酒と畑に戯れるオヤジな私

酒を飲み、土を耕し、人と語り、日々に感動しながら楽しく生きるブログ

るるぽ その2

2005年12月17日 | コミュニケーション
先週に続いて「尾張名古屋」の研修だった

文字通り 今年最後 ”おわり”の出張だ

名古屋へ行ったらぜひ行ってみたい所 

今回は 2箇所の見学を果たすことができた                                                        

 

                                (清洲城)

古い歴史のロマンに満ちた町 清洲町の町制100周年記念事業として誕生した

ふれあい郷土館   圧巻は信長が 桶狭間出陣を前に舞う「謡曲敦盛」のシーン



5本のストーリーが ビデオで楽しめるようになっている

伝世品を収集した 武器・武具の展示にも心が奪われる



天守閣からの眺望

新幹線が 疾走していた  信長はこの光景を想像できただろうか



清洲城本丸跡

本能寺の変の後 秀吉・柴田勝家をはじめ織田軍団の諸将が 協議した

世にいう「清洲会談」が行われた場所だ

この後 秀吉が 絶対的な優位を占めることになる



斉藤道三の愛娘 そして信長の正室 濃姫

奇蝶 帰蝶とも称される彼女は 謎が多い

奇想の作家 矢切止夫によると 濃姫の墓らしきものは全国に見当たらないという

そこから 本能寺の変を独自の解釈で展開 読者の肝をつぶすことになる

名古屋が生んだ この作家の作品は一見の価値があると思う


安土も ここ清洲にしても 信長が天下統一を完成していれば 日本の首都になっ

た可能性がある  大きく息を吸い込み 戦国時代に思いを馳せた



JR在来線で名古屋に戻り 昨年開通した「あおなみ線」で荒子へ向かった



                               (荒子城祉)

数年前の NHK大河ドラマ「利家とまつ」の主人公 前田利家生誕の地だ

織田 豊臣 徳川と激動の戦国期を生き抜き 加賀百万石の礎を築いた利家

互いに助け合った妻 まつとの出会いの地でもある





            (荒子 観音寺)

名古屋市内で 最も古い木造建築「多宝塔」 (1536年)



            (お地蔵さま)


荒子城は 利家の父 利昌が築城した

信長の命により 利家が相続したが 利家には兄がいた

私は 兄”利久”の養子”前田慶次郎”という人物が好きだ

隆 慶一郎全集第二巻「一夢庵風流記」を読んで すっかり彼のファンになった

事蹟は明確でない

しかし 断片的に残された慶次郎の行動記録は 魅力がある

自由奔放 時代を駆け巡った前田慶次郎

60歳から時代小説を書き 惜しくも5年で世を去った隆 慶一郎が見事に描いた

読めば元気が湧いてくる小説だ 皆様にもお奨めしたい


ここでも 胸一杯に息を吸い込み 当時の田園風景を思い浮かべる私でした



翌日の22名の受講者の方々からなる プレゼンテーション研修

事前の”夜食”は前回同様「るるぽ」だった

違ったのは うれしい仲間といっしょだったことだ

研修ご担当のみなさんと 実に楽しいひとときを過ごすことが出来た



久々2度目の登場をさせていただく オヤジを真ん中に記念撮影

左から 明るく愉快 酒豪のKさん

よく気を使っていただいた 清楚な感じのOさん

るるぽのママさん

高校生のお子さんがいるとは思えないMAさん

太陽のように輝く独身のMIさん

よく飲み よく話し よく食べた

みなさん 翌日は 職場の忘年会が控えている

連荘になるのに 私のために 集っていただいた 心から感謝いたします


今年最後の研修は こうして終了しました

成果が気になるところですが 最高のいい想い出をつくることができました