アタシ、しゅうにとってこの地は、深い思い入れがある。
高校三年間、当地に通い、卒業してから三十代の六年間、この地に勤務した。
高校二年の頃、この地で大失恋をした。
今日は、しゅうにスキルがないためサービス出勤をして、午後一時頃まで仕事をし、その帰り道、加茂市に寄り道をしたのだった。
気温、13度。
今まで寒かったので、実に暖かく感じる。
まずは、加茂山公園を散策。
三十分程、公園内の山歩きをした。
足が棒になった。
高校生の頃、この山で剣道着に袴姿で、ランニングをしたことを思い出す。
今、読んでいる本は『天・地・人』。
上杉謙信がここに城砦を築き、各地と連絡を取り合ったとゆう。
その城砦跡が山の頂上付近にあったので、行ってみた。
きつかった。しかし戦国時代にタイムスリップしたかのようで、みょうに気持ちが高ぶったのである。
山を降り今度は商店街を歩く。
メインストリートの一本通りを越えると、加茂川が流れている。
水がきれいな、凄く落ち着く川である。
しかし、過去に大水害も起こしている。
今は、このように護岸工事も行われ、市民の憩いの場になっている。
なんか、落ち着くいい町だ。