特に台湾の美術品に興味があるわけではないけれども、やっぱり台湾に来たからには
「白菜」 と 「豚の角煮」 は 絶対に見なくちゃね~。
故宮博物館は 朝8:30開館なので、開館時間に合わせて、8時過ぎにホテルを出発。
ものすごく天気がいい日で、故宮博物館までのドライブが気持ちいい。
ごちゃごちゃした商店が並ぶ道を通ったり、超高級マンションが立ち並ぶエリアを通ったり、
緑豊かな公園があったり、台北のいろいろな顔が見えて面白いです。
タクシーで故宮博物館まで、ホテルから約30分、250元。
威風堂々とした佇まい。
青空に、白い建物とオレンジと緑の瓦が映えます。
敷地がとても広いので、タクシー降りてからも結構歩きます。
入場料は、1人250元。 1000円って結構高いですね。
館内は写真撮影は禁止。
私が首からカメラを提げていたら、バッグにしまうように注意されました。
まずは、もちろん 「白菜」 と 「豚の角煮」 を目指します。
3階にあるって聞いてたんだけど、どこかわからない…。
さまよい歩いていると、やっと発見!
「白菜」 と 「豚の角煮」 は専用のお部屋があるんです!!
その部屋には、ガラスケースが2個だけ置かれて、ロープで道ができていて、一方通行となっています。
朝早いので、まだ行列はできていなくて、ゆっくり、じっくり、至近距離で、
世界の至宝、「翠玉白菜」 と 「肉形石」 を鑑賞。
ほんと、見れば見るほど、素晴らしくて、こんな高価な石を 角煮や白菜にしちゃおうっていう
台湾人の食に対する愛を感じます。
でも、人間の記憶って曖昧なもので、10年前に、まだ改装中だった故宮博物館で、この白菜を見ているのですが
私の中では、手のひらに収まるくらい小さいもの、って刷り込まれていました。
しかし実際は結構大きくて、驚きました~。
私のガイドブックによると、こちらの必見お宝は この5つ。
でも、4人それぞれのガイドブック、それぞれ、4つだったり、5つだったり、同じ5つでもお宝が違ったり。
ほんとに、申し訳ないくらい、美術を愛でる心が足りないオバサン4人組は、
オリエンテーリング感覚で、「じゃあ、あとはこれとこれ、見ればいいよね~」 と
広い館内をあっち行ったりこっち行ったり。
上の写真右下の 「象牙の毬」 がなかなか見つからなくて、いろんなお部屋に入ったんだけど、
さすが器用なアジア人、展示してあるものの細工が細かくて美しくて、意外と面白かったです。
そんなこんなで、故宮博物館、滞在時間1時間…
でしたが、「白菜」 と 「豚の角煮」 見れただけで満足でございます。
で、博物館を出るころ、9時半頃には、例の 「白菜と角煮部屋」 は 中国人の団体さんの長蛇の列が一階まで続いていて、
鑑賞するまでにどれくらい時間がかかるのかわからないくらいになっておりました。
故宮博物館に行かれる方は、絶対に開館時間の8時半に行くことを強くおススメします。
朝早くから活動すると、その後の観光にも時間が有効に使えますし!!
この日は暖かくて、朝9時半でも、すでに上着はいらない。
青い空、濃緑の山、故宮博物館をバックに4人満面の笑顔です♪
余談ですが…
この日の朝からの話題は、 写真左から2番目のコロンの靴に集中。
コロン、昨日はショートブーツだったのですが、どうやら、ちょっと足が痛かったらしく、
今日はいきなり、超ペッタンコの超薄底靴。
いや、靴というより、室内履きに近いというか、ほぼ靴下、フットカバーような…。
他3人は、
「その靴で、一日歩くの?」
「今日は、九分も行くんだよ? 石の階段上るんだよ? 無理でしょ」
「それって、ほぼ、裸足じゃないの?」
と、コロンのことなのに3人で攻めまくります。
私は、底がしっかりしてる靴、ちょっとヒールがある靴じゃないと、疲れてしまうので
家でのスリッパもヒール付じゃないとダメだというのに…。
途中で、疲れた~って言っても助けてあげないよ!
そんな薄底の靴で、トイレ行けるの?
夜、また足裏マッサージ直行だね!!
などと
たかが、靴のことでも、面白おかしく盛り上がってしまうオバサン4人組なのでした。
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