いわき市・子年生まれの”オヤジ”

草莽崛起
日本人よ、歴史を取り戻せ!

【安倍首相の8月15日】

2013年07月22日 16時52分15秒 | 国際・政治

 

安倍首相の815日】 6月23日の東京都都議選で完勝した安倍自民党が、

 

7月の参議院議員選挙に弾みをつけたことは疑いがありません。アベノミク

 

ス経済政策の民意を問 う形になった都議会選挙で候補者全員当選という快挙

 

を達成したのですから、国民の安倍首相に対する期待も一層ふくらんだこと

 

でしょう。 

 

しかし、安倍首相の唱える「日本を取り戻す」ためには、経済政策では不十

 

分なことはいまさら言うまでもないことです。本当に「日本を取り戻す」た

 

めにやるべきことは、国民が正しい歴史認識を持つことです。戦後GHQの

 

検閲によってゆがめられてきた歴史認識を正すこと、すなわち東京裁判史観

 

からの脱却こそが、戦後の日本の歴史を変えることになるのです。これが戦

 

後レジームからの脱却の真髄と言っても過言ではありません。

 

 

 

 8月15日に安倍首相は靖国神社参拝を

 

では、歴史認識を正す方法は何でしょうか。答えは簡単です。安倍首相が

 

8月15日に靖国神社に参拝することです。首相自らが日本国家に殉じた人々

 

の霊を慰めることです。これなくして、日本国家の本当の復活はありません。

 

 

 

私たち国民が今日の生活を享受できるのは、ひとえに国に殉じて散華した多

 

くの人々の尊い犠牲があったからです。ただこの歴史の単純な真実にすら国

 

民のコンセンサスが得られていない現状は、日本が精神的に独立国でないこ

 

とを示して余りあります。国民世論の分裂はどこに原因があるのでしょうか。

 

日本国民の世論を分裂させ、対立させることによって、いったい誰が利益を

 

得ているかを究明すれば、分裂・対立を策している犯人が見えてきます。

 

日本の世論が分裂・対立することによって利益を見出しているのは、中国

 

と韓国です。

 

 

 

中国と韓国は、日本を弱体化するための外交カードとして、また彼らの政権

 

の正統性を補強する自国民向けのパフォーマンスとして、靖国参拝に反対し

 

ているに過ぎないのです。いわば彼らの自己保身です。中韓両国は、自国の

 

諸困難を日本という外国のせいにする以外に、自らの権力維持の正統性を国

 

民に効果的に示すことができないのです。彼らが非難するから靖国参拝を避

 

けるべきであるという議論は、本末転倒です。

 

わが国にとって英霊の慰霊は、外交カードでも国民向けのパフォーマンス

 

でもありません。純粋に国民の魂の問題です。

 

私たちが英霊に感謝の誠を捧げることによって、日本人であることのアイ

 

デンティティを皮膚感覚として感じることができるのです。英霊の慰霊を通

 

じて私たちの歴史がつながるのです。私たちの歴史がつながるということが

 

極めて重要です。なぜなら、国民の歴史は断絶してはならないからです。

 

 

 

8月15日以前とそれ以後が断絶すれば、同一の国民の歴史にならないからで

 

す。私たちは日本が2000 年以上の歴史を持つ国であることを信じています。

 

 

 

東京裁判史観は、日本が侵略国家であると刷り込むことによって、2000年の

 

日本の歴史への国民の信仰を壊そうと意図したものです。私たちは東京裁判

 

史観の隠された意図を見破らなければなりません。

 

 

 

安倍首相が8月15日に靖国神社を参拝すれば、中韓はどのような反応を示

 

すでしょうか。

 

 

 

中国については、大々的な反日デモや暴動は起こらないと思います。なぜな

 

ら、中国のような独裁国家ではデモの自由はありませんから、多かれ少なか

 

れ官憲が背後で糸を引いた官製デモですが、昨今の中国経済の危機的状況

 

(不動産バブルの崩壊、幹部の汚職や腐敗、環境破壊など)に中国大衆の不

 

満は爆発寸前の状態にあり、反日デモを組織しても当局のコントロールがき

 

かなくなって反政府デモに転化する可能性が高いからです。韓国はそもそも

 

靖国参拝に反対する理由がありません。にもかかわらず、中国と一緒になっ

 

て靖国参拝反対を唱えるのは、中国の行動に従うのが正しいという一種の事

 

大主義がなせる業でしょう。いずれにしても、両国にとって靖国参拝に反対

 

しなければならない理由はとぼしいのです。私は、安倍首相が8月15日に靖

 

国に参拝すれば、一時的に中韓が非難しても長続きはしないと思います。

 

 

 

中国も韓国も靖国といった自国の権益に直接かかわりのない問題に長くこだ

 

わる余裕はないはずです。両国とも経済の崩壊という差し迫った危険がある

 

からです。従って、中韓の反応は無視していればいいのです。日本を揺さぶ

 

る効果がないとわかれば、彼らの非難はそのうちに沈静化します。

 

 

 

植民地主義者気質の日本人がガン

 

そう考えれば、靖国問題の本質は中韓の非難にあるのではありません。

 

日本人の中に靖国参拝に反対している勢力がいることです。これらの日本人

 

は、日本人を分裂・対立させ弱体化しようと企図している隣国などの意図を

 

どう考えているのでしょうか。

 

日本を分裂・対立させようというやり方は、国内を分裂・対立させて統治す

 

るという、植民地主義者の悪名高い「分割統治」の鉄則です。日本人の中で

 

靖国参拝に反対している人々は、いわば植民地主義者の代弁者になっている

 

ことに気づくべきではないでしょうか。 

 

 

 

私が先に日本は精神的に独立国ではないといったのは、このような植民地主

 

義イデオロギーの代弁者が国内にいることなのです。自らの行為が植民地主

 

義イデオロギーの所産であることに気づかず、 靖国参拝反対を唱えている

 

とすれば、これほどの喜劇はありません。にもかかわらず、こうした人々は

 

自らが喜劇を演じていることを悟ろうとしないとすれば、マインドコントロ

 

ールにかかってしまっているとしか言いようがありません。

 

このような確信者を気づかせる方法は、人間はいずれ必ず死ぬ存在であると

 

いう厳粛な事実を共有することです。私たちは死ぬ存在であることにおいて、

 

皆平等なのです。

 

「死ぬ存在である」との認識を共有できれば、死者に対する慰霊について合

 

意に達することができるのではないでしょうか。 死者に対する慰霊はイデ

 

オロギーの問題ではありません。人間の生命に対する畏敬の問題です。

 

 

 

人は自らの死という未知の世界を考えるとき、謙虚にならざるをえないでし

 

ょう。謙虚になることができるならば、イデオロギーの呪縛から逃れること

 

ができるはずです。死者(英霊)に対する慰霊は、私たちが死者と心を重ね

 

合わせることを意味します。そこにイデオロギーの介在する余地はありません。

 

 

 

もう1点、いわゆるA級戦犯合祀の問題があります。A級戦犯が合祀され

 

ているがゆえに、靖国参拝に反対する人が少なくないからです。しかし、日

 

本国内法上A級戦犯は存在しないことを再確認する必要があります。彼らは

 

国際法上不法な東京裁判によって死刑になったに過ぎません。私たち日本人

 

にとって彼ら7人は決して戦犯ではないのです。

 

A級戦犯問題を持ち出して、靖国参拝に反対する自らの政治活動を正当化す

 

るような行為は、死者への畏れの念を欠く不誠実な態度です。ましてや、イ

 

デオロギーに基づく行為の正当化に死者を利用するという行為は、自らの品

 

位をおとしめていることに気づくべきでしょう。死者への畏れの念を欠くこ

 

とは、何よりも自らの命を卑しめる自己否定につながるからです。

 

 

 

このように考えると、安倍首相の靖国参拝に国民のコンセンサスを得るこ

 

とは可能です。

 

隣国の意向に日本が左右されている限り、隣国の対日態度は好転しません。

 

隣国の態度を変えようとするのではなく、日本自身が変わればよいのです。

 

日本が変われば、隣国も変わらざるをえないのです。安倍首相をいただいて

 

いる今がチャンスです。安倍首相が8月15日に靖国神社に参拝されるその無

 

言の姿こそが、日本人の精神の復活を何よりも雄弁に物語るものです。今年

 

の8月15日は、日本人が自らの歴史を取り戻した日として永遠に記憶される

 

ことでしょう。

 

 


神谷さんのインドネシア通信 『チャップゴメ』…の巻き。

2013年07月20日 10時04分09秒 | 国際・政治

 チャップゴメってご存知ですか?<o:p></o:p>

(チャップは10)、(ゴは5)、つまりイムレック(シナ正)から<o:p></o:p>

15日目のお祭りです。<o:p></o:p>

イムレックがシナ正開始日、チャップゴメはシナ正終了日です。<o:p></o:p>

(日本で云えば門松の取れる日です。)<o:p></o:p>

 

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中部ジャワの工場で仕事をし疲れて帰ったホテルでうつらうつら、<o:p></o:p>

眠気まなこで見ていたインドネシアTV放送に我が目を疑いました。<o:p></o:p>

スシロ・バンバン・ユドヨノ大統領御夫妻らしきお方が、赤い服を<o:p></o:p>

召されて祝いの席に座られているお姿が映されていたのです。<o:p></o:p>

 

『ン、何だ?』<o:p></o:p>

 

何故大統領夫妻が赤い服を着ているのだ?これは何のセレモニー?<o:p></o:p>

 

その日がチャップゴメだとは気付きませんでした。<o:p></o:p>

 

インドネシア共和国大統領御夫妻が赤い服をお召しになられて<o:p></o:p>

チャップゴメの式典に御臨席なされたおられたのです。<o:p></o:p>

 

<o:p></o:p>

我が目を疑いました。<o:p></o:p>

 

大統領が華人の儀式に???<o:p></o:p>

 

有り得ない!!!<o:p></o:p>

 

これは夢か?、はたまた、うつつか?<o:p></o:p>

 

<o:p></o:p>

 

目覚めて『うつつ』であることがはっきりしました。<o:p></o:p>

 

1988年以前、スハルト時代のインドネシアはチャップゴメどころか<o:p></o:p>

イムレック(シナ正)でさへも隠れてこそこそ行っていたのです。<o:p></o:p>

 

丸太積みでカリマンタンの北の端、サバとの国境の町ヌヌカン島へ<o:p></o:p>

行った際、シッパーの華人から夜の飯を家で喰おう、と誘われ彼の<o:p></o:p>

自宅へ行きました。<o:p></o:p>

彼は独身でしたが、ご両親、兄貴一家、叔父さん、叔母さん達が<o:p></o:p>

大勢来られておられました。<o:p></o:p>

そして家の中で大勢でいつもより少し豪勢な食卓を囲みました。<o:p></o:p>

『今日は何の日?』、『ご両親の誕生日?』<o:p></o:p>

答えは否、『春節、中国正月のお祝いだよ』<o:p></o:p>

 

春節といえばシンガポールでは街の中を中国獅子舞バロンサイが<o:p></o:p>

走り回り、爆竹が炸裂する、夜空には花火が上がるそれはそれは<o:p></o:p>

賑やかなものでした。<o:p></o:p>

インドネシアは何と地味な、爆竹も鳴らさないし外へも出ない、<o:p></o:p>

締め切った家の中で外から見えないようにして一族だけでお祝いを<o:p></o:p>

しているのでした。<o:p></o:p>

 

田舎のヌヌカン島だから?<o:p></o:p>

 

そうではありません。全ての地域でこうだったのです。<o:p></o:p>

 

小職が住んでいたタラカン島ではついぞ春節のお祝いを見かけた<o:p></o:p>

ことがありませんでした。<o:p></o:p>

 

偶然ヌヌカン島に停泊中の船に客として居たので、彼等に招かれ<o:p></o:p>

個人的なお祝いを目にすることが出来たのです。<o:p></o:p>

 

レバラン(イスラム正月)は旗日でしたが、イムレック(シナ正月)は<o:p></o:p>

普通の日でしたので、これを祝うという事さへも知りませんでした。<o:p></o:p>

 

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華人は派手に振舞うことを謹んでおりました。<o:p></o:p>

漢字新聞も漢字広告も華人学校も禁止でした。<o:p></o:p>

華人は経済を牛耳るも、それ以外の世間では借りてきた猫のように<o:p></o:p>

他人の国でひっそりと目立たぬ様生きていたのでした。<o:p></o:p>

 

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友人の華人が親父の代の家を建て直しました。<o:p></o:p>

親父はタラカンの金屋でした。<o:p></o:p>

その親父から金の塊一個を貰い木材ビジネスに乗り出した20歳の<o:p></o:p>

彼が原木相場で大当たりをしたのです。<o:p></o:p>

儲かって儲かって、金塊が家の金庫に入り切らない様になったのです。<o:p></o:p>

小職も商売の駆け引きに負け、金塊一個ぐらいをプレゼントしました。<o:p></o:p>

その儲けで家を建てたのです。<o:p></o:p>

 

招待されて始めて知ったのですが、新しい家は、親父が建てた古く<o:p></o:p>

小さな家の裏に表通りから見えないようひっそりと建てられたのです。<o:p></o:p>

折角新しい家を建てたのに、取り壊しもせず古い家で隠したのです。<o:p></o:p>

当時、インドネシアの華人はこんなにも気を使いながら生きたのです。<o:p></o:p>

 

<o:p></o:p>

『目立たぬよう、ただひたすら、目立たぬように』、<o:p></o:p>

 

これが彼等の生き方でした。<o:p></o:p>

 

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そんな彼等に転機が訪れました。スハルト政権の崩壊です。<o:p></o:p>

スハルト大統領現役時代に西独のメッサーシュミット副社長で<o:p></o:p>

あったものをインドネシアへ呼び戻され、副大統領にされていた<o:p></o:p>

技術者のハビビさんがスハルトさんの後を継がれました。<o:p></o:p>

その彼が初めて民主化の名の下に華人に対する制約を取り<o:p></o:p>

外し始めたのです。<o:p></o:p>

 

その後、漁夫の利を得て思わず大統領になってしまったイスラム<o:p></o:p>

宗教界の指導者で、世界唯一の盲目大統領、ワヒッド政権が<o:p></o:p>

それを継ぎ、<o:p></o:p>

更にはスカルノ復権の象徴となったメガワティ・スカルノ・プットリ<o:p></o:p>

(スカルノの長女メガワティ、という長い名の)大統領が継続し、<o:p></o:p>

更にはそれを選挙で破った現スシロ・バンバン・ユドヨノ政権まで<o:p></o:p>

歴代の政権は華人取り込みを図っているとしか思えないような、<o:p></o:p>

華人ヨイショ政策を採り続けて参りました。<o:p></o:p>

 

<o:p></o:p>

その象徴が現ジャカルタ特別州副知事のアホック氏です。<o:p></o:p>

彼は見るからに中国人という容貌を持つ純粋な華人ですが、<o:p></o:p>

政治の世界に飛び込んで来ました。<o:p></o:p>

 

華人は経済、プリブミ(インドネシア土着民)は政治、<o:p></o:p>

というのが今までの常識で、華人は政治に手を染めぬものでした。<o:p></o:p>

マレーシアのブミプットラ(大地の子)政策も似た様なものです。<o:p></o:p>

これが崩れ出しました。<o:p></o:p>

 

経済は元々華人が牛耳っているので、華人に政治にまで口を<o:p></o:p>

出されるとプリブミ優遇策が崩れ出します。<o:p></o:p>

それでも華人が政治の世界に飛び出してきたのです。<o:p></o:p>

 

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共産党独裁を嫌って中共から逃げ出し、必死で海を渡り、辿り<o:p></o:p>

着いた地でやっと根を生やした(落地生根)華僑(移住地の国籍を<o:p></o:p>

持たない流入中国人)第一世代達は、子の世代、孫の世代と<o:p></o:p>

長い年月を耐え忍び、やっと生根した地の国籍を得て華人<o:p></o:p>

(国籍を持った中華系国民)となりました。<o:p></o:p>

 

彼等には『陰(経済)で国を牛耳るも、表(政治)の世界には出ない』、<o:p></o:p>

という、生きんが為に大切にする『暗黙のルール』がありました。<o:p></o:p>

 

<o:p></o:p>

これが孫・ひ孫の代になって消え始めているのです。<o:p></o:p>

経済的力を見せ付けるがごとく、他人の目を惹きつける超豪邸に<o:p></o:p>

平気で住み、ベンツどころかロールスロイスやフェラーリ、カウンタックといった<o:p></o:p>

インドネシアでも数える程しか無い豪奢な車に乗り、超一流のレストランで<o:p></o:p>

食事をします。平気でプリブミの子守を幾人も引き連れて<o:p></o:p>

          (勿論、子守は幼子の世話で食事も出来ません)<o:p></o:p>

 

<o:p></o:p>

小職の目に付きます。<o:p></o:p>

 

祖父や親父の代の、慎ましやかな生活態度を知っているだけに鼻に付きます。<o:p></o:p>

 

インドネシア・プリブミの目にはどんな形で映っているのでしょうか?<o:p></o:p>

気になります。<o:p></o:p>

 

気掛かりです。<o:p></o:p>

 

心配です。<o:p></o:p>

 

不安です。<o:p></o:p>

 

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歴代政権がすり寄って来たのは華人の経済力を取り込みたかったから<o:p></o:p>

でしょう。<o:p></o:p>

 

チャップゴメの式典に大統領が出て赤い服を着、華人の功績を称え、<o:p></o:p>

『同じインドネシア人として一緒に頑張りましょう!』、と述べる底意は<o:p></o:p>

見え見えです。<o:p></o:p>

 

『経済力だけを提供せよ』、と暗黙のうちに言っているのです。<o:p></o:p>

『政治力はおれ達のもの』、と暗黙のうちに言っているのです。<o:p></o:p>

 

世間の動きに敏感な華人が、何故この点に留意しないのでしょうか?<o:p></o:p>

不思議です。<o:p></o:p>

 

世代交代が、民族共生の為の『暗黙のルール』を忘れさせている、<o:p></o:p>

としか思えません。 慢心です。<o:p></o:p>

 

<o:p></o:p>

お祖父さんの世代が海を渡って知らないインドネシアへ落地生根。<o:p></o:p>

親の世代が苦労の果てにやっとファミリー企業を興し、<o:p></o:p>

欧米留学から帰った子供達が一緒に手伝って飛躍させた華人社会。<o:p></o:p>

 

果たして、曾祖父さん達の落地生根に賭けた辛苦を見ていないひ孫の<o:p></o:p>

世代が、これからのインドネシア華人社会をどうするのでしょう?<o:p></o:p>

 

<o:p></o:p>

『大統領の言われる通り、おれ達も正式なインドネシア国民だ、<o:p></o:p>

政治に口を出す権利を有している、これを使って何が悪い!』<o:p></o:p>

そうです。その通りです。間違ってはおりません。しかし<o:p></o:p>

『インドネシア国民の9割を占めるプリブミの人達が、果たして<o:p></o:p>

心より貴方達のことをそのように思ってくれているのでしょうか?』<o:p></o:p>

 

<o:p></o:p>

『目に余る振る舞いをして、再び、プリブミによる反華僑暴動を招き、<o:p></o:p>

折角のインドネシア大発展に水を注すのだけはヤメテ!!!』<o:p></o:p>

 

と、外国人だから見えてしまう、小職の心が叫んでおります。<o:p></o:p>

 

<o:p></o:p>

追伸)<o:p></o:p>

 

華人旧世代の例外はボブハッサン氏です。<o:p></o:p>

彼は、スハルト大統領の庇護を背景に一時期インドネシア政界を<o:p></o:p>

牛耳ろうとしました。<o:p></o:p>

メッカ巡礼に行きモハマッド・ハッサンと呼ばれ、イスラム世界に溶け込み、<o:p></o:p>

スハルトの愚息達を利用して政治力を駆使していました。<o:p></o:p>

陰で彼のことを、『HITACHIHitam Tapi China黒いけど中国人)<o:p></o:p>

と彼のことを蔑んでいた人々だけが華人であることを見破っていたのです。<o:p></o:p>

(そうです。 あの、日本向け合板を独占した、人です。)<o:p></o:p>

 

 


波紋呼ぶ習氏の発言 共産党内分裂拡大の兆し

2013年07月19日 08時18分06秒 | 国際・政治

先月25日、新華社が配信した一本のニュースが中国国内で大きな波紋を広げた。共産党総書記の習近平氏(国家主席)が6月下旬開催の政治局会議でメンバーの全員に対し、「政治局委員は率先して党中央の権威を守り、党中央との思想的・行動的一致を保たなければならない」と指示したというものだ。

 中国の政治事情を多少とも知っている人ならば誰もが、習総書記のこの発言に大きな疑念を抱くこととなろう。本来なら、政治局そのものが「党中央」だから、政治局委員に対し「党中央との一致を保て」と指示するとはいかにもおかしな光景である。この異様な発言を中国流に解釈すれば、今の政治局の中では、思想の面、あるいは行動の面において党中央の方針と違った言動を取っている人がいる、ということとなる。つまり今の党中央はもはや一枚岩ではなく、内部から大きな亀裂が生じてきている、ということである。

 それは一体どういうものなのか。最近の中国の政治状況を注意深く観察すれば、いくつか心当たりとなるような痕跡があると思うが、そのひとつが、5月に国内で巻き起こった「憲政論争」であろう。

 近年以降、国内の一部改革志向の知識人は「憲政」という言葉を盛んに持ち出して、「憲法に基づく国づくり」の理念を提唱している。その意図は、「憲法」というものを「党の指導」の上に持っていき、共産党の独裁的権力を制限することであろうが、それは今や、知識人階層のコンセンサスとなりつつある。

 こうした動きに大きな危機感を覚えたのか、党中央は5月になってから突如、「憲政」の政治主張に対する批判キャンペーンを始めた。党中央発行の理論誌である『紅旗文稿』や『党建』、あるいは人民日報系の『環球時報』などは連日のように憲政批判の論文を掲載し討伐の気勢を上げた。特に『党建』の掲載論文は「憲政」の主張を「共産党政権の転覆をたくらんだもの」だと断罪し、全面対決を宣した殺気がみなぎったものであった。

 幸い今の中国では知識人たちがこの程度の脅しにおびえるようなことはもはやない。案の定、民間の一部の著名知識人は党の展開する批判キャンペーンに敢然と立ち向かって「憲政擁護」の論陣を張った。それだけでも中国という国の大きな変貌を示した痛快事であるが、その中で、人々を吃驚(きっきょう)仰天させるような意外な動きがもうひとつあった。

 5月28日、上海にある有力全国紙の『光明日報』はある著名法学者の署名論文を掲載し、「憲政は法治国家の基本」だと主張して、前述の『紅旗文稿』などの反憲政論調に対する真っ正面からの反論を行った。『光明日報』は党中央直轄の新聞紙ではないが、それでも党宣伝部の指導下にある「宣伝機関」のひとつだ。いわば「党ののどと舌」の位置づけである。

 しかし今、光明日報は、「憲政」という態勢の根幹にかかわる大問題をめぐって、党中央の展開する批判キャンペーンに真っ正面から対抗して異議を申し立てた。共産党政権史上前代未聞のことである。あたかも今の中国に、「憲政に反対する共産党」と「憲政に賛成する共産党」という2つの共産党が併存して対立しているかのような構図である。

 

 思想面でのこの党内対立は当然、上層部における意見の相違や政治勢力の対立と直結している可能性が十分にあるから、前述の習総書記発言によって示唆された党中央内の亀裂はかなり深刻なものであると推測できよう。党の指導体制のあり方に関する根本的な考え方の相違や対立がさらに拡大していけば、いずれか体制そのものの崩壊につながるのではないか。