激辛ではありません。

 今日は足摺岬「オーケストラ!」のブログをもちろんチャイコフスキーバイオリン協奏曲ニ長調Op35の演奏を聴きながら作成しているのですが夜も遅くお腹がペコペコになっていました。がわたしのミーハーな性格をはからずも供覧したような画像になってしまいました。

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踊る大捜査線 パンフレット

 前作からもう7年も経っていたのですね。前作は日本実写映画歴代最大興行収益を上げたそうです。

 今回も前回を上回る初日興行収益を記録したそうですから今後ますます期待できます。と思います。

 余談ですが本広克行監督はわが郷土の丸亀市の出身でこれも余談ですが丸亀と言えば「骨付き鳥」の発祥の地でもあります。ちなみに同監督は映画「UDON」も制作されました。

 今回の作品は今年一月から約二か月半位で撮影されたそうです。民放テレビのインタビュー番組で説明されていました。

 今、テレビでは前回、前々回作品が再放送されていますが初回作品もよいですね。

 涙もろいわたしはなんと初回作品の後半でうるうるしてしまいました。本広監督によれば今回が最も面白いというコメントでしたがわたしはテレビドラマの頃から今は他界されましたが和久平八郎役のいかりや長介さんの存在が大きいと感じました。

 わたしはすぐ感情移入されるほうですから織田祐二演じる「青島刑事」に置き換わって隣には深津絵里演じるすみれさんがいてラーメンを食べています。

Photo ザ・湾岸ラーメンを食す

 今日は大変です。だらだらとブログを書いていますがもちろんチャイコフスキーバイオリン協奏曲Op35をオーディオ装置から流しています。

 もっと真剣に聞けと思われるかも・・・確かにそうなのですが夜も更けるとお腹もペコペコです。

 麺もこしがあってスープまで残さず食べてしまいました。

 食べて音楽に聞き入っているとだんだん睡魔が襲ってきました。どうしよう・・・まだ用意した画像は7~8枚も残っているのです。睡魔と闘いながら気分はほのかな恋心を持っているすみれさんとラーメンを食べながらブログを書いていると・・・そんなシチュエーションでしょうか。

  とその時、何か声が聞こえてきたような気がしました。ちょっと恐ろしい・・・

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ヒラリー・ハーン

 「アホ! だらだらとブログを書いている時じゃないでしょう。なぁお前!もうちょっと真剣に仕事や勉強しないとだめだわ!」

 曲を聴いているとヒラリー・ハーンが言ったような気がしました。

 ヒラリー・ハーンはわたしの方を見てもくれずいわゆるそっぽを向かれてしまいました。・・・

 聞いているCDです。今年日本でチヤイコフスキーバイオリン協奏曲Op35の日本公演ツアーがあったようです。

 わたしは地方に住んでいますからやっぱり都会に住んでいると生の演奏会が開催されるのでいいのかなあ~でも時間が無いと聞きに行けないし同じか。

 ヒラリー・ハーンは諏訪内晶子が1990年にチャイコフスキー国際コンテストで最年少・日本人初の優勝者になった時10歳。13歳の時ピアノ伴奏で初演奏したそうです。これはCDのジャケットの説明からの引用です。それまで演奏者が好んで用いたアウアーが省略や装飾音を付けたアウアー版といわれる楽譜ではなくオリジナル版で演奏したのです。これは彼女が10年近くチャイコフスキーから離れ再び戻った時、音楽的に深みを増した中見直した時に彼女自身が導き出した思いからだそうです。と説明にありました。

 とその時また聞こえてきました。・・・恐ろしい・・・

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ヴィクトリア・ムローヴァ

 「わたしもそう思うわ! あなたはほんとにのほほんとしているのよ! あなたが今やっていること・・・分かってるの?もうそんな時期じゃないのよ」「分かっているの大学受験なんてもう夏休みが終わるころには結果が分かって勝負はついているのよ。もう遅いの。でもねこれからやるかやらないかはあなた次第よ!」

 高校時代の進路指導の先生の言葉がよみがえってきました。

 「どう、部屋取れてるの・・・ええ、一応湯島天神の近くの宿で六畳一間で二人の相部屋です。・・・また変な方向へ行っちゃった。ちなみにその頃の暖房は炭をいれた火鉢一つで二人の間はつい立があるだけでした。

  ムローヴァに厳しく言われたような気がしました。ムローヴァは怒ってわたしを睨みつけています。怖い!

 そんな感じがしましたです。わあ~もう瞼がくっつきそうで気が付けば第二楽章になっていました。

ヴィクトリア・ムローヴァは1959年生まれ。1981年シベリウス国際コンクール、1982年にはチャイコフスキー国際コンクールで優勝しています。このCDの共演は小沢征爾率いるボストン交響楽団。

 わたしはちゃらんぽらんにブログを書く方ですからお許しを・・・

Sayaka_shouji SAYAKA SHOJI

 眠くなりながらわたしはまだまだ頑張ります。同じ曲目を聴き比べるのもとても良いものです。彼女はわたしに訴えかけます

 「ヒラリー・ハーンやヴィクトリア・ムローヴァが言っているのもそれはそれで正しいと思うの・・・でもまだ頑張れる!夢を諦めないでね・・・私がそうしてきたように・・・」わたしを見つめて話しかけてくれたような気がしました。

 なんて言っていないと思いますがこれだけチャイコフスキーヴァイオリン協奏曲ニ長調Op35を聞くと夢心地です。

 庄司紗矢香は、1990年パガニーニ国際コンクールにおいて日本人として初、しかも同コンクール史上最年少(16歳)で優勝という快挙を成し遂げた。以上、引用。優勝した後も世間に流されることもなくプレッシャーに潰されることもなく6年間自己研鑚に励んだそうです。なんと1990年は諏訪内晶子が同年にチャイコフスキー国際コンクールに優勝した後学研的な道に進んだのと良く似ているのでしょうか。

 楽団はフランスの交響楽団で映画「オーケストラ!」もフランスの楽団だそうです。今日はとてもとても横道にそれたので足摺岬に戻って・・・

Photo 足摺岬灯台

 今日も頑張っていますね!足摺岬灯台さん。

 「いつもの仕事ですから。」

「よく考えてみなさい!彼女たちや彼らはみんな神童、神童ですよ!」

 「神童、神童といってもいろいろな格言があるじゃないですか。」

 「それはそうですけど大切なことは過去の栄光にしがみついたりしていない常に前向きな姿勢が大切なのですよ。」

 「昨日より今日今日より明日でしょう?」

 「でもへこんでしまって動けない時もあるじゃないですか。」

 「そんな時には私を見に足摺岬までいらっしゃい。」

 「光るもの必ずしも金ならず!ですよ。」

 「そうでうか・・・」

 「わたしを見て瞑想しなさい。するとストレスも海容して行きます。」

 「ほんとですか?」

わーもうほんとに眠くなってきました。

6 足摺岬 天狗の鼻から

 「どうです。こんな天気の姿を見るのもいいでしょう。」

 「そうですね。やっぱりあなたは

アンヌ=マリー・ジャケ なのですか」

 「   ・・・・」

映画「オーケストラ!」のGAGAのサイトです。わたしの地域ではもう上映が終わっているので見れないかもしれませんが引用です。

    映画「オーケストラ!」公式サイトから・・・http://orchestra.gaga.ne.jp/

      映画『オーケストラ!』公式サイト


足摺岬 漁火灯台

2010-07-11 00:41:48 | 足摺岬

_edited1 足摺岬 漁火灯台

 足摺岬を訪れてわたしのお気に入りの場所にいつものようにたたずむ。

 ここは足摺岬では定番の足摺岬、岬の展望台とわたしが呼んでいる場所なのです。

 「あっ、やっぱりいるんだ。」そう思う。それはデジャビュのように・・・

 もちろんそれはまったく同一のものではないのに沖の漁火の主は以前わたしが見たように船上で作業をしているかのように見えてきます。

 わたしは足摺岬灯台の前でいつものように見える漁火をその灯火を消して翌日その場を去るまで見続けています。

 足摺岬を訪れて岬の展望台から見て下さい。黄昏も過ぎる頃、足摺岬灯台沖に瞬く漁火を多分あなたも見ることができるでしょう。

    それはデジャビュのように・・・

 今日はまたまたセンチメンタルになってしまいました。次は明るく行こう。


足摺岬 灯光を放つ足摺岬灯台

2010-07-07 01:50:01 | インポート

_edited1 足摺岬 足摺岬灯台

 やっと7月に足摺岬を訪れることができるようになりました。それは時間的にも予算的にも。

 画像は足摺岬にある足摺岬灯台が灯光を放っている様子です。

 結構一晩中付き合わないと自分がイメージしている情景を撮影できないです。

 足摺岬も今は巨大な蛾や蚊が夜ともなるとわたしを困らせます。足元にも注意しないと・・・

 また、結構足摺岬の深夜はちょっと怖い感じもしますです。でも、いいんですね。足摺岬と足摺岬・・・どうしてなんでしょう。

 「足摺岬灯台さん! あなたは足摺岬でオーケストラの指揮者ですか?それとも ソリストですか?」

 「わたしは あなたが好きです。・・・もしかしてジャケ?アンヌ=マリー・ジャケですか・・・」

    どうもわたしの悪い癖、白昼夢を見ているようです。

      アンヌ=マリー・ジャケ・・・このお話は後日に・・・

          今日も遅くなってしまいました。おやすみなさい。