世相を斬る あいば達也

民主主義や資本主義及びグローバル経済や金融資本主義の異様さについて
定常で質実な国家像を考える

“人でなし!”と呼んでも構わぬ野田仙谷内閣 霞が関走狗の臨終迫る

2012年04月23日 | 日記
電力自由化 ―発送電分離から始まる日本の再生
クリエーター情報なし
日本経済新聞出版社



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“人でなし!”と呼んでも構わぬ野田仙谷内閣 霞が関走狗の臨終迫る


 走狗とは”目上の人の命令に、その善悪も考えず付き従う人のことだが、彼らは己の利益も加味する狡すっからいハイエナのような狩猟犬である。こうなったら、“狡兎死して走狗烹らる”と云う状況まで追いつめ処刑台に送り込まないと気が治まらない。(笑)

 「狡兎死して走狗烹らる」とは、猟犬として忠犬な行動に出たものの、獲物のうさぎが死んだ後、キャンキャン鳴き喚き、ウサギを美味そうに食べている御主人の回りをうろつき「俺達にも獲物を喰わせろ!」寝穢く(いぎたなく)執拗に迫るので、邪魔臭くなった御主人(米国・霞が関・経団連)が面倒とばかりウサギを食べるのに飽きたので丁度良い按配とばかりに、猟犬も殺して食べてしまうと云う事。(笑)  *「寝穢い」:本来は眠りをむさぼっている。=惰眠、とか寝相の悪さを指すが、最近の用法としては「あさましく、なりふりかまわず自分の利益や優位を保とうとするさま」

 国語の時間はこの程度にして、彼らの人間としての“あさましく、形振りかまわぬ様”を検証してみよう。決して青少年・無邪気な保育園児にも見せられない、公序良俗に反する行為なのだ。暴力行為であり、破廉恥でさえある。何処がどのように、と云う問題ではないだろう。彼らの存在そのものが売国的国賊行為と言えるのだろう。(笑)孫崎氏がツイッターで唸っている。“再稼働:民主党には野田、枝野、仙石、前原、岡田とどうして信用できない人間を揃えるシステムが出来たのか。21日読売「枝野経産相、伊方原発電再稼働手続きが原子力安全委員会で事実上、棚上げについて”安全委なかなかやらない。独立委員会なので命令はできないが、お願いし続ける必要がある”」。

 野田は消費増税に掛かりっきり、何が何で法案の通過を、と官邸で一升瓶を抱えて念仏を唱えているが、大政翼賛報道・マスメディアの全面支援を受けているにも関わらず、通過の見通しは日毎夜毎、暗雲が立ち込めている。自民党の谷垣の野郎が乗って来ない!輿石は問責の2閣僚の更迭は絶対に認めないとほざく。クソ~、上下にも左右にも動けず、ジッとしていろとでも言うのか!俺が内閣総理大臣なのだ!

 そう云う意味では、野田の消費増税法案、否、財務省の消費増税法案はワシントン・ポストに提灯記事を書いて貰ったにも関わらず、支持率は奈落の底に向かって落ちている。例え支持率が1%になろうとも、と言いたい気分だ。命を掛けると言った以上、此の儘座して死を待つわけにも行かない。あのシロアリ退治発言が尾を引いてしまった。原発収束宣言も仙谷に唆されて言ったのだが、なんて事はない、恥をかかされているのは俺じゃないか!仙谷の糞爺、アイツは本物の左翼かもしれない?左翼で金に汚い奴だったのか?俺は今騙されているのかもしれない?

 財務省の奴らもいい加減だ。財政再建のメッセージを出さないと、国債が国際金融組織の売り浴びせに会い、大暴落すると言っていたが、よくよく色んな人の意見を小耳に挟むと、どうも違うようだ。ウッカリすると、消費増税が引き金で、一層のデフレスパイラルに突入もあると云うではないか?1000兆円の財政赤字ばかり聞かされてきたが、なんと国家の純資産が650兆円もあると云うではないか。差し引き純粋な赤字は、たったの350兆円だったとは…。IMFへの拠出金4兆8千億円は、外貨準備金の中から簡単に出せます?だから特別会計に幾ら隠されているか聞いても教えてくれないし…。あれ程、谷垣への根回しは大丈夫と、藤井のジジイが太鼓判押すから会いに行ったのに、全然話が違うじゃないか!

 TPPは滅茶苦茶になってしまった。こちらは気持良く参加の予定なのに、各国が揉めて、二進も三進も進んでいない。どう云うことなのだろう?米国の言う事を弱小国が聞かないと云うのだから、世にも不思議だ。二番名の大国我が国が、何でも仰せの通りと言っているのに、弱小国が自己主張している?身の程知らずにも程がある。それとも、外務省の奴、俺を騙しているのだろうか?あぁ判んなくなってきた、もう1パイ。

 原発再稼働しないと、電力の供給がストップするって話も、嘘だか本当だか全然わからない。仙谷が、このまま行くと「国民の集団自殺ですぞ!」等と言うものだから、原発問題はアナタに任せると言ったら、東電の会長まで友達を引っ張り出してきた。あの人は枝野の友達らしいじゃないか!俺だけ蚊帳の外で話が進んでいる。福島第一の4号機が壊れたらどうなるのだろう?本当はいつ壊れてもおかしくない状態なのだと聞かされている。もし、あの使用済み燃料プールが崩壊したら、日本が自殺的核兵器を自らの国土に落としたのと同様の事態になると云う。

 あのボロボロの4号機のプールが崩壊すれば広島原爆の4000発分の放射能が拡散するかもしれないと云う。もしかすると、想像を絶するが北半球全域が人間の住めない領域になると云う悲惨な話も耳にした。なんとかならないのだろうか、まぁ万が一を考えて政治など出来ないな。リーダーは冷徹でなければない。決められない政治からの脱却こそ、経団連の希望に沿うわけだし、オバマの命令にも殉ずる。国民の命も、国家の経済も、地球の未来も、俺には関係ない。今目の前の、喫緊の課題を命じられるままに司るのが内閣総理大臣なのだ。

 あれだけ酷かった菅さんだって、退陣すれば新聞に名前さえ出ない。俺が俺のミッションを実行して、経済がボロボロになろうと、北半球が放射能塗れになろうと、大飯原発で過酷事故が起きようとも、それも遠い昔のように、忘れ去られるのだからな、気にしないことだ。そうそうケセラセラ、なるようになるものだ。それにしても、小沢の裁判の情報が入手できないのは何故なのだ?あれほどしつこい仙谷が探りを入れても確証がない。と云う事は“無罪”なのか?

 それは拙いことになる。何もしない内に、党の代表から引きずる降ろされるのではないのだろうか?内閣不信任で降ろされる手筈は整えているが、代表を降ろされると、どうなるのだろう?クソ~、目が回ってきた。また柱に顔をぶつけて眼帯じゃ、糞メディアのネタになる。支持率だった1桁になるかもしれない。そろそろ寝るか~。……なに?フランスじゃサルコジが破れた?オランドに5%の差をつけられたって…。まだ決選投票が残っているから、まだ判らないな?それにしても、小沢が無罪だったらどうしよう?有罪だって充分目の上のタンコブだけど、無罪じゃな~、最悪だよ。仙谷の奴、上手くやるとか言っていたけど、信用できないし…。

 とまぁ、上記のように野田佳彦が思っているかどうか判らんが、今夜の暇つぶしコラムである。そう言えば、朝日新聞が、「STOP!権力の暴走」国民大集会等の小沢支援集会が終わったのを皮切りに、小沢ネガキャン報道を始めた。25日ギリギリまで、大善裁判長を揺さぶる腹積もりのようである。21日は1ページ特集だった。22日からは小沢裁判検証の連載が始まった。異様である、まっこと異様な新聞社だ。公正公平な判決をただ待てばいいものを、地団駄踏んでいる。逆にもう小沢無罪の情報を入手したかのようだ。当り前過ぎる判決だ。青木理氏の情報によると、無罪判決6割、有罪3割、公訴棄却1割だと云うが、筆者は99%無罪である。(法的には公訴棄却が筋)まぁ朝日新聞は、限りなく灰色の無罪と云うネガキャンの前哨戦の積りだろう。 倒産するまで、あの姿勢を貫くなら、それも集団自殺のようなものである。


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