”アンネの日記”という書籍は、
聖書の次に全世界で読まれている本だそうだ。
アンネの、思春期に湧き起こる感情の描写がすばらしく、
社会的な背景というよりも、
文学的に優れた作品だということを、
先日作家の小川洋子さんが語っていた。
なぜアンネは、ぎりぎりの状態の中、
あの隠れ家で約2年も過ごせたのか。
思春期の只中、心と体が大きく変化する、
何もなくても複雑な時期に。
小川さんはそれを、
「書くこと」がアンネにはあったからだという。
書くことで、
自分の頭上に押しかかる大きな岩のような困難を、
自分の体を通して足元に下ろしていったのではないかと。
そしていつの間にかそれを、
自分の土台にしていたのではないかと。
外とは全く遮断された隠れ家の中。
何も通じるものはない。
自分の心の奥の奥と、じっくりと向き合ったのだ。
今はネットの時代。
否が応でも簡単に、人とつながる時代だ。
でもだからこそ、
雑音を気にせず、
自分の心の奥とじっくり向き合い
自分自身とつながることが大切なのだと思った。
それが、揺るがない自分づくりに
通じるのではないかと思った。
YOU
聖書の次に全世界で読まれている本だそうだ。
アンネの、思春期に湧き起こる感情の描写がすばらしく、
社会的な背景というよりも、
文学的に優れた作品だということを、
先日作家の小川洋子さんが語っていた。
なぜアンネは、ぎりぎりの状態の中、
あの隠れ家で約2年も過ごせたのか。
思春期の只中、心と体が大きく変化する、
何もなくても複雑な時期に。
小川さんはそれを、
「書くこと」がアンネにはあったからだという。
書くことで、
自分の頭上に押しかかる大きな岩のような困難を、
自分の体を通して足元に下ろしていったのではないかと。
そしていつの間にかそれを、
自分の土台にしていたのではないかと。
外とは全く遮断された隠れ家の中。
何も通じるものはない。
自分の心の奥の奥と、じっくりと向き合ったのだ。
今はネットの時代。
否が応でも簡単に、人とつながる時代だ。
でもだからこそ、
雑音を気にせず、
自分の心の奥とじっくり向き合い
自分自身とつながることが大切なのだと思った。
それが、揺るがない自分づくりに
通じるのではないかと思った。
YOU