酒と畑に戯れるオヤジな私

酒を飲み、土を耕し、人と語り、日々に感動しながら楽しく生きるブログ

時代祭りIN浅草

2005年11月04日 | オヤジのつぶやき
文化の日 今年で17回目の時代祭り 妻と浅草へ見物に行った

推古36年(628年)猟師の兄弟によって 隅田川で発見された 黄金の観音像

土地の豪族は 自宅を改め寺とした  これが 浅草寺の起源という


近年 私の好きな浅草は 盛り返してきたとはいえ 往時の面影に欠ける

”東京の歴史と文化の原点は 浅草である”

”浅草の存在と独自性を樹立するため 歴史絵巻を挙行する”

宣伝コピーは大げさだが 庶民には楽しければ それでよい


パレード開始の1時間前から 車道に敷かれたシートに座った

腰が痛くなりかけた頃 3番目に登場の「在原業平 東下り」



「いよ!業平!いい男」 隣の3人組 下町おやじからの掛け声(やじ?)

ニッコリ微笑む平安の歌人だった 若い女性だが 人間が出来ている

これに気をよくしたか スキンヘッドのおやじ連のかしら(?)

この後の行列にも 愉快な野次を飛ばしてた


         昼間の浅草に出現した”満月”


そして この”月光”を浴びて登場したのが ご存知NHK「源頼朝」

北条政子ともども 戦勝祈願で参拝したという


      満月の野次「たけしに似てるぞ!」 なるほど

天正18年(1590年)江戸に入府した 徳川家康

浅草寺を祈願寺に定めた


    「たぬきおやじ!」自分をさしおいての月の声


               参勤交代 会津藩

               

元禄15年(1702年)本所吉良邸で 討ち入りを果たした義士

台東区役所幹部が扮していた


「ごくろうさん!」の野次 向けられたのは 義士か区役所か
 

隅田川の向こうは 水戸街道

はるばる出てきた 黄門さまだ


「印籠あるか!」と満月 疲れてきたか ギャグも冴えない
「あるぞ!」格さん(?)が応じたのが おかしかった

東京浅草組合の「江戸芸者」

おやじ連も 写真など写しまくり 静かにしていた



新撰組! 土方歳三生誕の地「日野市観光協会」の面々だ

この後「官軍」と 派手な立ち回りを披露してくれた

さすがに 見事な動きで賞賛を浴びていた



パレードも明治に移り 最後は人力車に乗った「樋口一葉」

近くに「記念館」があり 順当なアンカーだった




30組 1600名参加の時代祭りだった

浅草の活性化になれば嬉しいことだ


3時間 腰と尻が痛くなったが「舟和のいもようかん」が癒してくれました