オオバノイノモトソウ(イノモトソウ科 イノモトソウ属) 常緑性。
葉は2形をなし、
栄養葉は長さ60cmに達し、葉柄は葉身より長く、
羽片は3~5対、幅1.5~3cm、
薄い革質、無柄、最下の羽片は2岐し、葉縁にはやや不規則に鋭い鋸歯があり、
葉縁全体が鋸歯片とともに白い軟骨質になっている。
胞子葉は栄養葉よりずっと長く、羽片は狭く幅7~10mm。
胞子嚢群は羽片の辺縁に沿って長く伸び、
葉縁が反転した偽包膜はややかたく、淡褐色。
本州(関東と北陸以西)・四国・九州の山地林中に普通に産する。
【 秋吉台では「林地にやや普通」の、オオバノイノモトソウ】
07年11月5日 撮影
【 胞子葉 】
08年2月20日 撮影
【 胞子葉 】
08年2月20日 撮影
【「胞子嚢群は羽片の辺縁に沿って長く伸び」 】
08年2月20日 撮影
【「葉縁が反転した偽包膜はややかたく、淡褐色」 】
08年2月20日 撮影
【 栄養葉 】
07年11月5日 撮影
* * * * * 日記を書いていて気になったこと * * * * *
「セフリイノモトソウ(オオバノイノモトソウとイノモトソウの雑種)は、
中軸の2段ほどまで翼がある。混生する場所で見つかる」
21日に書いた「オトマスイノモトソウ」は、
セフリイノモトソウかも知れないと、採集していた葉を調べました。
【 標本に採ったオトマスイノモトソウの栄養葉 】
08年2月22日 撮影
翼は3段ありました。
ここでは、ほかにはイノモトソウ・オオバノイノモトソウとも生えていませんでした。
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