ピアノと海と花との生活 Ⅰ

海まで歩いて1分、大好きなピアノと花との毎日

地域子育てサロンコンサート ♪

2012-03-23 | 音楽

3月8日(木)午後2時より、

地域子育てセンターカンガルーム内灘で、5回目になるコンサートがありました

昨年、ちょうど3月10日に、フローリンと楽しくコンサートして、

次の日に震災が起きたので、

みんなの笑顔がまた見れて、ホントうれしかったです

今回も、向陽台保育園の年長さんのお友達、

元気いっぱいで来てくれました

今回は、新しいシリーズ、’英語で遊びましょう’

みんなも早く集まってきたので、コンサートの前に、みんなで練習してみたら

すごい!すぐ覚えちゃった

盛り上がるなあ、英語コーナーも

みんな新しいことを覚えるとすごくうれしそう

いつものリズム体操、新しいバージョンも入れて4つ、

’クラシックで遊ぼう’は、百寿苑に続いて、

ドヴォルザーク、スラブ舞曲

今回は2人ずつ組になって、向かい合って手をたたきました

1歳のお子さんとお母さんも、楽しそう…よかった、よかった

ソロでアルベニスも弾いたので、

写真をもっていって、アルベニスの生涯の話をしたら、

みんな目をまんまるにしてきいてくれます。

曲も静かにきけたよありがとう

最後はポニョとアンコールマルマルモリモリ!

元気に踊ってくれましたかわいい~

向陽台保育園のお友達は、そのまま7月に、

清湖小学校、向粟崎小学校、学校コンサートで、今度は小学1年生!になって会えますよ楽しみだなあ

第6回コンサート!もまた来年決まりました

お世話になりました米田先生、木村先生、いつも素敵なステージを作ってくださる、るーえんの皆様、

本当にありがとうございました

 

 

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ともだちは海のにおい

2012-03-18 | しあわせの素

友人が娘に、プレゼントしてくれた本・・・

ホントに素敵なので、

今日はちょっと借りてきました

ところどころに、詩があって、

それがものすごく好き・・・

 

      海  あそぶ

  みんな あそぶから

  海だって あそぶのだ

  おおきな おおきな

  ひとりあそびを あそぶのだ

 

  南の島のカニと

  右手で じゃんけんをして

  北のはての氷の山と

  左手で うでずもうをする

 

  まんなかで だれとあそぶ?

  まんなかで クラゲとあそぶ

  ゆれるクラゲを おでこにのせて

  のんびり しりとりして あそぶ

 

 

 

       海のこころ

  海は ひろいから

  海の こころも

  ひろい ひろい

  ひろすぎて

  こころの むこうのはしは

  よく見えずになぞ

 

  海は ふかいから

  海の こころも

  ふかい ふかい

  ふかすぎて

  こころの 奥の奥のほうは

  よく見えずに なぞ

 

  なぞをかかえて

  海 目をさまし

  なぞをかかえて

  海 ねむる

 

 

       海の宇宙

   海のうえに

   宇宙がひろがるように

   海の底にも 宇宙がひろがる

 

   だれも知らない深い海の底で

   ひかる魚たちの星座が

   ゆっくりゆっくり  まわっている

 

   みなぎる闇に

   アンコウかかげる星がまたたき

   あれは海の

   宇宙のはて

 

   知らない海のうちゅうが

   知らないままに きょうも

   ゆっくりゆっくり まわっている

 

 

 

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自然と音の不思議な世界

2012-03-14 | 

 

以前にUPした記事をリニューアルしました。

 

神津善行さんの「植物と話がしたい」という本、以前読みました。

これがおもしろいです。

この方、私の出身大学の器楽科を出られて、そのあと早稲田大学で、

植物と音の関係について、いろいろ研究していらっしゃいます。

 

’地球はこの宇宙の中では、珍しい星である。

何が珍しいかというと、「音のある星」だからである’

神津氏は、この本の中で述べています。

ということは、地球を除くほかの星は「静かな星」で、

地球は「うるさい星」?

 

地球に空気が作られたあと、人間が登場したのだから、

人間は最初から、音を聞く耳という、大変複雑な器官を持って生まれてきた。

植物の光合成によって、オゾン層が出来た時代の魚類には、

すでに音を利用する器官が出来ていたらしいので、

陸上進出を始めた植物にも、耳の機能があった?

 

そこで登場するのが、ハンガリーの作曲家、バルトーク(1881~1945)

彼は、黄金分割率という理論を、作曲に用いて、

その音楽は、すごく斬新で、私も大好きですが、

古民謡の発掘では、世界的にも第一任者でした。

彼は、自然愛好家で、机の上にはいつも松ぼっくりをおいて楽しんでいたそうです。

神津氏の研究によれば、この黄金分割率は、地球に住んでいるすべての生物が、

何らかの形でもっているらしく、

植物がこの黄金分割を使って、音を発している!

植物どおしお互いに連絡を取ったりしているんですって!

神津氏が、研究室で、初めて’植物の音’と取り組んだのは、

「カポック香港」というユーモラスな名前の東南アジア原産の植物だったそうです。

植物の出している電波を、音波に変えて、

人間の聞こえる高さに転換する。

そうやって聞こえてきた音は、奇妙に統一が取れていて、

聞くうちに安定感を感じていくらしいです!

 

神津氏は、’植物は人間が出現する前に現れて、

ずっと地球上に生存しているのだから、植物のほうがずっと高等だ!’と

言い切っています。

そうですよねえ。

植物はずっと地球上に存在していたのだから、

人間は後輩ですよねえ。

そのほか、この本の中には’花は蝶を待っているのか’とか’植物は何人兄弟か’など、

おもしろい研究が目白押しです。

皆さんもお時間があったら是非どうぞ!

 

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輪島・百寿苑コンサート

2012-03-07 | 音楽

3月2日(金)に、輪島の百寿苑で、3回目のコンサートがありました

まだ雪も残る奥能登輪島で

コンサートの前には、

5月7日に決定した母校の河井小学校で、校長先生と打ち合わせでした

廊下の時計も、教室もそのまま

私は小4から、輪島病院の官舎が、小学校の職員玄関の横だったので、

懐かしい今は使われていない、幼少時代のうちをみながら、

体育館も校長先生に案内していただきました

話を進めてくれた、創業100年の柚餅子総本家’中浦屋’の社長、中浦政克君

同級生のアンチと一緒に、

懐かしい話に花が咲きました

今ではテレビ放送もやっていない放送室

5,6年のとき、毎朝、アナウンサーとして、

「皆さん、おはようございます」とカメラに向かって挨拶し、

「今月の歌を歌いましょう」と自分の音の録音を流してた

その放送室も、控え室で使わせていただくことになりました

本当にコンサートが楽しみです

百寿苑コンサートは、

3回目になるので、皆さん、もう慣れて下さって

すごく積極的に参加してくださいました

今回の作曲家シリーズは、ベートーヴェン。

32歳のときに、ドイツのボンのベートーヴェンの生家へいって、

館長さんに、お休みの日にもかかわらず、3時間もかけて、館内を案内していただいたので、

そのときの写真ももっていき、

ベートーヴェンの生まれた部屋の前で、パワーのあまりに倒れそうになった、

と話をしたら、

皆さん「ほー」と驚きの声をあげ、ますます興味を持ってくださいました。

今回は、新しいリズム体操を4つして、

新シリーズ’英語で遊びましょう’も大好評

皆さん、リズムにのってノリノリです。

’クラシックで遊びましょう’は、新曲ドヴォルザーク、スラブ舞曲 第1番

3拍子のところに鈴とカスタネットで入ってもらい、

最後合わせ。練習は1回くらいで、

でも驚くような綺麗な音でホント、皆さんすばらしいです!感動

ソロで、ガーシュインの’ラプソディー・イン・ブルー’を弾いたら、皆さんすごく喜んでくださいました。

最後は’うれしいひな祭り’’ふるさと’を大合唱で、

皆さん口々に「楽しかった~」「ありがとう~」と大きなお声をかけてくださり、

3回目のコンサートも、大盛り上がりのうちに終了しました

そのあと、また幼なじみのけいこちゃんのお店に行き、

ひとしきり盛り上がり、

アンチが急きょ企画してくれた、プチ同窓会も、

大騒ぎ

 私が小学生のときは、輪島は観光のメッカで、

輪島に入るための車の列が、ずらーっと本当に長くて、

小学校の職員玄関には、満泊でどこにも泊まれなかった外国人観光客が、

寝袋で寝ていたのを、何度も見ました

輪島塗で栄えた輪島も、不況、そして大地震で大破壊され、

今、私の同級生達は、本当に命がけで、輪島を守っています。

最近、同窓会も30年ぶりに出席し、

’輪島の未来を考える会’にも出席させていただいてますが、

過疎が進む輪島、私の通った中学も、統合されるときき、ショックをうけました。

でも、30年ぶりに会った同級生は、

皆、本当に頼もしく、まっすぐに人生を生きてました

小さいときは、父の患者さんが、海女町の人も多くて、

とりたての、さざえ、あわび、カニなど、山盛りのようにしょっちゅういただいていて、

毎朝、輪島の朝市のおばちゃんが、リアカーでとりたての魚を売りにくるので、

ホント、キトキトの魚を毎日食べてた。

金沢もおいしいけど、ひさしぶりの輪島の魚は、超~おいしーい

上の写真は、かいなべ。とりたての海草を、さっと湯通しして、粕味のおつゆにつけて食べる。

手前は能登ガキ

もう久しぶりでおいしくておいしくて、私はもう食べっぱなし

みんな、メンバーはFBやってて、

写真を撮るんだ

おじさんが、食べないで写真を撮ってるって、つい最近TVで見たところだから笑っちゃった

これ、みんな送ってもらった写真ね(笑)

名刺交換をしたらすごくおもしろかった。

小さいときから机をならべて、いつもみてた名前が、

それぞれ、自分の仕事の役職名がついてる。当たり前なんだけど、

すごく面白く思った。

私は「  ピアノ  生垣淑子  」って名刺で、自分の楽器をかくのは、音楽関係者普通のことなんだけど、

みんな「私はピアノ」みたい、とげらげら笑ってた。

この間もそうだったけど、

同窓会ってどうしてこんなにおもしろいの?っていうくらい、

話が盛り上がった。

それぞれみんな人生を重ねて、それぞれいい家庭があり、

こうやって郷土のおいしいものを食べて話せるのは、なんて幸せなんだろう

もうすぐ、東日本大震災から、1年になるけど、能登大地震のあと、

皆、歯をくいしばって頑張った仲間達だ。

やっと私もお手伝いできることになりました。

精一杯頑張るね

私の左、中浦屋社長、アンチ。7月にお店でコンサートします

右、輪島市交流政策部観光課室長、中谷武史君。この日、誕生日で、

アンチの発案でお花屋さんのけいこちゃんが花束を作ってくれて、プレゼントした。

楽しい誕生日になった。

左上、このお店居酒屋’どんぶらこ’店長、川端尚人君。

おさななじみ。小さいとき、ホントよく外遊びをした。カキも、海草も、なまこの酢の物も、

あんまりおいしいから、大騒ぎしてたら、お店の秘伝のお酢2種類と、お手製の蒸しあわびもらった

蒸しあわび、大好きで、小さいときはおやつの時間にも食べてた私。ありがとう!尚ちゃん

右上、石川県能登北部保健福祉センター主幹 松 茂之君。

私の父の病院に仕事でしょっちゅう来てくれている。

30年ぶりって思わないよねっていうくらい楽しくおしゃべりした。

父の病院どうぞよろしくね

サンパチ組みんな頑張ってます

そうそう、この日録画しておいたMステ 見たら

福山さんの新曲『生きてる生きてく』、すっごくよかった感動です

福山さーん、いい曲をありがとう

人生の主題歌にしたいです

 

いい季節ですね。

北陸もやっと春の気配・・・

 

 

 

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ラ・フォル・ジュルネ金沢2012

2012-03-04 | 音楽

いよいよ、ラ・フォル・ジュルネ金沢2012~サクル・リゥス~

が始まります

ショパン、シューベルト、それぞれ20、16公演はしごした私は、

 

2010ショパン 

2011シューベルト

今年のプログラムが発表になって、落ち着きません(笑)

ロシア音楽が大好きなので、今年は特にどうやったら出来るだけきけるか?

パズルのように、組み合わせを考えています

モーツアルトのとき、1日目の朝9時半の邦楽ホールできいた

ケフェレックさんのソナタの音が忘れられなくて、

東京まで追っかけをして、サインもいただいてきました・・・

 

この間、古い音楽雑誌を見ていたら、ケフェレックさんのインタビュー記事があって、

子供さんはお二人だそうですが、

育児にご苦労された様子は全然なく、

[気がついたら、宇宙のかなたからこどもがきて、

そばに穏やかにいてくれる・・・]みたいなことが書かれていて、

ああ、私と全く一緒なこと、感じていらっしゃるんだと思ったら、

ますますフアンになりました

去年は突然金沢公演が決まり、私は立ち席もGET出来ず、ナミダをノンダので

今年は首をながくしてお待ちしております

オランダの学校の、学食でいつも顔を合わせていたフィリップ・ジュジアーノ。

ショパンのバラード2番を、誰のCDもきかないで仕上げてたとき、

本番2日前に、新潟のフォルジュルネで彼のバラ2があり、

本当にいきたかったけど、余裕がなくいけなかった

やっと金沢できけます

去年、サインまでいただいたコロベイニコフさん2年も待ってきいた音はすばらしくて、

今年はプログラム多いんですねうれしいです。

オケは、去年に引き続き、井上さんのプロは全部きくけど、

あとのプログラムをどうやって組み合わせるか・・・

いつも以上に、考え悩み、でも、楽しい時間です

昨日、県立音楽堂OEK定期で、そのテーマを先取りする,プレイベントのようなプログラム

が、井上さんの指揮でありました

前半は、OEKの十八番、ビゼー=シチェドリン・カルメン組曲

もう大好きな曲で、昨日なんと、パーカッションの方々が、

前方にズラ~ッと、楽器も見事に配置されてて、

いつもは1番前で見えないのに、カスタネットまで真近でみれて大こうふん

途中で立って踊りたくなったくらい(笑)

よかった・・・

すばらしい演奏でした

メインで演奏されたショスタコーヴィチの交響曲第14番は圧巻

ロシアのお二人の声がすばらしく、

あの14番の複雑な節を、力強く堂々と歌い上げていらっしゃいました。

オケもすばらしかった

歌と深く絡む場面がいくつもありましたが、

絶妙なバランス美しい

14番は4人の詩人の詩の[死]がテーマになっていますが、

私はアポリネールもリルケも好きで、

特に、アルベニスのフラメンコを勉強していたときに出会ったロルカが好きで好きで

最近はずっと『ロルカとフラメンコ』という本を読んでいました。

音楽堂の舞台に、字幕でロルカの日本訳が出てきたら、もう興奮状態になってしまい、

そのまま没頭してしまいました。

 今回は井上さんの’ショスタコーヴィチ プロジェクト 2012’として、金沢・東京だけで、この14番が

きけて、ああ、なんて幸せなのだろうと感激し、

そして、日比谷でもショスタコききたい

梶本さんのHPで、日比谷のホールの2階があのようになっているのだと知り、

そのまま東京へいってもう1度ききたーいと昨日は叫んでいました・・・

興奮の定期でした。

このまま、〈サクル・リュス〉に突入ですね。

今年は、どんなドラマが待っているのでしょう

風薫る5月を、

楽しみにしたいと思います

 

 

 

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