負け豚の遠吠え

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【旅行記】 東国三社巡りに行ってきた その5

2012年02月16日 12時51分06秒 | 日本伝統文化

 

■2600年前の空気に触れながら、神州日本の神々を巡る。


さて、先日「東国三社巡り」に行って来たので、珍しく旅行記を書こうということで、
簡単に頭出しとして、その1、その2を書きました。

【旅行記】 東国三社巡りに行ってきた その1 

【旅行記】 東国三社巡りに行ってきた その2

 

まずは最初に訪れた香取神宮の散策記を書きました。

【旅行記】 東国三社巡りに行ってきた その3

 

そして、続いて東国三社のなかでは、最も有名で規模が大きく、観光としても確立している鹿島神宮の散策記を書きました。

【旅行記】 東国三社巡りに行ってきた その4


今回も鹿島神宮が続きます。

 

前回までは、先の3.11の大地震で鳥居が倒壊してしまい、

無残に鳥居の柱の跡(下の写真)が残っている状態だという事を書きました。 

 

前回にも書きましたが、この倒壊の直前までイベントの片づけで多くの人が居たけど

ちょうど片づけ終わった直後の発生だったため、

幸いにもけが人が出ずにすんだという事です。

 

ボランティアの女性によると、現在、この鹿島神宮の森から、

鳥居にふさわしい大木を伐採し、山形県にある適した環境で乾燥中だそうで、

二年後を目途に再建を目指しているという事です。

早く、この鹿島神宮にふさわしい立派な鳥居を見て見たいですね。

 

ちなみに倒壊前の鳥居はこんな感じ(拾い物)

良い感じですね。

 

さて、鳥居は無いけど、この鳥居跡地で、軽く一礼をし、神社の境内へ

しかし、鳥居を潜らずに、神社に入るのは、何とも妙な気分だ、落ち着かない。

ましてや2600年の歴史を誇る格式高い神社となるとなおさら。

 

境内に入ると、早速こういった樹齢何百年の巨木が迎えてくれます。

容もなんか神々しいです。

香取神宮もそうでしたがこういった歴史を誇る神社では巨木が付き物ですね。

悠久の時を経て、一体この巨木は今まで何人の参拝者を見てきたのでしょうか。

 

 

参道を進むと、すぐに綺麗な楼門が見えてきました。

胸が高鳴ります。

 

 

 

はい、これが有名な鹿島神宮の楼門になります。

いやーめちゃくちゃ立派です。すごい!。 

 

 

ボランティアの女性によると、この楼門は1634年に水戸初代藩主の徳川頼房公(水戸黄門の父)により奉納されたとのこと。

なんでも、 徳川頼房がこの神社を参拝したところ、非常にご利益にあずかることが出来たため、えらく感激した頼房が感謝の気持ちを込めて寄贈したらしいです。

ボランティアガイドと一緒に行くと、ポイントポイントでこういった話が聞けるので参拝も楽しいものになります。

 

楼門をくぐって、いくとこんな感じ。空気が変わります。

奥の方にも巨木が立ち並んでいるのが見えるでしょう。

 

絵馬の後ろにもこんな巨木が。

でもご神木ではなさそうだ。 

 

 

 おっ、本殿の一部が見えてきた。 

この鹿島神宮は入ってから結構すぐに本殿までたどり着きます。

ちょっとあっけない感じもします。

ある程度、神社の森の中の参道を歩きながら、

いろいろなポイントを経て期待を高めながら本殿にだんだんと近づく

香取神宮の方が、こういう部分での演出?は上かも知れませんね。


 

 

本殿です

 

 

香取神宮より少し小ぶりで地味ですが、威厳を感じる本殿です。

さっそく、例のお祈りを。

「今までの私たちへのご加護、大変ありがとうございます。。。」

「民主党はじめ、反日左翼達が消えてなくなりますように。。。」

 

 

ガイドの方が、「本殿の裏側にも回れますよ」ということなので行ってみる。

これが、裏側。

ここに見える巨木が神木で、高さ50メートルくらい?

ガイドによると鹿島神宮の神様は、この巨木をつたって天からこの聖地におりて来るとか。

 

 

本殿の参道を挟んで向かいの片隅に、小さなお社があります。

 

ガイドによると、これは仮殿と呼ばれるもので、

本殿を修理する時など一時的に神様がここに住まわれる社殿ということです。

つまり、本殿で職人が修理などの為にバタバタ右往左往する時などに、

そんな状況に神様をさらす訳には行かないので一時的にお引越しなされる仮住まいというところ。

さすがは神様でありますので、きちんとした対応がされますね。

1619年に徳川秀忠が建立したものらしいです。

国の重要文化財に指定されています。

 

さて、広大な鹿島神宮は、まだまだ奥に参道が延びます。

まさに「鹿島の森」といった雰囲気です。

香取神宮同様に夏はとても涼く、清々しそうな感じです。

 

 

 

ガイドさんと共に、この森を歩いていると、

「ちょっと、この木を見てください、珍しいでしょ」と言われた。

 

これはご覧のように一本の巨木の両傍らに一本ずつ二本の木が生えております。

つまり、一本の木が計三本の木で構成されているという状態。

 一本の木にプラス一本の計二本の木はままあるらしいが、

この三本の木は非常に珍しいとの事。

なんでも、この木は『欲張りな木』と言われているそうな。

奥さんを二人も抱えているからだとか。。。

でも、この両脇の二本の木は、真ん中の旦那さんの木から栄養分をとっているという事で、

欲張りというより、実は二人に寄生される悲惨な可哀想な木なのかも。。。

 

さて、鹿島の森は奥深くまだまだ続きます。。。

つづく。。。


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5 コメント

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無題 (キセキ)
2012-02-16 21:30:29
竹島は日本のだ!!
牧師がなぜ捏造で謝罪しなければならんのだ?
無題 (キセキ)
2012-02-16 21:30:46
竹島は日本のだ!!
牧師がなぜ捏造で謝罪しなければならんのだ?
コメントありがとう (負け豚)
2012-02-17 12:37:13
キセキさん、こんにちは。

あの牧師は統一協会の牧師かな?
まあ在日か帰化人だろう。
そういえば「竹島は韓国領だろ」って活動してた元民主党の土肥議員も牧師だったね。
お仲間かな?
そうそう (キセキ)
2012-02-17 20:36:11
ロート製薬がCMキャラにキム・テヒを起用しました。
あと韓国が調子こいてきた#
コメントありがとう (負け豚)
2012-02-23 22:29:46


キセキさん、こんばんは。

キム・テヒ、結局CM発表会は中止になりましたね。
まぁ、当然ともいえますが。
しかしロート製薬も何考えて“独島守護天使”なんていう反日芸能人をCMに起用するんでしょうね。
花王の二の舞になるぞ。

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