たこさんの秋吉台日記

ご意見、ご感想はホームページの掲示板にお願いいたします。

2月22日 オオバノイノモトソウ

2008年02月22日 | Weblog

オオバノイノモトソウ(イノモトソウ科 イノモトソウ属) 常緑性。
葉は2形をなし、
栄養葉は長さ60cmに達し、葉柄は葉身より長く、
羽片は3~5対、幅1.5~3cm、
薄い革質、無柄、最下の羽片は2岐し、葉縁にはやや不規則に鋭い鋸歯があり、
葉縁全体が鋸歯片とともに白い軟骨質になっている。
胞子葉は栄養葉よりずっと長く、羽片は狭く幅7~10mm。
胞子嚢群は羽片の辺縁に沿って長く伸び、
葉縁が反転した偽包膜はややかたく、淡褐色。
本州(関東と北陸以西)・四国・九州の山地林中に普通に産する。

【 秋吉台では「林地にやや普通」の、オオバノイノモトソウ

07年11月5日 撮影
【 胞子葉

08年2月20日 撮影
【 胞子葉 】


08年2月20日 撮影
胞子嚢群は羽片の辺縁に沿って長く伸び」


08年2月20日 撮影
葉縁が反転した偽包膜はややかたく、淡褐色」


08年2月20日 撮影
【 栄養葉 】


07年11月5日 撮影

* * * * * 日記を書いていて気になったこと * * * * * 

「セフリイノモトソウ(オオバノイノモトソウとイノモトソウの雑種)は、
中軸の2段ほどまで翼がある。混生する場所で見つかる」

21日に書いた「オトマスイノモトソウ」は、
セフリイノモトソウかも知れないと、採集していた葉を調べました。


【 標本に採ったオトマスイノモトソウの栄養葉 】


08年2月22日 撮影
翼は3段ありました。
ここでは、ほかにはイノモトソウ・オオバノイノモトソウとも生えていませんでした。

ホームページの表紙へ


最新の画像もっと見る