いつか英国日記

英国を中心とした靴、鞄、時計、その他ファッションに関するブログ

エドワードグリーンのOXFORD

2016-12-11 05:52:43 | 
エドワードグリーン最後の靴はパーフォレーションの入ったストレートチップのOXFORDです。



カンタベリーやチェルシーとも少しデザインが異なります。箱のモデル名を示すSTYLEのところにはOXFORD SHOEと記載されています。ラストは私が最も好きな安心安定のエッグドトウの202ラスト、ウィズはEです。クラシックで最もエドワードグリーンらしい、そして万人に合いやすい魔法のラストです。このラストはスーツによく合うと思います。素材はスエード、色はナツメグです。



エドワードグリーンのひとつの肝ともいえる、掴むようなフィッティングが得られる踵です。

私が初めてエドワードグリーンをフィッティングしたのが202ラストのチェルシー、その踵をつかむ感覚と土踏まずを指圧されているような感覚は衝撃でした。気がつけばいつの間にか手元に10足以上のエドワードグリーンが集まってしまいました。



インソールです。最新のデザインになっています。エドワードグリーンの最も時代を感じる部分だと思います。

OXFORDのこの靴、スーツには勿論、デザインがスエードということもあり、カジュアルにも使える便利な靴だと思います。この冬大活躍しそうですね。

今回ノーサンプトンのファクトリーを訪れた経験は本当に素晴らしいものでした。先日、社長のヒラリーさんが来日されると伊勢丹のバイヤーさんからお聞きし、お礼を兼ねて皆で会いに行ってきました。玉川堂の茶筒をお土産に持って行ったのですが、紅茶が好きなヒラリーさんはとても喜んでくれて嬉しかったです。

さて、長らく続きました英国レポートもこれで一区切りです。お付き合いいただきましてありがとうございます。

次週は新しい靴との出会いがありましたので、そちらをご案内したいと思います。



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2 コメント

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Berkeley (not fashion but style)
2016-12-18 07:41:32
素敵な色目のスエード靴を見させて頂きました。

パンチドキャップトウの靴なので名前はBerkeleyだったかと思います。

1990年代後半から足繁くノーザンプトンに通いましたが最近はすっかりご無沙汰です。ブログを拝見してまた行きたくなりました。
Berkeley (らみい)
2016-12-24 06:43:51
Berkeley だったのですね。
EGの一覧カタログが見当たらず
名前がわかりませんでした。
教えていただき、ありがとうございます。

貴殿のブログ拝見しましたが
美しい靴の数々、そして磨きがまた美しいですね。
素晴らしいです。

ノーサンプトンには近いうちまた行く予定です。
ヒラリーさんのNY出張と重ならなければ
良いのですが、、、

また、コメントお待ちしています。

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