たこさんの秋吉台日記

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3月9日 ハルニレ

2007年03月09日 | Weblog

ハルニレ〈春楡/別名ニレ・エルム〉(ニレ科 ニレ属) 花期は3月。
春に花が咲くのでこの名がある。山地に生える高さ20~30mになる落葉高木。
葉は互生。葉身は長さ3~15cmの倒卵形で、先端は急に鋭くとがり、
基部は左右不相象。ふちには重鋸歯がある。
葉の展開前に、前年枝の葉腋に小さな両性花が7~15個集まって咲く。

ハルニレは3月6日に開花しましたが、確認したのが夕方だったので逆光が強く、
翌日、翌々日は強風が吹き、気になりながらやっと今日撮ることができました。


07年3月9日 撮影
高さは4mほど。
私がハルニレを見たのはこの木が初めてで、まだこの株しか見つけていません。

【上の画像を拡大しました】


07年3月9日 撮影
高いところの小さな花。
肉眼では開花確認は無理で、300mm望遠レンズを覗いて確認しました。

【今日一番よく撮れていた花です】


07年3月9日 撮影
「花被は長さ3mmほどの鐘形で、上部は浅く3裂する。
葯は赤褐色、花粉を散らしたあと暗褐色になる。白いのは雌花の柱頭」


下向きの花を探して、柱頭を撮らなければ・・・。

【樹皮を】


07年3月9日 撮影
幹の直径は20cmほど。
ほかの木と重なるように生え、枝も入り乱れているため、全体の姿が撮れません。

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【おまけ ― オキナグサ】


07年3月9日 撮影
一番早く咲きそうなオキナグサです。

【上の画像を拡大しました】


07年3月9日 撮影
開花は明後日でしょうか。

【おまけ ― その2】


07年3月9日 撮影
4日続いた低温と強風がゆるみ、草原では野鳥がたくさん見られましたが、
私が分かったのは、ジョウビタキ・ホオジロ・メジロくらいでした。
分からない中で割と撮れていたのがススキにとまったこれ。何という鳥でしょうか?

【上の画像を拡大しました】


07年3月9日 撮影
ポケット図鑑に載っている中で一番近いのがシメですが、大分違うような・・・。

3月15日追記
上の鳥はカワラヒワ♀とのこと。3名の方が掲示板で教えてくださいました。
ありがとうございました。 また教えてくださいね!


※ 日記に書いている花期は、私が秋吉台で調べてきたものです。


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