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ラカゼット獲得!今後はどう動く?

2017-07-10 08:53:09 | 日記

今夏の移籍市場で、アーセナルが最も欲していた選手と言っても良い、リヨンのCF、アレクサンドル・ラカゼットを獲得。移籍金は推定4600万£。さらに活躍に応じて最大600万£が上乗せされるそうです。

ラカゼットは現在26歳。リヨンでは3シーズン連続でリーグ戦20得点以上を記録していて、非常に多彩なプレーヤーです。裏へ抜け出すスピードは速く、タイミングも絶妙。そしてミドルレンジからも多くの得点を挙げています。アンリが退団してからのアーセナルのトップを務めた選手の中では、最もアンリに近いタイプと言えるのではないでしょうか。

正直なところですね、個人的にラカゼットにはかなり懐疑的でした。それほどの得点能力があって、レアルやバルセロナ、それからプレミアリーグのお金を持っているメガクラブが獲得に動かなかったことが主たる理由です。同じくリヨンに所属していたベンゼマは早々にレアルに引き抜かれましたしね。スパーズは昨シーズンエールディビジの得点王を獲得しましたが、結果は散々でした。まぁそこまで酷いことにはならないとは思いますが、移籍金が高額なだけにプレッシャーは大きいでしょう。

とはいえラカゼットのプレースタイルはヴェンゲルやファンの理想と合致するのは間違いないところ。加えてアーセナルには彼の長所を活かせる出し手が豊富です。プレミアリーグのスピードとパワーに如何に素早くフィットできるかが重要となるでしょう。

アーセナルはラカゼットにかなりのお金をつぎ込みましたが、補強の手を緩めることなく、次のターゲットはモナコのトーマス・レマルと噂されています。既にレマルに対しての2度に渡るオファーを断られているそうですが、アーセナルは提示額を増額する準備を整えているとか。モナコ側の要求額は8000万£で、アーセナルが提示するであろう移籍金は4500~5000と言われているので、移籍が成立するにはまだまだ時間がかかりそうです。

既に獲得したラカゼット、そしてレマルに対して相当額を支払う姿勢を見せていることから、サンチェスを放出する準備なのかな?と勘ぐってしまいますが、とりあえず国内のクラブには最低でも9000万£程度でないと売らない考えだそうです。サンチェスはシティへの移籍を望んでいると様々なメディアが報じていますが、クラブとしてはプレミアのライバルには絶対に売却したくない、たとえ契約満了でフリーになったとしても、今夏シティにだけは売らないという意向のようですね。まぁ残りの契約が1年の選手に9000万提示されたらさすがに売るだろうとは思いますが、シティ側もそれはアホらしいと思っているでしょう。

一部メディアで、アーセナルはプレミアリーグが設けているサラリーキャップに引っかかるのではないかと報じられていましたが、現在こういった報道を発信している媒体はほとんどなく、ラカゼット、レマルを獲得した上でエジル、サンチェスの契約延長も可能なのかもしれませんね。同じく契約が1年となっているチェンバレンも移籍が噂されていましたが、プレシーズンツアーに帯同し、クラブ側も契約延長に自信をもっているとか。チェンバレンはお金よりも出場機会を求めていると言われていますが、有力な移籍先と噂されるリバプールにはサラーやマネといったライバルがいますし、アーセナルの方が出番があるんじゃないかなと。個人的に、チェンバレンはアーセナルの中でもかなりお気に入りの選手なので、契約延長してほしいところです。