公演終わる

劇団チャレンジャーの事実上の最終公演は、５月１９日（土）、２０日（日）の両日公演でフィナーレとなりました。
１０年間の活動の実績が見事に結実した最高の舞台でした。
今回は私の実感としても、全ての役者が”素人とは思えない”出来栄えだったと思います。
お客様の感想でも”年々うまくなる”、”高齢者とはとても思えない元気さ”などの評価をたくさんいただきました。
私の「市長さん」も”びっくりするほどうまくなった”、”今回は最高の出来”などの評価を頂きました。
さて、劇団の活動は今回の公演で一区切りとなりました。
今後、劇団はどのような方向に行くのか、はたまたこのまま消滅するのか、今のところ白紙です。
昨日の団のミーテイングで、女性たちの多くは今回共演したバンドリーダーに「シャンソンを教えてもらうんだ」と、そっちで盛り上がっていました。
その他には具体的な方針は出ませんでした。
私としては、ディレクターの「ほんものの芸」にほれ込んでわざわざ東京から通っているわけで…
（シャンソンを習うなら富士に通うモチベーションはゼロ）
直ぐにシャンソンに飛びついて、芝居への思いを語らない女性達にちょっとがっかり。
ディレクターが、何か少数精鋭（？）でやる企画を出してくれることに期待です。

最終公演の記念、大根は芝居の中で印象的な小道具

いよいよ本番

今週末、１９日（土）、２０日（日）は「高齢者演劇集団　チャレンジャー」の第１２回公演が行われます。

演目：＜不思議の国のアリス＞「帽子屋さんのお茶の会」
場所：富士市ロゼシアター小ホール
開演：１９日は１４：００、２０日は１３：３０

事実上の最終公演となる今回は、全ての団員が１０年間の思いを込めて体当たりの演技で頑張りました。
最後になって不測のキャスト変更などありましたが、芝居はいい感じに仕上がっています。
皆様のご来場をお待ちします。

演技が枯れてきた！

午前中の通し稽古でのディレクターのダメ；
演技時間は1時間2分43秒で前より5分以上短い。
この５分は、何か？
もっといろいろなものを表現できるはずなのに、気持ちの入っていないセリフだけがスラスラ流れている結果だ。
少し前まで“セリフをかぶせろ”（前の人のセリフに間髪入れずセリフを言う）と指導してきた。
当時はセリフが出てこなくて変な間があくことがあったのでそういったが、今はそれが逆効果になっている。
感情の入らないセリフがやたらペラペラ流れるだけ、演技が枯れている！
もっと周りの人の反応を見てそれに対して次の台詞を出すことを心がけて。

午後の通しでは、私の「市長さん」、これまで作ってきた振りをディレクターは半分以上叩き壊して”もっと面白くなる”振りを指導されました。
やれやれ、まだまだ大変です。

天使が来ました

昨日の稽古に子供のダンサーが二人来てくれました。
F先生と子供さんの親御さんも一緒で、練習室が急に華やぎました。
この芝居は、帽子屋さんの見る夢の中、天使の踊りで始まります。
そして夢の中のお茶の会で珍妙な、あるいは不可解な、あるいは意味不明なドタバタ劇が繰り広げられます。
ふと目覚めた「帽子屋さん」、再び夢の世界に入り天使の踊りでフィナーレとなります。
子供たちの踊り、そして楽団の演奏が夢の雰囲気を楽しく盛り立ててくれます。
この雰囲気が加わると、演技にも更に熱が入って一段ギアが上がること間違いなし。

”天使”の威力は、はかり知れない

太った市長さん

衣装係のSさんが特大の腹巻を作ってくれました。
Nさんが貸してくれた息子さんの上着とワイシャツ、デレクターのズボン、私の奥さんが作ってくれた真っ赤なネクタイと合わせて立派な市長さんが出来上がりました。
昼休みにみんなに手伝ってもらって衣装をつけました。
食事から戻って来られたディレクターが見て「オーいいね！」
午後は衣装を着けたまま通し稽古に臨みました。
この衣装を着けると、（恥も外聞もなく？）思いっきり弾けて演技できるような気がしました。
色んな人に助けられて…いい公演ができそうです。
ありがとう。

どこかの大統領に似ている？