あお!ひー

叫べ!いななけ!そして泣け!雑多なことを書いてみる。

いま熱くなっている「軽井沢シンドロームSPROUT」

2005-05-26 00:51:40 | 
「軽井沢シンドロームSPROUT」ががぜん、面白くなっている。

正直、しばらくは辛かった。単行本の3巻あたりまでは辛抱だ。
いまはめちゃめちゃ、キャラがからんで面白い具合に物語が進行している。

「軽井沢シンドローム」はもう20年くらい前にビックコミックスピリッツで連載されていた。
「軽井沢シンドロームSPROUT」はその続編で当時の主役の子供が主人公だったりする。
「キン肉マン2世」な感じだ。ただし、「キン肉マン2世」は昔の話をなぞったりというのが多かったが「軽井沢シンドロームSPROUT」ではなぞってはいない。あくまで別の進み方をしている。

あと、このマンガのすばらしいのは当時としてはまだ少なかった、同一のキャラの2頭身と8頭身でのかき分けだろう。
当時、これをやっていたのは魔夜峰央の「パタリロ」が思い浮かぶ。主人公パタリロは頭身がかわらなかったが、バンコランやタマネギなどは8頭身と2頭身を行ったりきたりしていた。

連載当初からしばらくは作者の「たがみよしひさ」は自立神経失調症とやらでかなり体調も悪く、話もどんどん暗く陰に陰に行っていた時期があった。象徴的なのはかつての主人公、相沢耕平のありようである。作者さながら体調を壊していてカメラマンの仕事をしていないという設定になっている。

が、物語の途中からだんだんと耕平の体調が回復をみせる。それまで、添え物でしかなかったのがどんどん物語に絡んでいくように変化してきた。そこいらへんから急に面白くなってきた。

にしても、このキャラの立ち方はどうだろう?すばらしすぎるのだ、ホント。通常、これだけキャラが多いと扱いが難しいはずなのだがなんなくこなしている。さらに旧作の昔の「軽井沢シンドローム」を知らないとわからないキャラがばんばん出てくる。かなりにぎやかだ。しかもそれぞれが2頭身と8頭身を行き来している。

かなり、とんでもないことになっているぞ。ぜひ、読んでみて欲しい。
現在、秋田書店の「ヤングチャンピオン」にて月イチで連載中。
って、そのヤングチャンピオンが今週火曜に発売だったが、まだゲットできていない。

くそー、マイナー誌は取り扱いが少ない。
そんな悔しさもあって書いてみた。

軽井沢シンドロームSPROUT episode5 (5)

秋田書店

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