陽炎日記

日々の出来事を中心に綴ってます。

「劇場」DVD

2021-08-20 22:28:35 | Weblog
<「火花」で芥川賞を受賞した又吉直樹の2作目となる同名小説を、
主演・山崎賢人、ヒロイン・松岡茉優、行定勲監督のメガホンで映画化。
中学からの友人と立ち上げた劇団で脚本家兼演出家を担う永田。しかし、
永田の作り上げる前衛的な作風は酷評され、客足も伸びず、ついに劇団員たち
も永田を見放し、劇団は解散状態となってしまう。厳しい現実と理想とする
演劇のはざまで悩む永田は、言いようのない孤独と戦っていた。
そんなある日、永田は自分と同じスニーカーを履いている沙希を見かけ、
彼女に声をかける。沙希は女優になる夢を抱いて上京し、服飾の大学に
通っている学生だった。こうして2人の恋ははじまり、お金のない永田が
沙希の部屋に転がり込む形で2人の生活がスタートする。沙希は自分の夢を
重ねるかのように永田を応援し、永田も自分を理解し支えてくれる沙希を
大切に思いながら、理想と現実と間を埋めるかのようにますます演劇に
のめりこんでいく。 映画.comより>

恋愛映画で今まで見たことのないやや重めの映画だった。
せっかく山崎賢人、松岡茉優を使ったのに・・・原作は又吉直樹だったのね。
「火花」はだいぶ前に読んだけどこちらは未読。
(読みたいとは思わなかった)
脚本家を目指す永田は沙希の思いを最初くめなかった。
沙希は沙希で思いはあっても口にしない。お金のない永田には沙希しか
頼る人はいなくて・・・
お互いの思いが重すぎて二人とも共倒れしないかハラハラした。
こんな所に寛太郎出ていた~。永田の友人役だったが、またヤンキー風な
役だったな~。もう少しましな役なぜ来ない?
永田が脚本を書かないことに凄く腹をたてたのか、ギクシャクしたが一旦
沙希と距離を置いたが、それが良くなかった。
沙希が壊れちゃうかと思ったが・・・(田舎へ帰った沙希は地元でOLに)
最後、沙希の元アパートで沙希の荷物を箱詰めしていた永田。
納戸から箱をだすと、そこには永田が書いた脚本がいくつか出て来た。
沙希が最初で最後の演劇をした時の脚本だった。
それをお互い見ながら本読みして・・・中のストーリーはいずれ、永田は脚本家として売れたら沙希とやりたいことを次から次へ話す。アパートの
玄関先の壁と窓側の壁がパタン、パタンと外れ、そこは舞台になっていた。
お客さんさんは永田がしゃべるのを見て聞いている😲 
あれもしたいこれもしたいとまだ台詞をつないでいた。
少し前まで永田のそばでうつむいていた沙希がいたのに、客席に涙を流して
見ている沙希がいた😲 (他客席には多くの客もいる)
ここが描きたかったのかな~。
永田のやりたかったことがようやくわかった沙希は嬉しかったんだろうか?
彼のモヤモヤが最後で踏ん切れたのか?拍手喝采で幕は閉じた。
いろいろな“愛”があるのはわかるが今回のは重いよ。見ていてしんどかった。

どちらかというと「火花」の方がよかったんじゃないかと。
お勧めはしませんが気になる方は見てください。

撮影場所下北沢のどの辺だったのかと気になっています😁 
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訃報が続く

2021-08-20 17:40:03 | Weblog
 落語家の笑福亭仁鶴さんが亡くなったとYahoo!ニュースで見た。
血液の病気だったそうで・・・
「四角い仁鶴がまあるくおさめまっせ」のキャッチフレーズは耳に残る。
お元気な時を知っている世代にはまたつらいね。
吉本のお笑いを作った人だし。
お悔やみ申し上げます。
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