今日に延期されていた山焼きは、昨夜の雨で再び延期になりました。
風は強いものの、気温はそれほど低くないので、トウゴクシダを探すことにし、
初めて入ったここで、いつものようにベニシダの最下羽片を順に見て歩きました。
探し始めて30分、葉が数本立っているかたまりを2つ見つけることができました。
トウゴクシダ(オシダ科 オシダ属) 常緑性。
ベニシダに非常に近い種類で、移行型が多くて、これという区別の決め手がない。
典型的なものをベニシダと比較すれば、
鱗片は通常黒褐色、中軸や羽軸には鱗片がきたなく残り、
葉身は長楕円状卵形または広卵形、先は急に細くなって鋭尖頭、
最下羽片の下向き第1小羽片は長く、
小羽片は、卵状長楕円形~卵形、羽状に浅~深裂し、
下部の小羽片はしばしば短い柄がつく。
表面にガラスのような光沢がなく、比較的しなやかな紙質、
胞子嚢群はやや小さく、若葉も若い包膜も紅紫色を帯びない。
本州(関東南部と東海道以西)・四国・九州に広く分布し、
低山地の林下に普通に生じ、通常ベニシダと混生している。
尾張東谷山(名古屋市と瀬戸市の境)で発見されたため、この名がある。
【 秋吉台では 「林内にやや稀」の トウゴクシダ 】
08年2月23日 撮影
【 最下羽片 】
08年2月23日 撮影
「最下羽片の下向き第1小羽片は、長く」
【 羽片の柄は、ほとんどない 】
08年2月23日 撮影
「小羽片は羽状に浅~深裂し、
下部の小羽片は、しばしば短い柄がつく」
【 葉身は、先が急に細くなって鋭尖頭 】
08年2月23日 撮影
【 中軸や羽軸には鱗片がきたなく残り 】
08年2月23日 撮影
【上の画像を拡大しました】
08年2月23日 撮影
「胞子嚢群はやや小さい」
【 葉柄の鱗片は黒褐色 】
08年2月23日 撮影
* * * * *
トウゴクシダ ― 葉の表面はツヤがあり、暗緑色。羽片の柄はほとんどない。
オオベニシダ ― 葉の表面はツヤがなく、黄色っぽい。 羽片に5mmの柄。
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