足摺岬 水面走る
「水面走る。」と聞けばわたしにとってすぐ思い出されるのはもう数十年前に流行ったザ・ワイルドワンズの名曲「思い出の渚」ですね。わたしは無条件に夏をイメージしてしまいます。
歌詞から引用。
「君を見つけた・・・中略・・・
水面走る白い船 長い黒髪 風になびかせ 波に向って叫んでみても もう帰らない あの夏の日・・・以下省略。」
いいんですね。わたしはいつも1970年で止まっていますから・・・成長が無い言えばそれまでなのですけど・・・
「夏の日」いいんですね。画像は少し前の7月の足摺岬。ちょっこし前に足摺岬に行ってきました。やっぱり足摺岬はいいんですね。振り返って考えてみると少し前の朝日新聞「天声人語」に示唆に富む記述がありました。
惑星探査機「はやぶさ」の帰還に関しての記述の最期にこのような一節がありました。以下引用。
”どんな旅も、つつがなく帰ってくるのが何よりの土産なのだから。”
そう、猛暑というか酷暑というかどこもそうでしょうけど必ず水分と塩分の補給を!
わたしは保冷専用の水筒にスポーツドリンクと天然水をミックスして持ち歩いています。
どうですか水面を走っていますでしょう。夏は足摺の海のクルージングに限ります。もちろん水分の補給は忘れずに!
これわたしのクルーザーです。総トン数 23トン 全長20メートル、ツインエンジンでスクリューは2軸です。 もちろんクルーと一緒です。・・・これはわたしの白昼夢ですからご容赦を!
(ブログですからちょっと書いてみたかっただけ・・・)
でも、いいでしょう。足摺岬沖の海を疾走する船・・・真っ白な航跡が何かしら焼酎メーカーのテレビコマーシャルの一場面を彷彿とさせます。
で、実はわたしのクルーザーでもなんでもないのでそれはわたしの大好きな船・・・
わたしが足摺岬を訪れる時、時間があればよく立ち寄るのは黒潮市場裏の土佐清水港の一角です。
そこに係留されている土佐清水海上保安署所属の巡視艇「とさつばき」を見るため。
名前がとてもよいのです。巡視艇や巡視船には名前の付け方のルールがあるようです。これは後日調べてみます。
赤銅色のたくましい体、海上保安官です。よいですねーもちろん入学試験に合格しないとなれません。詳しくは応募要項が当該ホームページにありますから興味がある方は参照して下さい。でもね、学科がよくても実技試験がありますよ!懸垂、懸垂!・・・わたしはだめですね。懸垂と聞いただけでも鳥肌が立ちます。でも、海上保安官は憧れですね!もちろんわたしは「海猿」以前からですけど。高校時代進路指導の先生が家庭のことも考えて防衛大学校はどうだと勧められました。その時海上保安大学校でも良かったけれど結局懸垂などの実技試験でボツになった可能性は大です。・・・
でもどうなんでしょう。携帯電話でのクライシス・シテュエーションでの長電話はいかがなものかと思いました。これは映画の話です。
この画像は今年の5月に行われた土佐清水市養老にある海の駅、今は土佐竜馬であい博のくろしお社中の会場でもあります。
ちょうどNHK大河ドラマ「竜馬伝」では長崎での社中立ち上げのストーリーです。あまり関係ないかぁー。
結構いろんなイベントがありますが地元の人達が和気あいあいとして話合っている光景を目にします。どうしても足摺観光を中心に考えると一見の観光客ではついつい駆け足となりがちでじっくりと楽しむ余裕ができません。わたしはホームページなどでチェックしていて目ぼしいイベントがあるとチェックして行きます。でもだいたい二日間ですから日給月給の身としては辛い。で、どれか一つポイントを絞って行きます。
海の駅から元気祭りの会場を見た光景です。高知というか土佐に特徴的な海の色、空の色というか空気感です。
七月の海の日にも海の元気祭りが開催されもちろんわたしも楽しんできました。五月と異なって天候が目まぐるしく変わってスコールのような雨に降られてびしょ濡れになってしまいました。この話は別にアップしたいと思います。
くろしお社中はいつ訪れてもにこやかに美女が迎えてくれます。これは接客のトレーニングを受けた方達だと思います。平日に訪れたことが無いので分かりませんがとても良い印象です。
食事にはすこし苦労するのです。イベントがある時は混んでいるのと海の駅レストランは閉店が早いのが少し残念。特別なメニューもありこの七月のメニューはシーフードバイキングでした。黒潮市場の食堂のメニューをイメージすると少し異なっている感じです。出店もありますがゆっくり落ち着いて食事を楽しむという雰囲気にはなかなかなれません。
元気祭りでは定番のシーカヤックです。船体が透明な素材でできているいわゆるシースルーのカヤックです。
天候が良いととても楽しめそうですがそれなりの準備をしておかないといけません。海水に濡れてもオッケーという気持ちが大切です。この画像は今年の五月のものです。7月に訪れた時は天候に恵まれず断念しました。
でも次の機会には是非と思いますがチャンスは年2回か3回位でしょうか。
これは岬のお土産屋さんのレストランであるところてんです。
場所はお手元にありますからどうぞ。多分今はと土佐竜馬であい博専用おてもとになっていると思います。
味はどうでしょうか。わたしの郷土のところてんとは少し違って郷土のそうめんのだし汁のような印象でした。
今日は夏のイメージですからちょっこしところてんの画像を挿入してみました。
元気祭りではシーカヤックの他にいろいろな楽しみ方があります。くろしお社中見学は現時点ではメインイベントですが来年一月で終了です。そうもう今月にはとさ竜馬であい博の次を担うイベントの決定がなされているのではないでしょうか。ジョン万次郎でありますように・・・土佐清水市議会が猛烈プッシュしてくれないかなあー。気が付けば力が入り過ぎて横道にそれてしまいましたので・・・
例えばイルカ&ホエールウォチングとか足摺岬海上遊覧とか漁業体験などのコース。などはいかがでしょうか。
ここで大切なことを一つ!当然と言えば当然なことなのですが・・・
船に酔う人にはあまりお勧めできません。特にイルカ&ホエールウォチングでは3時間から4時間の乗船になります。養老港は一見穏やかに見えてもいったん足摺岬沖へでると波や特にうねりがあると画像のような漁船では酔いやすい人は大変です。と思います。
波やうねりが強いと船は木の葉のようにローリングやピッチングを繰り返しますので特に酔いやすいお子さんを連れている場合は注意が必要です。
便数が比較的多くて短時間約1~2時間の足摺岬海上遊覧が時間的余裕がない一見の観光客にはお勧めです。と思います。結構洞窟や足摺岬沖から見る足摺岬と足摺岬灯台は圧巻です。
小回りが利く漁船ならではの景色が楽しめます。この光景は別な機会にアップしたいと思います。と言いながら少し画像を集めて足摺岬海上遊覧を・・・
いかがでしょうか、いつも足摺岬の展望台から見ていると断崖の様子は分かり難いと思います。
断崖は海食洞門があちこちに見られいろいろと解説していただけます。
磯釣りの人にはありきたりの光景なのでしょう・・・でも一見の旅人にはとても新鮮に感じることができます。
海上遊覧を楽しむためには土佐清水観光協会の体験型観光コースを参照していただくとよいと思います。
足摺岬の宿泊施設では足摺テルメ(国民宿舎の冠はとれています。)の宿泊コースに伊佐港から出港するプランもあると思います。
見慣れた足摺岬灯台ですが海から見上げると少し新鮮です。もう少し注意して見ていただくとありますでしょう。
亀呼場と呼ばれている展望所。いつも亀さんいないかなあーとかガジヤ碆(不動岩)やその向こうに広がる大洋をみて四国最南端、ああー足摺岬へ来たんだあーと実感する場所でもあります。
亀呼場からみると海上遊覧船はこんな感じで見みることができます。
結構、海が穏やかな時は遊覧船も断崖に近づいてくれます。
今日もブログを書き始めるとあちこち横道にそれてしまいました。
が、足摺岬の夏暑いのですがとてもよいのです。この画像はご覧のようにススキが枯れていますから少し以前のものを使用しています。海上遊覧の雰囲気を少しでも感じていただくために使用しました。お許し下さい。
そうそう、今は高知県では黒潮が沿岸に張り付いていますとのことこの画像の海の色とは異なりどちらかと言うとエメラルドグリーンに近い感じで透明度も良いと思います。
では、次こそわたしが好きな「とさつばき」を取り上げてみたいと思います。今日も眠たくなったのでこのくらいでおやすみなさい。