ハーバード・スクエアで子育て

在米20年以上、ボストン生活は15年に。アメリカ東部の大学街で、子どもを育てつ考えたことの記憶の断片

カップケーキを求めて三千里!

2006-08-31 | Mother's Life
明日は、ありのお誕生日。特に一歳から二歳はあっという間だったせいか、ついつい去年産まれたような気になってしまって、「去年は、去年は」といっては、パピーに「おととし」と訂正されています。

さて、今年は何度も書いているように3日が引っ越しなので、去年のように盛大?なパーティ(こちら)は10月までお預けなので、保育園でお祝いしてもらおうと考えた。そこで、何が良いかと聞くと、午前中にお祝いするならマフィン、午後ならカップケーキが一般的だという。日誌を見ると、最近はどうも夏休みも終わりということと関係あるのかどうか、午前中に来る子ども達が、半分もいない。どうせお祝いしてもらうなら、みんな揃ったほうが良いと思ったものの、カップケーキというものが、なかなか売っていないことに気がついた。

ケーキ屋さん、スーパーなどにも行ってみた物の、近所にはグルメショップが多く、こういう大衆的なものは置いていないのであった、とほほ。ありの2歳用のバースディ・キャンドルと、保育園のお友達に被ってもらうための三角帽子を買ったお店で聞いてみると、すぐ近くのコンビニに売っていると言う。確かに!

しかし、いかにも安っぽいもので、栄養表示を見るとお砂糖もたくさん、見るからに子どもにはたべさせたくない。今度は、ハーバードスクエアでも知られている、Finaleというケーキ屋さんへ行くものの、カップケーキはあったものの、凝りすぎていて、どう考えても保育園児が食べるようなものではない。う~ん、とほほ。

その後もいくつかお店をまわったものの、納得できるものに出会わず。マミーとしては、コーティングなしのシンプルなものがいいのだけれどなかなかないのだ。こういう時になると、意外に完璧症の自分がいやになる。パピーがマミーなら(そんなことありえないけれど。。。笑)なら迷わずコンビ二で買ったに違いない。

というわけで、選択肢もかなり少なくなって来た。マフィンだとどこでも売っているので、そうなるのか、あるいは根性でカップケーキを買うのか。未だわからずの状態です。そこまでする必要なあるのか?でもやっぱり、ちゃんとしたものでお祝いして上げたいマミー心。皆さんなら、こんなとき、どうされますか~?





お星様になったグランマにご挨拶!

2006-08-30 | Mother's Life
今日は、パピーのお母様の命日でした。いろいろと考えた末、すっかり日が暮れるのが早くなったこの頃、夕食後に家族で空に向かってご挨拶に行こうということになりました。場所はすぐ近くの図書館の前の広場。ここでは、節分に豆まきをさせていただいたり、いろいろと活用させていただいています。

さて、見えるのは輝く星ひとつ。「あれがね、ありのおばあちゃん。ありの成長をしっかりとお空から、見守ってくれているんだよ」。ありはそれがわかったのかどうか、お空に光り輝くグランマに、手を振って「Hi! Hi!」とご挨拶していました。「ありはこんなに大きくなりましたよ~」との報告も。そんな様子を見て、パピーもとても喜んでくれました。

帰りはありの手をそれぞれパピーとマミーで引っ張っり上げて、ありが身体をぶら下げての帰宅。このポーズ(何と言うのでしょうか?)は、パピーが子どもの頃、よくデパートに行った時などにしてもらって、嬉しかったという思い出深いもの。それを、やってあげる立場になったのね。

まるで、グランマとバトンタッチで産まれて来たような、あり。マミーも、ありをしっかり良い子に育てなければと、お星様にむかって心に誓いました。





あちち!あちち!

2006-08-30 | Language
このところ朝夕はすっかり冷え込むようになってきた今年のボストン。あまりに秋が早すぎる!

というわけで、ありのお風呂もすこし熱めにしている。すると、指をいれて「あちち、あちち」(昔こんな歌もあったような..笑)

多分、感覚を言葉で表現したのはこれが初めてかも!

ソファにダイブ!

2006-08-30 | Physical Development
この一~二週間で、ずいぶんと身体が発達してきた様子のあり。階段はほとんど手すりなして下りられるようになったし、歩く距離、走る早さもますますスピードアップ。重いものを持つのが大好きなありは、何でも持ち上げています。(将来は重量あげ選手、あるいは引っ越し屋さん?)

そして、このところの趣味は、思いっきりダッシュして、腹這いの姿勢からジャンプしてソファへダイブ。かなり楽しいらしく、毎日毎日何度もやっています。おもわず、実況中継したくなります。「今のダイブはどうですか?」「そうですね、踏切がちょっと甘かったですが、なかなかバランスが取れて、着地が決まっています」なんてね~。

第二子出産ラッシュ!

2006-08-29 | Mother's Life
ママ友人のRuthに女の子が産まれた。旦那様のTedが送ってくれた写真のひとつに、ママに抱っこされて安心しきってすやすやと眠っている生まれたてのRobinちゃんが写っているものがある。可愛い~、なごむわ~!

数週間前には、Leonoreがやはり女の子を出産。何と彼女は46歳!そして、次に続くのは、IrinaとRachel。みんな、ありとほぼ同じ月齢のママ達で、どういうわけか全員が女の子を出産予定。

さて、超限られた例ですが、出産状況をレポート!

私達が住む街は、ベビーブームが続いているのだそう。比較的富裕層が多く住み、育児環境が整っていることが大きいのかもしれない。キャリアママが多いので高齢出産も普通であると同時に、経済的に余裕がある人が多いので、家事その他をあっさり代行してもらっているママも少なくない。でも、それと同時に育児に専念して思いっきり楽しんでいる人も少なくない模様。

きちんと調査したわけではないので、印象でしかないけれど、一人っ子というのはとても少ないように思う。子どもを持つ人は二人以上で、街にはダブルストローラーが溢れている。

パピーの大学の同僚の女性陣も、各分野で世界の最先端にいながらも、ほとんどがしっかり子どもを二~三人育てている。面白いことに、私のまわりとは打って変わって、彼女らの子ども達は男の子ばかり。

ともかく、育児も仕事も楽しんで、おまけに素敵な旦那様がいる女性がまわりに多いことには励まされます。こんな彼女達のことを、「全てを手に入れた女たち」と言っています(笑)。

もちろん、これはアメリカの典型的な例ではないと思いますので、あしからず。キャリア女性の間では出生率が減り、移民はたくさんの子どもを産み、トータルで出生率を上げているというデータもありますが、勉強不足でよくわかりません。

私も子どもを産むまでは、子どもがいたら「犠牲」にすることが多いのでは、と先延ばしにしてきましたが、楽しい事のほうがずっと多いので、今になれば杞憂だったと思います。

少子化対策には、いかに育児が楽しいものなのかをもっとアピールしてもいいのかなと思ったりしますが、皆さんどうお考えですか?あとは、自分一人で何でも背負い込まずに、人に頼んで息抜きすることも大事だと思います。

elleさん、ニューヨークもアメリカの典型的な例ではないと思いますが、出産事情はいかがですか?

harukoさん、西海岸の様子も気になります!

手が届くよ!

2006-08-29 | Physical Development
ありは、保育園のビルの入口にある、ドアを自動で開くようにするためのボタンが大好き。どうも、子ども達は例外なくこのボタンを押すのが好きなようで、マミーも保育園の行き帰りに、ありを抱っこして押させていた。ちなみに、アメリカには自動ドアというものがほとんどなく、こうしたボタンは本来は車椅子の方のためのものなのだ。

ところが、この数日、背伸びをするとボタンに届くようになり、マミーは楽ちんになりました。家で冷蔵庫が開けられるようになったのに、続いての快挙です。

もうすぐ二歳児検診。最近は全く身長、体重も計っていないけれど、大きくなったかな?でも洋服は去年の夏服をまだ着ているくらいだから、体重はそう変わっていないかも。ともかくありの成長を確認するのが楽しみです。

ありは何でも知っている?

2006-08-29 | Behavior
家のどこに何があるのかをすっかり把握している、最近のあり。レンジで食べ物を温めようとすると、ちゃんと耐熱ガラスの食器を引き出しから出して渡してくれる。おむつチェックとなると、バスルームの横にあるストックルームから、おしりふきとElmo(おむつのことを最近こう呼ぶ)を持ってくる。

食べたい物になると、それはさらに明確に。冷蔵庫が開けられるようになったので、冷凍とうもろこしとマヨネーズを出して来たり、届かないものは、指差しをする。

おまけに、マミーがシャワーから出ると、ちゃんとバスローブと下着を持って来てくれる。テッシュやウェットテッシュも自分で棚から取り出してくる。私が出かける時に携帯を忘れていると、ちゃんと玄関まで持って来てくれることもある。

おかしいのは、寝ているマミーにミルクを頼むとき。ミルクといいながら、ちゃんと眼鏡までもってきてくれます。

別に教えたこともないのに、頼もしいで~す。きっと、パピーよりも気が利くかも(笑)。



お化けストローラー

2006-08-28 | Behavior
健脚なありは、歩くのが大好き。そして、なぜかストローラーを自分で押すのがもっと大好きなこの頃。この間、買い物にいったら、あるおばさまが、ありのストローラーを見て、びっくり仰天。

ありが押している姿が隠れて見えずに、ストローラーが勝手に動いているように見えたらしいのだ。相当怖そうに見ていたので、あわてて説明すると、恐怖から一気に爆笑へ!「Oh My God!お化けかと思って、一瞬、身体がひやっとしたわよ!」

確かに、ありがストローラーを押しているのを、不思議そうな顔つきで見ているひとに遭遇することがあるけれど、きっと一瞬、恐怖にさらされているのかも(笑)。またまたいたずら親子でした~。

お迎えに笑顔!

2006-08-28 | Behavior
何度か書いているように、この一~二ヶ月ほど、保育園の送迎時に先生やお友達がいると、あえて距離を取りたがるようになったあり。今日、お迎えにいったら、久しぶりに笑顔でマミー!と駆け寄って来てくれた。

引っ越しなどで親がばたばたしているのが原因かも、と、生に言われていたけれど、週末はで過したのがよかったのかも。とは言え、まだ一回のことなので何とも言えないけれど、お迎えの時の笑顔が見たいから、マミーも

Open House 無事終了!

2006-08-27 | Mother's Life
我が家が金曜日に正式に売りに出た。そして今日は、一般の人を対象としたOpen House.アメリカは家を売る時に、住んでいるそのままの状態を見せる。そして、Open Houseは、ある日時、誰でも家を見に来られるように自宅を公開するもの。不動産エージェントのウェブサイトやボストングローブに広告が載る。

何せ、できるだけ早く高い値段で家を売らなければならないので、こちらも一生懸命。余計なものは新しい家のガラージに持ち込み、家は隅から隅までぴっかぴかにお掃除。家具のレイアウトも替え、小物、観葉植物やお花でアクセント。キッチンは真新しい大理石にかえた。

今朝は朝の3時に起きて、最終チェック。なんだか試験前みたい。家を売る段階になって、家をよくするのも皮肉なことだけれど、エージェントのBonnyによると、皆そんなものなのだそう。そして、Open Houseが終わった時には、一瞬、なんだか試験が終わったような開放感を味わった。

物件がマーケットにでているので、今後は家が見たい人が現れると、すぐに見せて上げられるよう対応しなければいけないので、常に家を完璧に綺麗な状態にしておかなければ行けない。これも結構大変。

とにかく、早く良い買い手が見つかるようにと、家族でお祈りしているこの頃です。


お味噌汁と錦松梅

2006-08-27 | Food
塩分が多いので、これまであまり与えていなかったけれど、少し前に、たまたまお味噌汁を上げてみたところ、すっかりとりこになったあり。今日も、お椀いっぱいあっという間に、平らげました!お椀を両手で持ち上げていると、顔が見えなくなってしまってなんとも滑稽。

子供用クッキーなど甘いものは全く興味がないありは、塩分が大好き。でも、マミーとしては、なるべく避けるようにしている。今日は夕飯にパピーの子どもの頃からの大好物で、Mおば様が送って下さるグルメふりかけ錦松梅(こちら)を食べていたところ、ありも一緒にふりかけていました。ご飯が進むらしく、おかわりの連続。子供用、あるいは一般の大人用のふりかけは全く見向きもしないのに。

ありは、相変わらず食べ物に関しては渋好みです!


ごっこ遊び

2006-08-27 | Behavior
お人形のお世話が大好きなありですが、このところ、パピーやマミーのお世話をするのが好きみたい。たとえば、パピーにごはんを食べさせてあげたり、食器洗い機から洗い物をひとつづつ取り出して、マミーに手渡してくれて、ありちゃんママぶりを発揮したり。

可笑しいのは、空想のボトルのふたを開け、逆さにして手のひらに取り出し、両手で馴染ませ、それをマミーの顔や手足に塗ってくれるのです。実に細かい作業!何とも微笑ましいけれど、いつの間に覚えたのかしら?

そうかと思えば、今日は、キッチンのキャビネットからおしょうゆ、オリーブオイル、バルサミコ酢など、次々と調味料を取り出し、キッチンの床に並べていました。と思うと、ちゃんとまたキャビネットに戻してもいます。でも、私も同じようなことをよくやっていた記憶が。でもそれは小学校に入学する少し前だったような気がするけれど。

まぁ、ともかく、日常的に親をよく観察していて、それを真似ています。マミーも「良い子」にしていなくては行けません。


harukoさんブログにありが...

2006-08-27 | Behavior
昨日遊びにいらして下さった、harukoさんのブログにありが登場しています。(こちら)ちょっと緊張気味で、心を落ちつかせようと、おしゃぶり状態ですが、よろしければ、ご笑覧くださいませ。

harukoさんのブログには、アメリカ生活、ロサンゼルスでの和のあれこれ、そしてとっても美味しそうな、日々のごはんの写真が満載です。よろしければ、こちらのブログもどうぞ!


単語つなげ始めました!

2006-08-27 | Language
「Mommy, wash your hands!」

えっ!?一瞬耳を疑った。

ありが、昨日あたりから、突然、単語をつなげて話しをするようになった。
でも、ありに手を洗いなさいと言われるとは!

何か興味を引くものがあると

「Mommy, Look!!」

「Pappy, sit down」
そういわれて、律儀なパピーは、ちゃんと座ってました(笑)

おもわずソファでねてしまっているパピーを指差して、

「ぱぴー、ねんね」

しっかり、バイリンガルしてます!

Kaia's 2nd Birthday Party!

2006-08-26 | Social Life
Kaiaのお誕生日を皮切りに、いよいよ友だちの子ども達のお誕生会シーズンの幕開け。これからしばらく週末は、それでうまってしまう。それにしても、あれから一年とは、本当にあっという間。

今年のKaiaのバースディは、ミュージックのおねえさんに来てもらってのエンターティンメントあり。アメリカのお誕生会は、特に年齢がもう少し上になってくると、日本に比べるとかなり凝っている。例えば、スケートリンク、動物園、ミュージアム、プールの一部を貸し切りにしたり、マジック、指人形、シンガーなどのエンターティナーを自宅に招いたりと言った具合。親もかなりのエネルギーを要するけれど、お誕生会は親にとっても記念日なので、家族にとってもよい思い出になるのだと思う。

今回、ダディのOrlandは、来てくれたお礼とともに、マミーのAnitaに感謝をし、プレゼントを贈呈。そしてシャンパンで乾杯。忙しくて来られなかったパピーにも、見て欲しかったわ!

さてさて、シャイありは、今日のお誕生会でも家でのダンサーぶりを全く発揮せず、ミュージックタイムもマミーのお膝に座ったままだった。しかも、なるべく人がいないスペースに探してあちこちと移動して、一人で遊んでいた。とはいっても、お誕生会はとっても楽しかったようで、帰り道はずっとご機嫌で「Happy Birthday Kaia! Happy Birthday Kaia!」を連続して歌っていた。いつもは、自分の名前を入れて歌っているのに。

おまけに、パーティの時にもらったHappy Birthday!と書かれた三角帽子が気に入ったのか、それを被ったままハーバードスクエアをドレスアップしてよちよちと歩いていたら、色んな人に、Happy Birthday! Happy Birthday!とお祝いの言葉をかけられた。本当はありのバースディではないけれど、あまりの多くの人から笑顔で良い言葉をかけていただくので、「まっ、いいか」ということで、ふたりとも上機嫌で家路につきました!

何か辛いことがあったら、ありにこのバースディハットを被らせて、ハーバードスクエアを歩いてみることにしよう(笑)!すぐにハッピーな気分になれそう。

さてさて、ありの9月1日のお誕生日まで、一週間を切ってしまった。今年は3日が引っ越しなので、当日に3人でお祝いし、パーティは10月にしようと思っている。さて、親子でのお祝いはどんなふうにしようかな?これから急いで考えなくっちゃ!