いつか英国日記

英国を中心とした靴、鞄、時計、その他ファッションに関するブログ

Ascot Changのビスポークドレスシャツ

2016-10-02 08:03:26 | ドレスシャツ
先日香港へ出張に行きました。飛行機で約4時間ほど。アメリカや英国に比べるととても気軽に行ける距離です。海に面した商業都市香港、景色も素晴らしいです。



何より素晴らしいのは料理が美味しい事。日本ではあまり食べる事の出来ない料理を堪能してきました。



ガチョウ料理です。表面が香ばしく中身は柔らかくジューシーです。



こちらは魚のハタです。煮魚スタイルですが醤油ベースの味付けが絶妙です。



最も衝撃的な美味しさだったのがこちら。何とこれシャコです。日本ではお寿司で食べるととても小さいのですが、香港のシャコは伊勢海老くらいの大きさがあります。油でカラッと揚げたシャコにニンニクのチップがふりかけてあります。これはサイコーに美味しかった。

あなたも香港に行かれることがあったら是非召し上がってください。

さて、本題です。

服飾関係の友人Tonyさんからお話を伺って、一度行ってみたいと思っていた香港のAscot Chang。遂に行ってきました。Ascot Changは英国スタイルの老舗ビスポークシャツメーカーです。創業者のAscot Chang氏は14才から上海で熟練のシャツ職人の下で修行、1949年、香港で訪問スタイルのシャツのビスポークを始めました。現在では上海に2店舗、中国国内に5店舗、ニューヨークとビバリーヒルズにも店舗を構えています。私が今回伺ったのは1963年に開店したペニンシュラホテルのアーケード内にある店舗です。



この店舗何と日本語でOKです。オシャレで有名なあの大臣もこちらの顧客とか。さて、早速友人の紹介でビスポークに来たことを告げて採寸を始めてもらいました。



採寸箇所はかなり多く、日本でビスポークするのと同じような要領で進みます。首回り、肩幅、袖丈、胸、ウエスト、お尻、前身頃長さ、後ろ身頃の長さなど丁寧に計測していきます。約20分ほどで採寸が完了すると、次はどのようなシャツを作るか相談していきます。



ビスポークは注文の最小単位が4着からになります。ここらへんは英国と同じですね。まずは何百種類もある生地サンプルから生地を選びます。今回はコットンとリネンの生地を選びました。



次にシャツのデザインを決めていきます。お店からは代表的な襟を何種類か薦められますが、いろいろ要望を話すと次から次と襟型のサンプルが出てきます。おそらく襟の形だけで50種類くらいはありそうです。



今回、折角Ascot Changに来たので普通のシャツメーカーでは作れないマオカラーのシャツを1着オーダーしました。



オーダーしたのが金曜日、何と日曜の夜には仕立てたシャツがホテルに届きます。シャツの詳細は次回ご紹介しますね。実はちょっと衝撃的な内容でした。



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