■2600年前の空気に触れながら、神州日本の神々を巡る。
さて、先日「東国三社巡り」に行って来たので、珍しく旅行記を書こうということで、
簡単に頭出しとして、その1、その2を書きました。
【旅行記】 東国三社巡りに行ってきた その1
【旅行記】 東国三社巡りに行ってきた その2
まずは最初に訪れた香取神宮の散策記を書きました。
【旅行記】 東国三社巡りに行ってきた その3
そして、続いて東国三社のなかでは、最も有名で規模が大きく、観光としても確立している鹿島神宮の散策記を書きました。
【旅行記】 東国三社巡りに行ってきた その4
【旅行記】 東国三社巡りに行ってきた その5
今回で鹿島神宮の最終回です。
前回では、奥に延びる鹿島の森にある伝説の地震を起こす大鯰を封じているという「要石」を取り上げました。
そして、まだまだ奥に延る「鹿島の森」
足を進めると現れるのが、有名で神聖なる
御手洗池(みたらしいけ)
奇麗な湧き水の神聖なる御手洗池です。
この御手洗池では、真冬の1月に、ふんどし一枚で池に入り身を清める
鹿島神宮大寒禊
といわれる儀式が執り行われています。
詳しくは以下のURLを見てください。
うわ、寒そうだ。。。
http://wadaphoto.jp/maturi/kasima2.htm
http://wadaphoto.jp/maturi/kasima3.htm
そしてこれは、この御手洗池の裏の山から御手洗池に向かって伸びている松の木。
この松、何かに似ていませんか?
もしかしたら、写真では分かりにくいかも知れませんが(しょぼいデジカメなんですみません)
凄く龍ににているんですね。
まるで、この神聖なる御手洗池を護っているかのように見える龍の松。
いやはや、偶然の産物かも知れませんが、心に来るものがあります。
これは、勝手な想像ですが、こういう神社仏閣での不思議な現象って
悠久の年月の中で、無数の人々の「念」が募る事で
現象・事象として体現されるんじゃないかと思うようになって来た。
昔の人たちは、高度な医療技術等なかった。
そもそも、一部の金持ちくらいしか、医者にかかることもままならなかっただろう。
とすると、殆どの人は、苦しい時の神頼みしかなかった。
子供の病気、親の病気、そんな時は必死に神社仏閣に行って祈ったのだ。
お百度参りというものがあるように、雨の日も風の日も雪の日も
必死に祈った昔の人々。
今のように車も電車も自転車すらない時代。
自分の足で、わらじ一足で、通ったわけだ。
暑かったろう、寒かったろう。
ただ、神様に願いを伝えたい一心で。
そんな中で参る人たちの、その思い(念)は、現代で観光気分でお参りする人の思いの比ではないであろう。
こういった1000年を超えるような神社、格式高い神社になれば、
いままで、想像を絶する人たちが、想像を絶するほどの強い念で参拝した訳だ。
そういった悠久に渡り多くの人たちから送られた
強い念の蓄積
が、こういった神聖な地を作り上げ、
そしてこういう数々の神秘的な現象・事象を
体現するようになるんじゃないかと。
この神聖なる御手洗池を護る龍の松。
これも、この地を信じ、御手洗池を神聖と感じた
長年に渡る多くの人たちの強い念が、導いたんじゃないかなーと。
まぁ、あくまで勝手な想像ですが。
さて、シリアスな話もここまでにして、
この御手洗池の脇に、軽食も出来るお土産屋さんがあり、
長い時間を歩いた後の休憩も出来ます。
私はここで、鹿島神宮の地酒を一本買って帰りました。
ここで、ボランティアの方とも別れとなりました。
約2時間に渡り、親切に案内して下さったボランティアの方に
感謝が尽きないので、お昼ご飯にでもと、1000円程手渡しました。
「いえ、ボランティアでやっているので、困ります」
と言われたが、結局、鹿島神宮ボランティア協会への寄付として受け取ってもらいました。
今回お世話になった鹿島神宮のボランティアの方、大変ありがとうございました。
おかげさまでとても有意義な鹿島神宮巡りが出来ました。
なお、ボランティアの人は、基本的に9時~11時位に
鳥居の前に立っているようですが
ボランティアの人の数も限りがありますので、
確実にお世話になりたいという方は、鹿島神宮ボランティア協会へ問い合わせた方がいいと思います。
はい、鹿島神宮もここまで。
もちろん、ものすごく広く、神宮の裏手には大きな公園も併設されているようで
まだまだいろいろありますので、興味が沸けば実際行ってみる事をお奨めします。
最後にこの鹿島神宮を紹介しているテレビ番組が
youtubeにありましたので紹介しておきますね。
磯山さやかの旬刊!いばらき『鹿島神宮』(24年1月6日放送) ← ここをクリック
さて、あと残すは息栖神社のみ!
ミラクルさん、こんばんは。
スペインどころか悠仁親王がお生まれになる直前には
親王を祝うかのように
出羽三山の空に龍雲が現れましたよ。
http://koramu2.blog59.fc2.com/blog-entry-542.html
まさにミラクルですね。