ケヤマハンノキ〈毛山榛の木〉(カバノキ科 ハンノキ属) 花期は3月。
丘陵上部から山地に生える落葉高木。雌雄同株。高さ10~20mになる。
葉は互生。葉身は長さ8~15cmの広卵形。先端は短くとがるかまたは鈍く、
基部は円形~ハート形。ふちには欠刻状の重鋸歯がある。側脈は6~8対ある。
葉の展開前に開花する。雄花序は長さ7~9cm、柄があり、枝先に
2~4個垂れ下がってつく。雌花序は雄花序の下方に下向きにつく。
昨日、新しく見つけたオオバヤシャブシを撮っていた時のことでした。
【あれっ! これは?】
07年3月7日 撮影
「ヒメヤシャブシの雄花序が引っかかっている?」と探したところ、
【奥側の高いところで、強風に揺れていました】
07年3月7日 撮影
10m以上の高木が2株ありましたが、ヒメヤシャブシとは違います。
帰宅して図鑑で調べ、ケヤマハンノキか、毛が全くなければヤマハンノキ
ということが分かり、葉が出るまで、とりあえずケヤマハンノキとしました。
07年3月7日 撮影
【連日の強風で、雄花序が大分落ちました】
07年3月8日 撮影
【樹皮は】
07年3月7日 撮影
「山口県産高等植物目録」には、ケヤマハンノキ・ヤマハンノキとも「普通」です。
何となく、ハンノキは亜高山に生え、秋吉台とは縁のない樹木と思い込んで
いましたので、身近になった「ハンノキ」が、とても新鮮で生き生きと響きます。
※ 08年2月27日追記
この花は、ハンノキ〈毛山榛の木〉(カバノキ科 ハンノキ属)と同定しました。
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