エラい本を読み始めてしまった

2008年05月30日 16時39分22秒 | memo
沈黙を破る―元イスラエル軍将兵が語る”占領”
土井 敏邦
岩波書店

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「加害」ということについて、主として第2次インティファーダ以降の占領地における元イスラエル兵士たちの体験談。
彼らが語るということを、自分のおかれた立場に引き寄せてその意味について考えこまざるをえなくなる。

あっという間に読んでしまえそうなある種の力をもっているのだが、ときどき、どうしようもなく読むのを中断せざるをえなくなってしまう。


「マガジン9条~雨宮処凛がゆく!」の最新エントリーについて

2008年05月28日 15時29分14秒 | memo
「マガジン9条~雨宮処凛がゆく!」の「『ロスジェネ』とフリーター/貧困/自己責任談義。の巻」を読んで胸を衝かれた気がする。
自分もよく「奴隷のような」ということばを使ってしまう、というかつい最近の講師として呼ばれた学習会でも使ってしまった。

「厳しい状況に立たされた者が自身の状況を『自己責任』と言う時、多くの人は、『構造的な原因を知らないからだ』と思う。しかし、そうではない。短い文章の中、ぶっちは的確に構造を読み解き、深く認識している。認識しながらも、そこで『社会が悪い』と言い切るわけにはいかないのだ。それは彼自身の『プライド』にかかわる問題だからだ。
 誰だって、社会の犠牲者、被害者なんて思いたくない。状況がキツければキツいほど、プライドが頼りになる時がある。『自己責任』を巡る論争は、実はその人の『プライド』や『実存』を賭けた闘いでもあるのだ。だからこそ、そんなぶっちやぶっちのような人々の言葉に丁寧に耳を傾けることが大切なのだと思う。」

ああ、ほんまに自分はダメだ、ということを痛切に思い知らされた。

6.15岡真理講演会「ナクバから60年、今、パレスチナ問題の根源を考える」

2008年05月28日 09時07分25秒 | イベント告知・賛同要請
わー、行きたい!
mixi経由で知った。
時間が取れるか微妙だけど、、。
で、無断転載しておきます。



-----------岡真理さんの講演会のお知らせです! 転載歓迎 -------------------

「パレスチナの子供の里親運動」が主催する講演会のお知らせです。
お近くの方でお出かけできる方は是非、岡さんのお話を聞きに来てください。


◆◇◆岡 真理 さん 講演会◆◇◆

「ナクバから60年、今、パレスチナ問題の根源を考える」

日時 :2008年6月15日(日)午後2時30分~4時30分
場所 :大阪市中央公会堂(B1F 展示室)
  http://www.city.osaka.jp/kyouiku/sisetu/establish02_10.html
  ○地下鉄御堂筋線・京阪電鉄「淀屋橋」駅下車徒歩5分
 ○市バス淀屋橋(市役所前)下車徒歩3分
 ○地下鉄堺筋線・京阪電鉄「北浜」駅からも下車徒歩5分
参加費:500円
主催:パレスチナの子供の里親運動                 

1948年、イスラエルの建国に際し、
70万人を超えるパレスチナ人が故郷を追われ難民となりました。
パレスチナ人はこの出来事をナクバ(大災厄)と呼びます。
それから60年、苦難の道を歩き続けてきたパレスチナの人々は、
今、一層困難な状況に置かれています。
問題解決への糸口は、現在、何も見えていません。
このたび、気鋭の現代アラブ文学研究者 岡 真理さん
(京都大学大学院准教授)に「パレスチナ問題の根源」を
テーマにお話しいただきます。
パレスチナの状況が混迷を深める中、
私たちはパレスチナの人々とどう向き合っていくのか、
どのような未来を求めていくべきなのか、ともに考えましょう。

※ 午後1時30分から2時15分まではパレスチナの子供の里親運動の
「里親の集い」を行っていますが、会員以外の方もご同席いただけます。
遠慮なくご入場ください。

【問い合わせ先】
パレスチナの子供の里親運動
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場3-21-19
白雲荘103号
Tel : 03-3227-2706 FAX : 03-6312-5206
Email : jccpあっとmsc.biglobe.ne.jp
HP : http://www5e.biglobe.ne.jp/~JCCP

モラル・エコノミー

2008年05月27日 15時50分01秒 | memo
フランス7つの謎 (文春新書)
小田中 直樹
文藝春秋

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読みどころがいっぱいあった本なのだけど、最近の諸色高騰という情勢を考えると、この本が提起している、米騒動の時点で存在したかに思われる「モラル・エコノミー的観点が、」「いまはあとかたもないようにみえるのはなぜか」という問題は非常に興味あり。本当にどう考えたらいいのだろう?


「フォア&モア/マイルス・デイヴィス」

2008年05月27日 11時43分35秒 | CD
フォア & モア
マイルス・デイビス
ソニーミュージックエンタテインメント

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「フォア&モア/マイルス・デイヴィス」

アマゾンで購入。
少し前にジャズ喫茶で大音量で聴く機会があり、「ああやっぱりいいなあ、すごいなあ」と思って買ってしまった。
かつて「家」があったときには、わざわざ買わなくてもよかったんだけど、、。

「ディアスポラと社会変容‐アジア系・アフリカ系移住者と多文化共生の課題」

2008年05月27日 11時35分22秒 | book
ディアスポラと社会変容―アジア系・アフリカ系移住者と多文化共生の課題 (アジア太平洋研究センター叢書 (3))
武者小路 公秀,浜 邦彦,早尾 貴紀
国際書院

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臨死!!江古田ちゃん 3 (3) (アフタヌーンKC)
瀧波 ユカリ
講談社

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「ディアスポラと社会変容‐アジア系・アフリカ系移住者と多文化共生の課題/武者小路公秀・監修・浜邦彦・早尾貴紀・編」
「臨死!!江古田ちゃん(3)/瀧波ユカリ」

アマゾンで購入。

「アニー・ロスは歌う!」

2008年05月27日 00時25分01秒 | CD
アニー・ロスは歌う
アニー・ロス,ビル・クロウ,アート・ファーマー,チェット・ベイカー,ジェリー・マリガン,ヘンリー・グライムス,デイヴ・ベイリー
EMIミュージック・ジャパン

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Live At Macalester College
Byard Lancaster
Porter

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「アニー・ロスは歌う!」
「Live At Macalester College/The Byard Lancaster Unit」

タワレコとアマゾンでそれぞれ購入。
「アニー・ロス」は「ジャケ買いしただろ!」と言われたら決して否定はできないんだけど、ピアノレスに乗っかってるヴォーカル、というのも外せない。




「部落解放同盟全国連合会 第一七回全国大会・議案書」

2008年05月26日 12時02分32秒 | Weblog









「解放同盟全国連合会 第一七回全国大会・議案書‐差別徹底糾弾!生活防衛!改憲阻止! 三百万民は団結せよ!」
「P・G 103」
「おさきまっくろ n-ro.4」
「マルキシズム&ラディカリズム レビュー 29-30合併号」

模索舎通販で購入。
趣味的には押さえておかないとね、って感じで。



南アフリカ・トレバー・ングワネさんの入国を求める

2008年05月26日 11時43分07秒 | Weblog
知人からこのことを知り、メール転載いたします。
しめ切り間近のようですので、、。

=======転送歓迎=====================

緊急のお願い! 

 横浜でG8とTICADを考える会です。
 
 下記の抗議声明にご賛同ください。

 私たちは、7月に洞爺湖で開かれるG8サミットと、5月28日から横浜で開かれるアフリカ開発会議の問題を考えるために集まった市民のグループです。
 アフリカの民衆がG8やTICADについてどう考えているか、アフリカで活動されているトレバー・ングワネさんからお話を伺う企画をしたところ、政府は 不当にもビザの発給を遅らせて、私たちの交流を断ち切り、集会の自由を侵害しました。

 緊急に抗議声明を発して、大勢のご賛同を頂きたいと願っています。
どうぞよろしくお願い致します。
 TICAD開催の5月28日に首相・外相に賛同名簿を添えて提出、記者発表します。


 集約期日:5月27日午前10時まで  集約先:アドレス orony@msj.biglobe.ne.jp
 
 ****************

【声明】トレバー・ングワネさんの入国を速やかに認めなさい☆
政府は私たちの集会、言論・表現の自由を侵害してはいけません☆

 5月28日から横浜でアフリカ開発会議(TICAD IV)が開催されます。この会議にさきだって私たちは、TICADが貧困や環境問題を日本の国益のために利用したり、紛争解決を口実に自衛隊のアフリカへの派兵を画策するなど、経済と軍事が一体となって貧しい国を食い物にするような「援助」に加担することに反対するために、本日のデモと集会を開催しました。

 そして本日の集会に私たちは、南アフリカの活動家、トレバー・ングワネさんを講演者として招待し、アフリカ開発会議の問題点を当事者の視点から語って いただくことを企画しました。ングワネさんは、反アパルトヘイトの活動家の経歴をもち、現在、ヨハネスブルグ郊外のソウェト電力危機委員会の議長とし て、新自由主義的な開発政策が貧困層にもたらす破壊的な影響に対して現場で闘っている活動家であり、私たちの集会にとって不可欠なゲストです。

 しかしながら、大変残念なことにングワネさんは私たちの集会に参加することができませんでした。日本政府は、ビザの発給を遅延させて、「元気なアフリ カ」からの私たちの大切な友人の来訪に対して冷たく国境を閉ざし、私たちの交流の機会を奪い、TICADに対する異論や批判を封じ込めたのです。

 日本政府はビザ発給遅延の理由として、ングワネさんに逮捕歴があるが無罪証明が南アフリカ政府から得られていないことを示唆しています。彼が無罪と なっていることは、現地の報道でも明らかですし、逮捕は政治活動に関わってのことです。これまでも、長年にわたって海外から逮捕歴などがある活動家が自由に来日し、集会などに参加してきた前例があり、ビザ発給に特段の問題はなかったはずなのです。

 しかし、こうした前例があるにもかかわらず、G8洞爺湖サミットを目前にひかえて、今年に入ってから活動家や知識人の入国が拒否されるケースが目立っ て増えていることも事実です。今回のように、法的な根拠もあいまいな理由でビザ発給を遅延させるなど恣意的な入国規制が強化されつつあることに強い危惧 をいだかざるをえません。

 今回の日本政府のビザ発給遅延措置によって、私たちとングワネさんとの出会いは妨げられ、私たちの集会とデモにとって重要な課題の実現が妨げられたこ とを強調したいと思います。日本国憲法は、集会・結社の自由、言論・表現の自由をわたしたちの権利として定めており、政府はこうした私たちの権利を侵害 できないはずです。にもかかわらず、今回の日本政府の対応は、私たちの集会とデモに不可欠な友人の参加を妨げ、憲法に明示されている私たちの集会や言論・表現の自由を侵害したのです。こうした政府による私たちの権利侵害に断固として抗議します。

 私たち、集会の主催者と参加者は、日本政府に対して、ングワネさんへのビザ発給を速やかに行うことを要求するとともに、ふたたび同様の入国規制を行わないよう強く要求するものです。

2008年5月25日      

      「STOP G8! アフリカ開発会議って何だ?!、
      アフリカの貧困・環境破壊・戦争を考える5.25デモと集会」参加者一同
主催 横浜でG8とTICADを考える会 (問い合わせ先:090-3909-9657)

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【声明】トレバー・ングワネさんの入国を速やかに認めなさい☆に賛同します

お名前(個人or団体)
 (個人はできれば肩書きも)

 お名前の公表     可     否

連絡先 Email

=======ここまで転載===================