たこさんの秋吉台日記

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11月30日 サンショウ

2008年11月30日 | Weblog

サンショウ〈山椒〉(ミカン科 サンショウ属)) 花期は4~5月。
やや湿り気の多い林縁や林内に生える高さ1~5mになる落葉低木。雌雄別株。
葉柄の基部の両側に、長さ5~12mmで赤褐色の刺が1個ずつ対生状につく。
葉は互生。長さ5~18cmの奇数羽状複葉。葉軸にはわずかに翼がある。
小葉は5~9対、長さ1~3.5cmの卵状長楕円形または卵形。
先端は鈍く、基部は鈍形またはくさび形。ふちには波状の鋸歯がある。
枝先に長さ2~5cmの円錐花序を出し、淡黄緑色の小さな花をつけ
る。
果実は2個の分果に分かれ、分果は直径約5mmの球形で、
9~10月に赤褐色または紅色に熟し、裂開して種子を1個出す。
種子は黒くて光沢があり、長さ3.5~4mmの楕円状球形。 

【 秋吉台の林縁では多く見られます 】

08年11月30日 撮影
【 樹皮は 】


08年11月30日 撮影
「灰褐色。刺やいぼ状突起があり、ごつごつしている。
太い幹からすりこぎを作る」
この株は若いので、いぼ状突起ではなく、刺です。

 刺が対生状につく 】

08年11月30日 撮影
【 上の画像を拡大しました ― 果実は2個の分果に分かれ

08年11月30日 撮影
「分果は直径約5mmの球形」 

【 赤褐色または紅色に熟し、裂開して種子を1個出す 】

08年11月29日 撮影
「種子は黒くて光沢があり、長さ3.5~4mmの楕円状球形」

* * * * *  こんな時もありました  * * * * * *


【 サンショウの若葉は「木の芽」と呼ばれ、薬味や和え物に利用される 】

08年5月7日 撮影
【 上の画像を拡大しました ― 雄花序 】

08年5月7日 撮影
「枝先に長さ2~5cmの円錐花序を出し、淡黄緑色の小さな花をつける」

【 雄花の花被片は5~9個、長さ約2mm。 】

08年5月1日 撮影
「雄しべは4~8個、花被片より長い」

雌雄別株と知りながら、花時には考えもせずに雄花ばかり撮っています。
こんなに果実がついた株があるのだから、来期は必ず雌花を撮ります。


日記に書いている花期は、私が秋吉台で調べてきたものです。

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