先日、大きな積み木がおいてある子ども広場に、
息子(ゆうへい)と出かけて行った。
ゆうへいは、そこで遊んでいた一歳上の女の子と一緒に、
積み木でお家を作りはじめた。
楽しそうに二人で一つ一つ積み上げていく。
その時、制服をきた小学校2、3年生くらいのお姉ちゃん達がやってきた。
二人のお姉ちゃんは、広場の隅の方で何やら作りはじめた。
その内の一人がこちらにやってきては、一つ積み木を持って、
自分達の所に運んで行く。
ゆうへい達の使っているものは、どんどん少なくなっていく。
“そろそろ言ったほうがいいかなぁ。”
そんなことを思ったときに、なんとゆうへいが、
積み木を持ってお姉ちゃん達の所に運びだした。
「ゆうちゃん、何してんの?!」
と私が言ったら、なんと息子が、
「ゆうちゃんね。あっちでお家作るの」
「えっ!」
私が言うと同時くらいに、ゆうへいと一緒に遊んでいた女の子が、
「私も!」と言った。
「へっ?」
私は一人取り残された(笑)
そして、向こうで楽しそうに遊んでいる。
“しょうがないなぁ・・・”といった感じだったお姉ちゃんたちも、
皆で一緒に遊んでいるのだった。
子どもは、“楽しいこと”が一番なんだ。
自分たちの使っている物、とか、
自分たちの方が早く来た、とか、
そんなことはどうでもいいんだ。
“今を楽しむこと”
子ども達から、道化のハートを学んだ気がした。
YOU