雨飾りファームだより

日本百名山の雨飾山の麓から猫と金魚と農業と、田舎暮らしの日常を綴るブログ

空前の猫ブームに思うこと。

2016-02-24 06:58:06 | 日記
 ちまたでは空前の猫ブームだそうです。本屋さんは行けば、ファッション雑誌まで猫特集、映画も猫、猫グッズもいろいろ出現しているし、観光地も猫を参拝する人で賑わっているそうな…。

 先日も猫2月22日が猫の日とかでテレビは猫一色でした。

 猫は魅力的で癒されてとても愛らしい動物です。私も生まれたときからいつもそばに当たり前のように猫がいました。

 結婚してからは、子供たちが猫アレルギーだったこともあり、猫とはしばらくお別れしていたのですが、4年前捨て猫として出会った子猫を飼うことにしてから再び私の猫生活が始まりました。最初は猫アレルギーの娘に怒られていたのですが、次第に娘のアレルギーが消えて、それまでそういう理由で動物と接する機会のなかった娘が高校生になって初めて動物との接し方を覚えてくれたのは猫たちのおかげだと思っています。

 我が家の2匹の猫を通して見えてきたものもたくさんありました。

 この2匹は外猫のエサやりで増えすぎた現場とそのすぐ近くの多頭飼い崩壊の現場から発生した猫でした。

 最終的に30匹以上の猫が保健所に引き取られた現場となったのです。

 そしてそのとき、多くの猫が保健所で殺処分という憂き目にあっている実態も知りました。実際に保護施設の見学にも行きました。

 たかが猫と言います。でも、そういうものの命を大切に出来ない国にいる自分は幸せな気分になれないのです。猫を保護することは猫のためでもあるけれど、自分の精神衛生上にも必要なことだったのです。(そういうのを勝手わがままだという人もいますがお許し下さい)

 で、私が何をいいたいのか、

 猫を幸せにしてやってくださいということです。

 猫の品種なんてこだわりはやめて、保護猫サイトや保健所のサイトを覗いてくださいということを言いたいのです。

 殺処分になりそうな猫を1匹でも多く救ってあげてください。猫ブームでペットショップでの生体売買が増えるようなことは避けたいのです。ですから、猫のことをもっともっと知ってください。そうすれば、あの30数匹の猫たちも死なずに済んだかもしれないと今でも胸が痛むのです。

 私も個人で頑張って10匹ほどの猫を里親さんに渡しました。その猫たちがみな幸せになってることも知っています。なので、尚更あの猫たちが不憫でならないのです。こういう思いはもうあまりしたくないんです。



ポン太はよく、なんという品種ですか?高かったんでしょう?と言われます。ももは、おやおやこれはこれはなんか器量の悪い猫~って(笑)ももは器量が悪いから可愛いんです。こんな猫だれも飼ってないでしょっ。でも2匹とも野良さんの子です。この2匹が今の私の癒し?です。


 

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