ローマ法王に米を食べさせた男

2016-07-15 19:45:13 | 必殺百姓人生!


市役所農林創生課主催の研修旅行に7月9日・10日の二日間行かせてもらった。

今年で三回目の参加である。

今回の研修のメインはこの本の著者 高野誠鮮氏の公演である。前々から興味があったので今回の研修とは関係なくこの本は読んでいたのであります。

そしてあろうことか直接お話が聞けることになるとは 本当に光栄であります。

ドラマにもなったこの本 アタシの好きな浅田次郎・東野圭吾・池井戸潤の小説を読むがごとく一気の読みあげてしまったのであります。

限界集落となりつつあった石川県羽咋市 神子原地区をあの手この手で見事蘇らせ限界集落からの脱却を図ったのであります。

その一番目立った功績がローマ法王に手紙を送り見事返事をもらった事であります。 もちろん他にも今まで誰もやらなかったことを とにかく実行し 失敗しながら成功するまでやり続けたのであります。しかもほとんど予算を使わずにであります。



この神子原米1㎏700円! そうローマ法王が食べたであろうこのお米であります。 ちなみのアタシのお米 200円であります。 戦略戦術で価格は全く違ってきます。

言い忘れましたが彼は当時羽咋市の職員であり 地元の日蓮宗のお寺様の住職でもあります。



そして今彼は あの奇跡のりんごの栽培者 青森の木村秋則さんを口説き自然農法の米の生産に取り組んでいるのであります。



公演の最後に「まず行動して頂きたい」と締めくくったのでありました。

さて真意は この本に記されたあった。 「みなさんいろんなところを訪れ勉強し 研修会も開催しておられるのに 行動が伴っていない」模倣でいいからひとつでも行動して頂きたいと。

最後にお願いをしてツーショット写真を撮らせて頂きました。180名程の団体でしたが写真をお願いしたのはアタシだけ(^^;)

アタシと同い年であります。いいお顔してらっしゃいます。