2017年9月21日(木) オフの日

2017-09-21 22:39:02 | 日記
今日はオフ。

今日は自分が住んでいる地域で評判のいい医療法人に見学に行った。
ちょっとしたカルチャーショックを受けた。

自分が過去学んだところによると(一応自分はMBAホルダー)、
「顧客満足度と従業員満足度には正の相関関係が認められる」
かつ
「従業員満足度と給与の高さには明確な相関は認められない」
ということであったが、それが「なるほど」と納得できる体験だっだ。
(つまりは給与はそれほど高くないということです。でも離職率は極めて低い。
職員の研修やキャリアアップ支援には相当力を注いでいる。そして顧客満足度は高い)

うーん、ここはどんなマネジメント上の工夫をしているんだろう、と
もっと細かく知りたくなった。

インターネットで見学の申し込みをしたに過ぎない、
どこの馬の骨とも分からないような人間に対して、
病院の200名以上に及ぶ職員のトップ(看護師長)が
わざわざ院内を案内・説明してくれるなんて
ちょっとびっくりだった。

しかもその腰の低いこと・・・。

やはり、世の中は広い、いろいろな組織があるんだなーと思った次第。



自分が1年10ヶ月間、介護の仕事に携わってきて感じたことは色々あるけれど、
その中でも、「やっぱり医療・看護系の知識はどうしたって必要だよな」
というのが一番大きいように思う。
でも日本の「介護福祉士」という資格はそういう知識をあまり重視しているとは思えないんだよね。

そんな問題意識にうまくフィットすると思われる本を図書館で見つけた。
まだ15分くらいしか読んでいないけど(笑)、
デンマークの介護専門職は日本に比べて
医学関連科目、看護学等をはるかに幅広く履修しているみたいなんだよね。

  

『デンマークに学ぶ介護専門職の養成』
(著)成清美治
学文社


介護福祉士の「量的問題」を考察すると同時に「質的問題」に重きをおき、
デンマークのSSH(社会保健ヘルパー)、SSA(社会保健アシスタント)のカリキュラムを参考に
地域包括ケアの視点のもと、
医療的、福祉的ニーズに合致した看護資格(准看護師)と介護資格(介護福祉士)を合体した
専門職としての「社会介護保健師」(仮称)を提案。