朝5時前には目が覚めました。
もうフォートローダーデールの港に到着しています。
外はまだ暗いですが、向かいのピアには別の船が停泊していてまぶしいです。
多分3時頃には着いていたんじゃないかな。
だって、今乗っているゲストが最終的に全員下船するのが10時近くで、11時には新規のゲストが乗ってくるわけだからね。
今乗っている荷物を全部出して、新旧のクルーズの諸々を詰替えて、掃除して、なんてするためには夜を徹しての作業じゃないと間に合いませんよね。
次々にクルーズ船が港に帰ってきます。
みんな楽しい思い出いっぱいで、満足して下船の時を迎えているんでしょうね。
最終日の朝は空いているレストランは限られています。
私たちは、下船時間が7時と早い時間を選んだので、一番早くから開いているウィンジャマー・マーケットプレイスに行くことにしました。
ウィンジャマーはいつも混雑の表示ですが、それほど混んでいると感じたことはありません。
これが船で食べる最後の食事です。
ここまでは何を食べてもいくら食べても「タダ」だったけど、こっから先はお金がかかるからねっ。
いっぱい食べておかなきゃねっ。
と、せこいことを話しながらの朝食。
ティガーは、「味噌汁&メロン」
と、生ハムメロン以上の訳のわからない組み合わせです。
増えるワカメがとんでもなく増えて、お椀からはみ出してさらに増殖しつつ消そうな勢い。
下船の二日くらい前に、下船時間のリクエストフォームが配られます。
①荷物を預けず、全部自分で運ぶ7時前の下船。
②7時ー8時半 だったかな?
③8時半ー10時 だったかな?
とにかく、そんな感じに分かれていて、我が家は下船してHISのツアーに参加することになっていて、その集合時間が9時だったので、②を指定したんです。
そしたら、荷物番号⑥7:20下船というとっても早い時間をアサインされました。
下船待合室が指定され、我が家はメインダイニングで待ちます。
毎日お世話になったダイニングルーム、いつも華やかににぎわっていたのに、今日はとっても静か。
なんだか切ないわ。
⑥~⑩ 下船してください。
というアナウンス。
最初に乗船したときにあまりのきらびやかさにに感動したロイヤルプロムナード。
今日はひっそりしています。
乗船した時と同じ出入口から下船します。
さようなら、アリュール。
ほんとに素晴らしい夢のような一週間だったよ。
ありがとう、アリュール。
と感傷的な気分に浸っていましたが、現実に引き戻されます。
下船すると、広大な荷物エリアがあり、(写真撮影禁止です。知らなくて写真撮ってたら怒られて消去させられました。) 荷物番号ごとにおびただしい数のスーツケースが並んでいます。
我が家は⑥番。
6番のところに行くと…
なぜか我が家の荷物がありません。
1つだけないのならば、誰かが間違って持って行ったとか、どっかに紛れちゃったとかってこともあるけど、1つもないの。
御覧のように、我が家のスーツケースはカラフルなので、かなり目立つんです。
だから、間違えようもないと思うんですよね。
もしかして⑨と間違えたのか?
と⑨エリアを探しましたが、⑥と⑨は間違えやすいから⑨という番号エリアは存在しません。
係の人に言っても、ロストバゲッジのところに行け、待ってろ、というだけです。
もしかして、この荷物が全部はけて最後に出てくるまで待たなきゃいけないの???
そんな気の遠くなることはしたくない。
次々にコンテナに積まれて出てくる荷物をにらみつけて、我が家のスーツケースを探します。
30分ほど待ったでしょうか。
やっと、水色のスーツケースが見えました。
それを皮切りに無事、すべての荷物が登場。
よかった、よかった。
早目の下船時間を指定してあったので、荷物の時間ロスがあっても8時半には税関を通って、
HISとの待ち合わせ場所に到着。
ここから見上げるアリュールは朝陽を浴びてキラキラ輝いていました。