大阪杯、来年からG1昇格へ

JRAが来年から大阪杯をG1に昇格させる方向で検討をしているとのこと。今までは、春の古馬中距離路線の核となるレースがありませんでしたし、G1昇格はアリだと思います。長距離路線は天皇賞（春）、中距離路線は大阪杯、短距離路線は高松宮記念、安田記念、そして全路線組が宝塚記念で顔を合わせる。こんな感じになるのかな。

春には、ドバイ、香港、オーストラリアと海外にもビッグレースがあります。現在は日本に適当なレースがないため、古馬中距離路線のトップクラスは海外遠征が主流となっていますが、大阪杯がG1になった後、その流れがどうなるか。両方使うのはムリですし、どちらかとなった時に、ドバイ、香港に匹敵する魅力あるレースでないと、大阪杯を選ぶことにならないかもしれません。まあ、海外遠征に積極的な陣営ばかりではないですし、それでも国内に中距離G1ができることの意義はあると思います。イスラボニータを考えても、昨年、今年と春のローテーションは本当に悩ましい。海外どころか関西にすらあまり遠征することのない陣営だけに、今年はやむを得ずという感じでオーストラリア遠征を計画しましたが、大阪杯がG1になれば、それが春の目標になったでしょう。できれば、昨年からG1にしてほしかった。イスラボニータが来年も現役を続行するのであれば、新設G1、大阪杯に出走することがあるかもしれませんが、果たして。