ヤマトキソウ〈山朱鷺草〉(ラン科 トキソウ属) 花期は5~6月。
山地、丘陵の日当たりのよい草地に生える高さ10~20cmの多年草。
根茎は横にはい、地上茎を出す。茎の中央より少し上に1葉をつける。
葉はやや厚く肉質、長さ3~7cmの長楕円形、基部は狭まり茎に沿って流れる。
茎頂に上を向いた1花をつけるが、ほとんど開かず淡紅色。
背萼片・側萼片は線状被針形、長さ12mm。側花弁は萼片と同長で幅が広い。
唇弁は長楕円形、萼片や側花弁より少し短く、3裂し、側裂片は小型、
中裂片の表面に肉質突起が密生する。
[山口県絶滅危惧ⅠA類]
【ヤマトキソウ開花です】
07年5月29日 撮影
高さは10cmほど。
日当たりのよいササ原で、ノハラテンツキと並んで咲いていました。
【上の画像を拡大しました】
07年5月29日 撮影
「背萼片・側萼片は線状被針形、側花弁は萼片と同長で幅が広い。
唇弁は長楕円形、3裂し、中裂片の表面に肉質突起が密生する」
強い日差しのもと、はやる気持ちを抑えながら撮ったのはいいのですが、
細部は何も撮れていませんでした。また宿題が・・・。
【一昨日つぼみだった株も】
07年5月29日 撮影
今日見つけた花は2つだけですが、今年はいくつ見られるか楽しみです。
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
ノハラテンツキ〈野原点突/別名ブゼンテンツキ〉(カヤツリグサ科 テンツキ属)
花期は5~6月。
草原に生える、ややまれな多年草。茎は単生し、細く、高さ20~50cm。
地下茎は長く横にはい、褐色の鱗片に包まれる。
茎の基部に少数の葉があり、葉身は幅1~2mm。
花序は長さ2~4cm、3~10個の小穂がある。
小穂は広被針形で長さ7~15mm、幅3~4mm、栗褐色、葯は長さ約2.5mm。
[山口県絶滅危惧Ⅱ類]
【ノハラテンツキにピントを合わせました】
07年5月29日 撮影
【上の画像を拡大しました】
07年5月29日 撮影
「小穂は広被針形で長さ7~15mm、幅3~4mm、栗褐色で、
鱗片がややかたくて大きく、葯は長くて、長さ約2.5mm」
【一昨日開花確認した画像】
07年5月27日 撮影
※ 日記に書いている花期は、私が秋吉台で調べてきたものです。
最新の画像[もっと見る]
-
2022年8月26日 連続1000日を達成しました 3年前
-
2022年1月20日 サルの一家がお隣さんへ来ていました 4年前
-
2022年1月20日 サルの一家がお隣さんへ来ていました 4年前
-
2022年1月20日 サルの一家がお隣さんへ来ていました 4年前
-
2022年1月20日 サルの一家がお隣さんへ来ていました 4年前
-
2022年1月20日 サルの一家がお隣さんへ来ていました 4年前
-
2021年11月7日 晩秋の長門峡を散策しました 4年前
-
2021年11月7日 晩秋の長門峡を散策しました 4年前
-
2021年11月7日 晩秋の長門峡を散策しました 4年前
-
2021年11月7日 晩秋の長門峡を散策しました 4年前