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ちくわの夜明け

北朝鮮 よど号グループ取材記・番外編 「犬食った。」

2013-03-30 02:22:13 | 映画制作
よど号グループ事務所では、議論なんかの他にも普通に飯食ったりもしました。


特別に調理する方が来ているらしく、ことごとくうまかったのです。
写真はこれでも確か朝食だったかと思います。
朝食は他にパンの時もあり、それに果物ジャムを塗って食べたり。このジャムがまたうまかったので、たいそう高いものだったのかも知れません。

初日の夜には豪勢に刺身なんかも出たりして、たまらんかったです。
ぶっちゃけると毎晩飲めや歌えややってました。


こういうことを書くと、やはり想像できるのが「よど号の連中はいい生活をしている」という意見。
実際、普段もそうなのか、わたしは知りません。そうかもしれないし、違うかもしれない。

ある方に「ご飯の話なんか書くと、そういう誤解をされてしまうのでは」という意見をもらったのですが、確かにそうで、でもこういった対偶を受けたのは事実で、だからこそ楽しかったし、また行きたいし、それも含めてわたしの訪朝記です。
当のよど号グループの方々が、これを書くなとか絶対言わないだろうと思います。


といったことは常に滞在中考えており、おりながらもムシャムシャと出てくるものを食っておりました。

そんなある日。


昼飯の時間になりワーイと食卓につき、肉スープに舌鼓をうっておりました。
朝鮮料理でスープはメジャーなので、こういったものは何度か食った覚えがあります。

ホホウ。筋っぽいがうまい。さすがホルモンの本場朝鮮。いろいろな部分を煮込んでいるのであろう。

と想像しておりましたら誰だったかが


「どう、犬」


とか言ってきて


「え」


となりました。


ああ。
さすが、朝鮮は本場だなあ。

犬……


わたしは犬が大好きです。
実家でも昔、マルチーズを飼っておりまして、ある方のお誘いで震災時、ペット関係のボランティアを手伝ったこともあります

そんなわたくしですので、状況を把握したと同時に「一線を越えてしまった」と思いました。

言われて気づいたので食いかけですが写真。



まぁ、おいしかったですよね。
今更どうともならないので食いました。
食ってると体がポカポカ温まってきて、植垣康博さんは汗だくになり、シャツがベタベタになっていたので誰かに「脱げば」と言われその通りにし、裸の大将のような状態で犬食ってました。


ちなみにここの事務所では犬を飼っており、よど号グループの赤木さんがとても可愛がっていたのを思い出します。

可愛がるというのも、田舎っぽい可愛がり方でビシビシ叩いてしつける、なのに犬は尻尾振って喜ぶ、という昔懐かしい「人間と犬」な信頼関係でした。

ハンバーガー食べに行った時も、みんなが食った後のフライドチキンの骨を赤木さんがせっせと回収しており、それを犬が大喜びで食うという塩梅でした。

そして、少し、ほんの少し、犬の将来が心配になりました。
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