「能力主義と教育基本法「改正」―非才、無才、そして障害者の立場から考える/北村 小夜」

2005年02月24日 10時44分02秒 | book
「能力主義と教育基本法「改正」―非才、無才、そして障害者の立場から考える/北村 小夜」
「"性的虐待を受けた人のポジティブ・セックス・ガイド/ステイシー ヘインズ」

2冊アマゾンから到着。

最近佐藤学さんの本なんかを読んで、いわゆる「能力主義」的立場に立って考えても、能力別編成は「能力開発」にはむしろ悪影響を及ぼすということを感じるようになった。
周りが「ふんふん」と教えられたことを聞いているばかりの人だと、前提となっている中身を洗い出すという作業をしなくなってしまう。その結果思わぬ誤解を放置してその上に知識を上乗せしているようなことも生じる。その場合砂の上に家を建てたようなもので、その後のノビシロもないし、ふいをつかれて崩れ去ることもある。質問され、それに答えようとしてみると、実は自分もなんにも判ってなかったことに気づかされるということはよくあることで、そうした体験が必要なのだと経験上痛切に感じているのである。
斉藤貴男さんなんかもおっしゃってるみたいに結局「非才、無才は」という「教育改革」の方向性は、自分の子や孫にはラクをさせてやりたいというジジイの身勝手に過ぎないのであり、子や孫の可能性すら奪いかねないものなんだろうと思う。
それは業務研修を通じても実感することで、たとえば優れた講師に10の内容を伝達されるよりも、そのうちの2か3の中身についてグループミーティング(ワークショップ)により(もちろんさまざまなレベルと異なる視点の持ち主が混在している方がのぞましい)教えたり教えられたりしながら検討し、残りの7については自習した方が、身につき方がちがうということも最近経験した。

しょうがい者とその家族の自己決定権に委ねられるべき問題(という立場がまたクセモノなんだろうけどそれはとりあえずさておくとして)だろうが、「健常者」にとっての統合教育の豊かな可能性ということを、そうした観点からも感じるようになりつつある。それで統合教育にかんする本を何冊か購入している。

「NHKみんなのうた はだかん帽 [DVD+CD]/宍戸留美」

2005年02月23日 11時51分46秒 | CD
「NHKみんなのうた はだかん帽 [DVD+CD]/宍戸留美」
「スペース・シアター~PROGRAM OF STEEL PAVILION AT EXPO'70/高橋悠治、小澤征爾、若杉弘他」
「VOGUE AFRICA Naked/東京ザヴィヌルバッハ」

続々商品が到着してきてしまっている。これはタワレコから。
待ちに待ったルンルンのCD。

「スペース・シアター~PROGRAM OF STEEL PAVILION AT EXPO'70/高橋悠治、小澤征爾、若杉弘他」はECDさんのBBSで知ったタワレコ限定の再発商品。


「Painter/Ari Hoenig」

2005年02月23日 11時43分47秒 | CD
「Painter/Ari Hoenig」
「Easy Listening/Radar」
「不思議・少女+/真鍋ちえみ」
「コンプリート・スーザン/スーザン」

これもアマゾンから到着した。
スーザンと真鍋ちえみはYMO関連の再発。
Ari Hoenigはたぶんオーソドックスなジャズなんだろうなあと思う。たまにはこういうのの知らない人のを聴いてみようと思った。
Radarの稲田誠さんや水谷康久さんのライブ、かつてはよく聴きに行ってたけど、
最近本当にライブに行ったりする時間が取れない。