いつか英国日記

英国を中心とした靴、鞄、時計、その他ファッションに関するブログ

そして、グローブトロッターデビュー

2012-04-08 05:53:10 | 
神戸ブランメル倶楽部の
「コットン ア ウォーク」に向けての旅行鞄購入。

以前、購入したハートマンのレザーラゲッジ
これを使うには従者がいないと、中々難しい程の重さ。
しかも国内2泊の旅行(出張)では、大げさすぎる。

今回の「コットン ア ウォーク」は
5月12日〜13日の2日間の予定。
スーツ又はスポーツジャケット+トラウザースを
持ち運ぶ必要があり
ある程度の鞄の大きさが必要です。

スーツ持ち運ばない出張の時は
ハートマンのスーツケース
使っていますが、これは余りにもビジネスライク。
今回のような愉しいイベントにはマッチしません。

色々な理由をつけていますが
結論を言えば
先週お伝えした
グローブトロッターが欲しい!

その購入の正統化の理論付けだけです。
前置きが長くて、失礼しました。

さて、買う気満々でまずは
銀座三越のグローブトロッター売場へ突入。
流石銀座店、品揃えが豊富で
南極点到達100周年モデルのエクスペディションや
ネイヴィー+リバティ内装の限定モデルなどもあります。

一番気になっていた
センテナリーの赤とサファリのベージュを見せてもらいました。
因にセンテナリーはエッジの革は光沢のある革ですが
サファリはヌメ革を使ったエイジングが愉しめる革。
サファリのベージュのビンテージの鞄があり
拝見させていただきましたが
角のヌメ革がベージュから茶褐色なり
とてもいい雰囲気でした。
しかしちょっとかわい過ぎて
女性っぽいかな〜と。

そして、ここでショックなことが発覚。

4月から価格改訂で1万円ほど、値上げしたとの事。
しかも、正規代理店で購入した時に付く
カバーケースが付属しなくなったとの事です。
がーん、という事で少し冷静になり
その日は帰宅。

色々な購入ルートを調べて
多少の不安はありましたが
今回は通販で購入する事にしました。
購入価格は定価のおおよそ半額ちょっとでした。

そして商品が無事到着。



箱を開けてみると
ちゃんと金属部分などもカバーされ
非常に丁寧な梱包でした。

商品は傷等もなく、全く問題ありませんでした。


CENTENARY 21"TROLLEY CASE Red

やはり、赤にして良かったと思います。
とても落ち着いた色合いです。
しかもちょっとテンションが上がる
愉しい色だと思います。

縦置きの状態。



そして、持ち手部分を引き出した状態。



裏側です。



そして鞄の底部。



キャスター部分。



やはり手作りだけあって
非常に丁寧且つ精緻な作りです。

そして購入のきっかけにもなった
最も私が好きな革のストラップ部分。



そして最後に鞄の内側です。



誇らしげなグローブトロッターの
エンブレム。



並行輸入ということで
ロットNoは消されています。
因に正規代理店では2年間の保証が付きますが
こちらはありませんので
そこは割り切りが必要です。



今までは食わず嫌いで
しかも鞄は革でなければならない
紙で出来た鞄なんてと思っていましたが
軽く実用性もあり
しかも趣味性も高く
とても気に入りました。

さて、そうなると
良く積み上げている写真を見ますが
同じ仕様の違う大きさの
グローブトロッターが欲しくなってきます。
特に旅行用なら、9インチのミニユーティリティケースが
欲しくなりますね。
携帯、カメラ、財布と文庫本1冊位が入れば充分ですので
9インチが最適です。

う〜ん、これは流石に正規代理店で購入しようと思います。

日本橋三越では5月中旬に
グローブトロッターのフェアが開催されるとのこと。
そしてバルカナイズでは7月に
限定モデルも出るとの事ですので
愉しみですね。

グローブトロッター
ハマると全てのサイズを揃えたくなるので
そうならないよう
気をつけたいと思います。

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グローブトロッターについて

2012-04-01 07:16:27 | 
グローブトロッター言わずと知れた
1897年創業の英国の鞄メーカー。
英国王室を始めとして冒険家からビジネスマンまで
世界中で愛用者の多い鞄です。

最大の特徴はヴァルカン・ファイバーという
とても軽量で丈夫な紙!で作られているという事。
しかも使えば使う程、丈夫になるとか、、、

「鞄は革でなければならない」を
標榜してきた私はグローブトロッターを
鞄の候補に考えた事は
今まで一度もありませんでした。

しかし、センテナリーシリーズのサファリというモデル。
ただののっぺりしたグローブトロッターとは
ちょっと趣が違うのではと思った途端
とても気になる鞄として急浮上してきました。

特に冒頭の写真のアイボリーのタイプ。



エッジが革で覆われ
いかにもツーリスト用の鞄と言う
革のストラップ。



そしてとてもシンプルな内側。
旅行用鞄はその方がかえって使いやすいです。



このベージュ色なら革の部分は
エイジングが進めばかなりいい色つやになりそうです。
そしてアイボリーのボディは直ぐに汚れるでしょうから
味が出てくるのも早いのではと思ったりします。

しかしビジネスで使うとなれば
この色がいいのか、、、



しかしこれではあまりにつまらない。

ではいっその事、こんな色は。



オレンジ色。
いかにも英国らしい色ですが
これはちょっと派手すぎる。

同じ系統の色でも
いっそ赤の方が逆に落ち着いている気がします。
これならネイヴィーのスーツに
バーガンディーの靴に合わせれば
コーディネイトが纏まります。



そして、どうも聞くところによると
ビスポークも出来るらしい。
英国では随時受け付けているようですが
日本では昨日、今日と伊勢丹で
ビスポークフェアをやっているとか、、、

こうなるとライニングをリバティの内装で
外側の色やパーツも選ぶ事が出来
自分だけのオリジナル鞄が作れます。

う〜ん、悩みます。

グローブトロッター好きの方。
お気軽にコメントを。
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究極のガーメントケース

2011-11-05 06:56:50 | 
探し歩いているガーメントケース。

ひとつの究極の形のガーメントケースを
見せて頂きました。

場所は銀座の魔窟こと
いつもお世話になっている
パーソナルテーラーです。

このガーメントケース
パーソナルテーラーのオーナーである
H川氏がヨーロッパでビスポークしたもの。
ヨーロッパに居住していた時との事ですので
かなり昔の物だと思います。

氏はいつも小旅行の時は
このガーメントケースひとつで出かけたとの事。

とてもよく鞣された
ブライドルレザー。
かなり肉厚で鞄自体の重さは
恐らく3kg〜4kg位はあると思います。

鞄のハンドル部分はとても
頑丈でまず壊れる事はないような作りです。
両サイドは革のベルトで閉じ
下の部分には鞄に入れたまま
スーツがかけられるよう
ハンガーラックが付属しています。

表面に大きな傷がありますが
これは一度だけ間違って飛行機に乗る際
荷物を預けた時についてしまったモノとのことです。

そして裏面。



ファスナー部分はドレスシャツなど
色々な物が仕舞えるポケットになっています。
氏の本名はF原さんというので
M.Fとイニシャルが入っています。

写真はありませんが
内側はシルクサテンになっていました。

さて、この手のガーメントケース
今は見る事がまずありません。

とても上質でしかも頑丈そうな革。
使い込む程にエイジングしていく。
正に旅を重ねる人と共に
年輪を重ねて行き、そしていつも寄り添い
サポートしてくれるようなガーメントケース。

今はビスポークでも
ここまでの鞄は作ることは難しいのかもしれません。

当面はガーメントケース探しの旅は
続きそうです。


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最後のダレスバッグは、、、

2011-09-17 04:48:13 | 
明治7年創業
銀座タニザワのダレスバッグです。

先日銀座に寄った際に
撮影させてもらったもの。

実はダレスバッグが大好きで
スウェインアドニーや大峡製鞄など
大小合わせて5つのダレスバッグを
所有しています。

基本的にはロンドンタン、黒、ダークオークなど
その日のスーツや靴の色に合わせて
鞄を取り替えています。

そして、今、仕上げとなる
最後のダレスバッグをゆっくり探しています。

最後のダレスはバーガンディ。
以前アクアスキュータムの物を所有していましたが
思うところがあり、会社の友人に譲った為
今は、バーガンディダレスが欠番となっています。

バーガンディダレス、、、

実は探すとこれが意外にないのです。
良く寄る伊勢丹メンズ館や
梅田の阪急メンズ館を覗いてみますが
これはと思うダレスには
巡り会えていません。

そして、先日、銀座に行った際に
出合ったのが
冒頭のタニザワのダレスです。

作りを仔細にチェックしましたが
とても丁寧な作りで
革も上質の物が使われていました。

で、購入したのか?というと
まだです。
最後のダレスとなると
ここは慎重に、、、

実はタニザワのダレス
総手縫いのダレスもあるようで
そちらも今度、見せてもらおうと
思っているところです。

良くこのブログで書いていますが
物との出会いは一期一会で
出合った瞬間に購う事を決めてしまう物もあれば
じっくり検討を要するものもあります。

これは価格の問題ではなく
ひとつのインスピレーションなんだと思います。

さて、タニザワと言えば
もうひとつ気になる鞄が。

そうエアーバッグです。



1959年 当時の皇太子今上天皇陛下が
御訪欧の際に使われた旅行鞄。
当時の物は牛革製でしたが
現在は素材が変わり
豚革となっています。

これはビジネスにはちょっとカジュアルすぎるので
やはり、旅行の時に使うのでしょうね。

いずれ、好きな時に旅行が出来るようになったら
購入しようと思います。

さて、最後の鞄と言いながら
まだ、色々購入してしまう可能性も
ゼロとは言えませんが
バーガンディダレス
今後もじっくりと探したいと思います。

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理想のガーメントケースとは

2011-08-21 05:45:13 | 
このところ、冠婚葬祭や出張で
ガーメントケースを使う機会が多くなり
以前のペラペラの安いモノでは不安になり
ガーメントを購う事に。

本当は革製のガーメントケースが欲しかったのですが
愕然とする現実が、、、

この冒頭のガーメントケース
新宿の鞄専門の老舗で購入しました。
価格は1万をきる価格で
とてもリーズナブルなのですが
なかなか良く出来ています。

中は下の写真のように
ポケットも豊富で
スーツは2着まで収納可能。
ファスナーも上下どちらからでも
開閉出来るようになっていて
とても便利です。



しかもキャリーケースにもセット出来るよう
こんなベルトが付いた構造になっています。



生地もしっかりとした厚手のモノで
ナイロン製なので雨もはじき、そして軽い。
持ち手はしっかりした革製。
まあ、実用面ではまったく問題ないモノ。
というより寧ろ
これ以上何を望むのか、、、

しかし、しかしです。
やはり革製のガーメントが欲しいのです。

しかしこれが探してみると
まったくと言っていいほど
見当たらない。

というよりガーメントケース自体
置いてあるところが少なく
置いてあっても種類はごく僅かという状況に
愕然としました。

銀座、日本橋、丸の内、新宿、渋谷近辺の
セレクトショップ、百貨店、路面のブランド店
鞄専門店を回りましたが
全滅です。

唯一見つかったのはこちら。

このガーメント。
確かに革製らしいのですが
3万以上の価格の割には
革質があまりにもプアな感じです。
ちょっとビニールのような。



そして、こちら。
エルメスのバーキンに非常に似た
リーズナブルなバッグを出している
イタリアのメーカーのモノ。



価格は15万以上!!ですが
ちょっとデザインが違いますね〜。

そしてこちら。
イギリスのタスティングのモノですが
作りは非常に良いのですが
革質が靴のライニングと同じ材質とのこと。
クラシックではなく
カジュアルですね〜。
惜しいです、、、



その他は全くと言って良い程
革製のガーメントケースはありません。

ヤフオクやeBayもチェックしましたが
う〜ん、今ひとつです。

望むべくは、冒頭の写真のタイプで
革はブライドルレザー
内側はシルクサテンとかだと
理想的です。
重くても良いのです。

やはり、ガーメント自体の需要が減っているのでしょうね。
お店に回っても
革製のガーメントは、ここ数年扱っていないというのが
お店の回答。

特に老舗系のお店では
「昔は色々あったんだけどね〜」と
言われます。
信濃屋の白井さんにも
「うちも前はタナー・クロールとか
 いいのあったんだけどね〜」とのこと。

う〜ん、その時代に
タイムマシーンで行ってみたいですね。

こうなるとガーメントケースも
ビスポークの時代なんでしょうか、、、
う〜ん、どなたか素敵な革製ガーメント
ご存知の方がいらっしゃたら
お知らせ下さい。


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鞄エイジング 一挙レポート

2011-08-20 05:28:05 | 
さて、鞄エイジングの一挙レポートです。

革の鞄がお好きな方は
とても気になるエイジング。
それが購入検討中の鞄なら
尚更ですね。

さて、今回は主立った鞄5つの
エイジング状況をお知らせしたいと思います。

毎年、2回/年、鞄を大掛かりに
メンテします。
まとまった時間が取れる
夏休みと冬休みが多いですね。

ではまず一つ目の鞄から。
大峡製鞄でビスポークした細マチのダレスです。
靴の色と鞄の色を合わせている私は
黒の靴が少ない事もあり
余り登場機会のない鞄です。
よってエイジングの状態も余り
変わっていないですね。
特にメンテの必要も感じないので
今回は乾拭きだけして仕舞こととしました。





そして同じく三陽山長別注大峡製鞄サンタクローチェの
オーバーナイトケースです。
この鞄、大阪出張の時は必ず使っています。
結構重いのですが使い勝手は非常にいいです。
サンタクローチェは傷が付きやすい反面
乾拭きを繰り返すだけで傷が自然と消えて行く
趣深い鞄です。





この鞄、大峡製鞄にメンテ方法について問い合わせたところ
重厚な(諸兄で始まる、大峡イズム溢れる)文面で回答があり
水拭きと乾拭きだけにしてくれ、とのこと。

アドバイスの通り
水拭きと乾拭きだけに
今回はとどめました。



少し艶が深まったようですが
この革の魅力はもっと使い込むと
飴色になり、艶が更に増すことです。
まだまだ革の状態は若いですね。
この鞄、一番職人という方しか作れない為
度々製造中止になります。
購入を検討されている方は
早めの購入が吉かもしれません。

そしてスウェイン・アドニーのダレスバッグです。





この鞄は当初は良く使いましたが
やや大振りなせいもあり、最近は登場機会が
めっきり減りました。

エイジング状況はやや傷が増えた位でしょうか。
鞄の傷をとても気にする方がいますが
傷もエイジングのひとつで
時間が経つと
それなりの味わいになると思います。

さて、先ずはこの鞄からメンテを
していきます。

今回メンテで用意したのは下のクリーム類です。



実際に使ったのは手前の2つです。

先ずはスウェイン・アドニーのダレスに
手前右のホワイトハウスコックスのブライドルレザーフードを
指で塗っていきます。



テカテカですね〜。
この状態で縦横にブラシをかけ
一晩置きます。

そして丹念に拭き取ります。
この拭き取り、結構大変で
根気のいる作業です。





自然な感じで少しだけ
艶が増えました。
使う度に乾拭きを繰り返すと
かなりいい感じに
エイジングしていくと思います。

さて、万双のダレスバッグです。
最も活躍しているバッグです。
ダークオークの色が合わせやすく
そして意外に何でも入ってしまう
収納力の高さ。
そして他のバッグに比べると軽いというのも
登場機会の多い理由のひとつだと思います。

一度だけ持ち手の金具が壊れるトラブルがありましたが
対策部品に交換してからは問題ありません。





既に大分艶がでていますね〜。
普段は時々乾拭きするだけです。
これもスウェイン・アドニーと同じ方法で
メンテします。





大分艶が深まり
傷も目立たなくなりました。
これで暫くは安心です。

そして最後にインディードの細マチダレス。
ってどれだけダレス好きなのか、、、

これ鞄、大変に酷使されています。
まずこの鞄、雨の日専用です。
何故かこの鞄、ガンガンエッジを
ぶつけられます(わざとではありません)。

そしてこんな状態に。







いや〜共に戦う戦士ですね〜。
全体的に艶も落ち気味。
開閉の部分は爪のひっかき傷。
裏のポケットの淵は、すれて色が落ちています。
そしてエッジも。

この鞄にはクリーム類手前左の
コロニル プレミアムディアマントを
塗りました。
保革防水の機能がありますが
植物成分で出来ているので
鞄に優しいクリームです。
そしてエッジの色のはげたところには
靴用のコバインキ。
さらにコバインキを塗ったところには
ブライドルレザーフードを塗り
より色落ちしにくいようにします。

拭き取った後には
仕上げで防水スプレー。



そして出来上がりが
こちらです。









とても、奇麗になり
生き返りましたね〜。
又、半年間宜しくです。

さて、これに新しくハートマンの鞄
加わりました。
エイジング状況は次回から
ご報告したいと思います。

買った後も愉しめる
鞄はやはり革に限りますね。


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究極の鞄 ひとつの形

2011-07-30 05:10:46 | 
ハートマンのスーツケース
遂に手に入れました。

そう、あの落合正勝氏
ハートマンです。

前回手に入れたのは、海外旅行サイズの
トランクでしたが
今回、日常的に使える
ハートマンが欲しくなり
ずっと探していました。

既に日本では販売窓口がなく
アメリカ本国のハートマンのサイトでも
扱いがないので
どうしてもオークションでの
購入になります。

ヤフオクもずっとチェックしてきましたが
サイズや程度が折り合わず国内での入手は
困難と判断。
今回初めてアメリカ本国のeBayに登録し
じっくりハートマンを探す事にしました。

ハートマンの鞄
出品数はかなりありますが
程度の良いモノは中々出てきません。

と、ある時、「ベリーナイス!!」との表示とともに
一見新品かと見まごうばかりの
スーツケースが出品されました。

海外対応可能となっていたにもかかわらず
問い合わせをすると
「日本に送るのは、もの凄く高くなる。
 なので無理です。」とのつれいない返事。
すべて配送ルートはこちらで手配すると
説明しても、まったく話が進まないで
困っていると
クラブメンバーの方から
セカイモンの存在を
教えていただき、早速セカイモン経由で入札。
無事落札となったのでした。

落札から約2週間で商品が届きました。



ドキドキしながら、開封したところ
冒頭の写真のように
まるで新品のような状態の鞄に大感動。
思わず「セカイモンありがとう!!」って
言ってしまいました。

鞄を手にし、じっくりチェックしてみると
ほとんど使用感がありません。
裏には少し傷が入っていますが
これは使ううちに、必ず発生する類いのレベル。



そして横から見た状態でも
エッジ部分に打ち傷もなく
本当に新品のようです。



そしてハートマンのロゴ。



鞄全体がまだとても新しく
あのベルティングレザーの香りが、かなりします。

そして最も使用感が表れる
持ち手部分。



持ち手は数回使っても
結構色が変わったりするはずなのですが
まったくと言っていいほど
使用感がありません。

そしてハートマンのタグ。



中にネームカードが入れられるようになっています。
この「h」のマークは昔のハートマンのマークですので
この鞄はヴィンテージ物が奇跡的な状態で
残っていたことになります。

それを物語っているのがこの脚。



使用感はこれまた殆どありませんが
昔のタイプの脚がついています。

そしてハートマンのスーツケースには
やはりこれがなくては。



ハートマンのロゴ入りの
ナンバーロック。
このナンバーロックですが
裏からレバーをおこしてナンバーをセットしますが
出荷時には、誤ってレバーが起きないよう
プラスチックのストッパーがついています。
このストッパー一度外すと基本的には
もう付かないのですが
このストッパーが付いたままになっていました。
う〜ん、やはり殆ど使われていないですね〜この鞄。

さて、ナンバーのロックを解除
ストラップを外してこのロックを
外すと鞄が開けられます。



中も非常に奇麗で
ベルティングレザーの香りが
かなりします。
鞄の上部には書類がしまえるマチがあり
携帯などの小物もしまえるポケットも4つ。
かなり機能的な作りです。



基本的にはオーバーナイトケースですので
反対側は衣服を収納する作りになっています。
とても奇麗に革が張り巡らされています。



そして衣服が飛び出したり
鞄を開けた時に衣服が見えないよう
レザーの蓋が、ちゃんとついています。



そして最後に取扱い説明書。
これまた新品状態です。
どういう理由でこれが出品されたかは不明ですが
どちらにしてもとてもラッキーだったと思います。
これなら自分流にエイジング出来ますね。



そして、前回購入した旅行用ラゲッジと
無事、セットになりましたね〜。



さてこのハートマンのスーツケース。
国内出張時に使おうと思います。

サイズは46cm×35cm×13cmです。

いつも国内の出張で使っている
大峡製鞄のオーバーナイトケースと比べると
幅が左右1cm、高さが2cm位大きい作りになっています。



厚みですが大峡は上から下に少しテーパードしているので
上部は、ハートマンの方が1cm大きく、底部は大峡が1cm
大きい作りになっています。



重さは偶然にも同じ3.4Kg。
良い鞄は重いのです。

さて、この鞄なら雨の日も気にならず
ガンガン使えそうです。
これからの出張はこの鞄を
メインとしますので、大阪でこの鞄を持って
シゾールのボルサリーノを被り
スーツを着ていたら恐らく私ですので
「らみいさんですか?」って
気軽に声をかけてみて下さいね。

尚、それが別人でトラブルが発生しても
当局は一切関知しませんので
そのつもりで、、、


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Hartmannという会社

2011-07-10 05:31:12 | 
先日ご紹介した
Hartmannの鞄。



実は足の一部が
欠けていました。



実用上は問題ありませんが
何か修理の方法は無いかな、、、

まさかオークションで購入した
ヴィンテージの鞄を三越に持ち込む訳にもいかず
仮に三越がOKだとしても
この鞄を持ち込む手間を考えると
自分で何とか出来ないかなと考えていました。

これは得意の
突撃モード、ダメもとで
Hartmann本社のカスタマーセンターに
メールで問い合わせてみました。
英語なので言葉のニュアンスは不明ですが
おおよそのやり取りは以下の通りです。

私 「日本在住のらみいと言います。
   Hartmannの鞄を持っていますが
   鞄の底の脚が欠けて困っています。」

HartmannのD氏
   「わかりました。どんな脚ですか?
    出来れば写真を送って頂く事は
    可能ですか?」

私 「わかりました。
   写真を送ります。」

D氏 「あなたの言っている事が良くわかりました。
    パーツセンタに部品を手配して
    無料で送付します。」

私 「おお素晴らしい!!
   ありがとうございます。部品の到着を待っています。」

というようなやり取りの後
約2週間。
冒頭の写真の封書が家に到着しました。

開封すると何と4本セットの
パーツが!!



勿論すぐに取り付け
D氏には下の写真を添付して
お礼のメールを送ったのは言うまでもありません。



元々の鞄が大分昔のモデルですので
脚の材質感は少し違いますが
これはやむ得ない事。

まして、そのパーツが今も同じ仕様で
用意されていることの方が凄いと思います。

そして何より素晴らしいのは
一介の英語も怪しい日本人に
ここまで対応する会社としてのスタンス。

Hartmannは既に日本から撤退しているので
「日本はサポートしていない」とか
「購入したところに問い合わせてくれ」とかの返事かと
思っていました。

特に最近、アメリカのオークションの
eBAYなどで出品者が法人であっても
そっけない事務的な対応で
「無理ですね〜」との回答を
良く経験するので
今回の対応はとても感動しました。

こういった些細な事の積み重ねが
CS(顧客満足度)を向上させ
ひいてはブランドの魅力に
大きく影響すると思います。

Hartmann!!
素晴らしい会社です。
益々ファンになりました。


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Hartmannのレザーラゲッジ

2011-06-12 05:05:02 | 
先日、ハートマンの大型のラゲッジを
オークションで入手しました。
恐らく1970年代の物。

ハートマン、、、
私には特別な思いがこの鞄にはあります。

既にお気づきの方も多いと思いますが
そう、あの落合正勝氏が愛してやまない鞄でした。

いつかは私も同じハートマンを
という思いが募り
遂に先日、扱い店である
日本橋の三越に問い合わせたところ
既に取り扱いを止め
今は修理のみを受付ているとの話でした。

であれば本国アメリカから
直接輸入しようと思い
本国のサイトを確認しましたが
既にこのタイプの鞄は廃盤。

万事休す、、、

いや、オークションは?

と思い早速確認したところ
先日偶然にもタイミングよく
手に入れる事が出来た次第です。

落合氏曰く
「長旅に出るとき、
 今でも数ある中からハートマンを選択するのは、
 質実剛健な外見に付加された、
 モダンなヨーロピアンテイストの双方が
 気に入っているためである」
 と「男の服 こだわりの流儀」で
 書かれています。

又、「私の愛するモノ、こだわるモノ」では
こんな事も言われています。

鞄が増えすぎた以外に
「鞄の収集をやめた理由はもうひとつある。
 これぞトランクという理想的な鞄に出合ったためだ。
 ハートマンである。」

いったいどんな鞄なのか、、、

そして先日、無事、鞄が
拙宅に届けられました。

まずはその大きさに驚き



そしてその革の美しさに感動しました。



大きさはもっとも大きいサイズと思われる
640mm×500mm×210mm
写真の万双のダレスと比較すると
その大きさがわかると思います。

そして重さは
鞄単体で5.7kg。
海外旅行の際は荷物のエクストラチャージが
かかりそうですが
ちゃんとした革の鞄はどうしても重くなるものです。
逆に革の鞄で軽ければ
どこかで効率化という名の下に
手を抜いている可能性を疑う必要があります。

さて、Hartmann
創業は1877年、米ミルウォーキーで
旅行用品メーカーとしてスタートしました。

代表的な取扱商品でもある
プルマン型のトランク類は
ハートマン社の近くに自生していた
靭やかで軽いBASS WOOD(しなの木)を
フレームとして使用している為
大きさの割には軽量です。

そして、この素晴らしく美しい革ですが
ベルティングレザーと言います。
ベルティングレザーとはステアハイド
(2年以上経過した去勢された成牛の皮)を
植物タンニンで鞣し
オイルで仕上げた、ヌメ革の一種で
工業用のベルトなどに使われる、とても丈夫な革です。

英国のブライドルレザーなどは
独特の趣とある意味デリケートなところがありますが
ベルティングレザーは正に質実剛健
肌触りも最初は素っ気なく
何も気にせずガンガン使える
ある意味アメリカらしい合理的な革だと思います。

では革の風合いがないかというと
そういう訳でもなく
使い込んでいくうちに
何とも言えない、飴色に変化していきます。

ベルティングレザーは元々オイルを含んでいるので
皮革用のメンテナンス用品も基本的には不要です。
寧ろ、使わない方が良いとも言われています。

はじめ、この鞄が到着した時
かなり斑があったので
シール類も全て剥がし
ぬるま湯で丁寧に全体を水拭きをしたところ
大分綺麗になりました。

ベルティングレザーはそういった革です。

さて、少し冷静になって
鞄を観察する事にしましょう。
まずは鞄の大きなポイントのひとつ。
金具がしっかりしているか
そして勿論正常に作動するか?

このハートマンは
中央に「hartmann luggage」のロゴ入りのナンバー錠



そして両サイドにロック式の金具がついています。



両方とも新品のように
びくともしません。
全く問題はないようです。

そしてトランクとしての機能
例えばスーツがちゃんと仕舞えるか?

このトランク
ガーメントケースのようにちゃんとフックと
専用ハンガーそして仕切り板がついています。



とてもしっかりした丁寧な作りです。
そしてハンガーにスーツをかけ収納すると
三つ折りではなく
ちゃんと二つ折りでスーツが収納出来ます。
3着くらいは大丈夫な厚みがあります。




仕切り板をちゃんとセットすれば
皺も最小限で済みそうです。



そしてバッグの内側は
前のオーナーが丁寧に扱ったらしく
とても奇麗です。
そして機能的にレイアウトされています。



この鞄でヨーロッパの長い旅に出る。
革の鞄があるだけで
旅の雰囲気が一変しそうです。
色々な夢や期待
そして思い出を
詰め込む事が出来そうな鞄です。

そして革の一番良いところは
使い込む程にエイジングされ
より素敵な鞄になっていくことです。
革好きが革の鞄に拘る
ある意味一番の理由です。

さて、この鞄。
ウオークインクローゼットに仕舞おうと
思いましたが
暫くは自分のワークルームに
インテリアとして
置いておいても良いかなと思いました。





そして最後に
「男の服 こだわりの流儀」ではこんな事も



「他人の歴史が刻まれた
アンティークは論外である。
たとえ、そのバッグがどれほど
「一モノ」の条件をクリアしていようと、
それは自分の「味」ではなく、
あくまで借り物の他人の「味」であり、
こだわりとはほど遠い。」


痛烈なパンチです。


落合先生へ

素晴らしい出会いを作ってくれた
貴方を忘れません。

そして、貴方の一ファンが
貴方への憧れから
この鞄を使うことを
どうかお許し下さい、、、






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鞄のエイジング

2010-08-17 13:48:38 | 
定期的にお届けしている
鞄エイジングレポートです。

今日は飛び石的なお盆休み最終日です。
今日も猛暑ですね〜。
外気は既に35度オーバー
こんな時は自宅でメンテ作業です。

さて冒頭の写真は万双のダレスバッグ。



一番使用頻度が高く、購入して既に2年半が過ぎました。
落合氏が言われるように、鞄は猫かわいがりしないで
ガンガン使います。
そうすることによって、自分色に染まっていくと思います。

基本は晴れ用ですが
期せずして天候の急変で
時々雨に打たれる事もあります。

雨にぬれると
表面が水ぶくれのようになりますが
帰宅して雨を拭き取り、自然乾燥させると
元に戻ります。

そんな時はたまにブライドルフルードを
塗ってやったりします。



勿論、優しく手で塗ります。



そして一番痛むのが
鞄の持ち手と、鞄を留めるストラップです。



ストラップは、鞄を持つ時に
爪が良く当たる為、結構傷がついています。
これも味ですね。
持ち手は一度
鞄本体と持ち手をつなぐ金具のピンが折れてしまい
万双で修理してもらいました。

預かりになるのかと思ったのですが
その場で20分位で直してくれました。
修理代は1,000〜1,500円位だったと思います。

金具はまだまだエイジングが進んでいないですね〜。



さて、その他の鞄はどうか、、、、

スウェイン・アドニーは、使用頻度も万双ほどではないので
あまりエイジングが進んでいません。



そして主に出張用に使っている
大渓製鞄のオーバーナイトケース。



これはいい感じにエイジングされています。
サンタクローチェのソフトレザーは傷がつきやすいですが
その傷も使っていくと消えたりもする
不思議な革です。
少しづつ飴色になっていっています。

そして同じ大渓でビスポークした
細マチダレス。

これはほとんど使用していないので
エイジングされていません。



もう少し使おうと思います。

そして、一番ハードな扱いを受けている
インディードの細マチダレス。
しかも雨用の為、雨の日しか使われません。



雨の日、傘で手が塞がれている為
何となく乱暴な扱いになってしまうことも多々。
鞄の角をぶつけたりすることもあります。

その結果



鞄のエッジはかなり悲惨な状態に。



ということで、今日はインディードの鞄のメンテナンスです。

じゃーん、用意したのは下の道具。



靴のメンテナンス用品の一部です。

そして今回使うのは、コバインキです。



コバインキを丁寧に塗り、そして仕上げに先ほどの
ブライダルフルードを塗って出来上がり。



鞄の表面は、コロニルのプレミアムプロテクトを
使っている関係もあり、光沢もまだまだ充分あります。

靴でも、鞄でも、革製品はメンテが重要です。
メンテも慣れると大変、というよりは
愉しんで出来るようになります。

特に革は自分色に育っていくので
愉しいですね。

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