2017年8月31日(木) オフの日

2017-08-31 21:00:06 | 日記
今日はオフ。

基本的には安静にしていた。
風邪はまだ治ったとは言えない。


☆ ☆ ☆

さて、「24時間テレビ」とやらがあったそうで、
自分は1秒たりとも見ていないが、
なんでも司会者の羽鳥慎一はこの番組1本で500万円の報酬、
ジャニタレに至ってはなんと1000万円の報酬が支払われたとのこと。

日本のサラリーマンの平均年収が400万円強というから、
いかにテレビの世界がとち狂っているかが分かろうというものだ。
何度でも言う。
こんな狂ったものを見る(信用する)のはやめよう!
こんなものに出てギャラをもらっている連中は
1人残らず感覚がおかしくなっていること間違いなしだ。

何度でも言うけれど、
日本のテレビ局は国民の公共資産である電波を使用して放送しているにも関わらず、
その使用料をまともに払っていない。
ユダヤ資本に牛耳られて腐っていると言われるアメリカのテレビ局でさえ、
総額8兆円の電波使用料を国に払っているのだから、
人口比、GDP比から考えて
3兆円くらいは日本のテレビ局も国庫に納めるべきはずなのだが、
実態は数十億円しか払っていない。
粗利益率は99%以上ってか?

だからこそくだらない番組(はっきり言ってくだらない!)ばかり垂れ流して
そのくせ出演者には異常なギャラが支払われている。
優遇してくれる権力に首根っこをつかまれて、まともに反発もできない。
これじゃあテレビは腐っていく一方だ。
こんなことはいい加減終わらせないとダメだよ。


最近、「サイコパス」という言葉が秘かに流行しているのでは、と感じているが、
この国の政治家は軒並みサイコパス、
そしてテレビ局で働いている人間(出演者も含めて)も軒並みサイコパス、
ということになりつつあるのではないかと思えてきた。
そのうち日本中がサイコパスだらけになってしまったら、
何が正常か分からなくなっちゃうよね。

過激なブログ「カレイドスコープ」より一部引用。


トンデモJアラートと北のミサイルに救われるサイコパス総理

・・・・・『サイコパス (文春新書)』の著者、中野信子氏は、「歴史的にも、著名人や有名人にはサイコパスが多い」と述べている。『サイコパス (文春新書)』は、現在、Amazonベストセラー1位になっている。



これほど多くの人が、なぜサイコパスに関心を持ち始めたのか・・・彼らは、「1人を殺すと死刑になるが、1000万人を殺すと歴史上の英雄になる」謎を知りたがっているのだ。

すでに周知となっていることではあるが、「発する言葉のすべてが嘘である」という、常人には決して推し量ることさえできない異常な人格の持ち主、安倍晋三の幼少期を知る人々からは、彼が紛れもなくサイコパスであることを裏付ける数々の証言が出ている。

・・・・・問題の平気でウソがつける性格は、実は小学校時代からのものだったようだ。

安倍には2歳年上の兄がいる。この兄弟の性格が対照的で、夏休みの最終日、兄は宿題の日記ができていないと涙顔になっていたが、安倍は「宿題みんな済んだね?」と聞かれると、まったく手をつけていないにもかかわらず、「うん、済んだ」と平然と答えたという。

ウソがバレて、学校側から1週間でさらに別のノート1冊を埋めて提出するようにと罰が出ても、本人がやらず、安倍の養育係だった女性が代わりにやってあげていたというのだ。

一般人の子どもはウソをついたら必ず代償があると教育されるのが普通だ。ところが、安倍にはその経験がなかった。罪悪感が皆無で、自分のウソに責任をとらないまま、大人になってしまったようなのだ。

・・・・・晋三が国民に言っていることが明らかに嘘であることが分かっていても、これを、虚偽情報を創作までしてアクロバティックに擁護する大学教授、零細シンクタンク所長で自民党の国会議員、皇室の血筋を引く自称論客、デタラメ経済評論家、そして、ネットサポーターたち・・・彼らもまた、「サイコパス」なのである。

・・・・・しかし、そうしたサイコパスの安倍信者たちの中にも、利にさといがために、如才なく立ち回る輩がいる。「金の切れ目が縁の切れ目」ということである。それは、NHKを筆頭として、特にマスコミの世界に圧倒的に多い。サイコパスは、大メディアのサラリーマン記者、いわゆる編集委員や論説委員、売り出し中のシンクタンク研究員、そして、CIAポダム「メディア・コングロマリット」のテレビ番組の司会者に圧倒的に多い。彼らは、電波を使って、今日も視聴者に嘘を刷り込もうとしている。

ネットニュースにしても、テレビにしても、今回の北朝鮮のミサイル発射をトップニュースで取り上げている米国メディアは皆無だ。もっとも、国民の3分の1が北朝鮮がどこにあるのか知らないという国だから、メディア側がニュース・バリューがないと判断したのかも知れない。

いっぽうの日本のメディアは、どうしたというのだ。北朝鮮のミサイルに手も足も出ない国民の声を拾うだけだ。もっとも、その国民にも問題が多い。問題の多い国民の声を拡散して、根本的な問題には決して触れないのが日本のマスコミの異常性である。










2017年8月30日(水) 307日目

2017-08-30 21:08:34 | 日記
145回目の夜勤終了。

今回は3人体制のリーダー業務。
今日30日が施設の夏祭りで、1年のうちでも最大の行事と言ってもよく、
それにスムースにつなげるべく重要な夜勤という認識ではあったが、
いかんせん体調が最悪。
風邪気味で、これまでの夜勤の中で最悪の体調だった。
人員に余裕があれば休むべきだったと思う。

今施設内でも風邪がはやっていて、
どうなることかと思ったが、幸い比較的平穏な夜となってくれて、
まあなんとか無難に終わらせることができたと思う。

風邪薬を飲みながらの仕事で、頭がぼーっとして、
大切なことをいくつか忘れていたということもあったが、
今回は最後まで身体が続いたということだけでよしとしなければ・・・。


この後、風邪が悪化するのか回復に向かうのか?
まだよく分からないけれど、日中ずっと寝て休んだ感じでは身体は少し回復した感じ。
声はどんどんガラガラになっているけどね。
1年9ヶ月間無欠勤を続けてきたけど、とうとうそれも危うしという状況だ。








2017年8月29日(火) 夜勤を前に

2017-08-29 12:27:55 | 日記
今日から明日にかけて夜勤。

風邪気味で体調はかなり悪い。
最近は落ち着いた夜勤を期待することはできないし、
メンバーも1人熱発していて流動的だし、
今回はほとんど自信なし。


☆ ☆ ☆

ムサシを使った不正選挙疑惑は極めて由々しき問題で、
テレビや新聞といった大手メディアに期待できない以上
週刊誌に大々的に取り上げてもらって
広く国民にこの疑惑を認識させてもらいたいところだけれど、
なんとかならないものかなー。

ブログ「新ベンチャー革命」より。

タイトル:選挙請負企業に外注される選挙は簡単に不正ができるので、まったく信用できない!:欧州のように市民監視の下、市職員による手作業開票に戻すべき

1.市民監視の下、市職員による手作業開票集計以外の選挙結果はまったく信用できない

 2017年8月27日、茨城県知事選が行われ、自公の公認候補が現職を破って当選しています。
 この選挙に選挙請負企業が使われたのかどうか、確認はしていませんが、地方自治体が開票集計機などを購入する際、国から一定の補助金がでるようで、日本全国の自治体で選挙請負企業の開票集計機が使われていると思われます。したがって、上記、茨城県知事選挙でも、どこかの開票集計機が使用されたと推測されます。
 したがって、今では、市民監視の下で、市の職員が総出で、手作業で開票集計することはもうなくなったと思われます。
 ところで、2014年の衆院選挙で自民が圧勝しましたが、このとき、筆者の地元の市の職員に聞いたところ、選挙の機械や投票用紙やその記入台などすべて、ムサシ製でした。要するに、市はムサシに選挙システムの一切を丸投げしていたのです。
 このような仕組みが全国の市町村の多くで採用されていると思われます。
 しかしながら、開票集計をムサシなどに丸投げすると、その結果はまったく信用できません、なぜなら、いまの技術では簡単に不正ができるからです。

2.先の都議選ではなぜ、自民党が惨敗したのか

 直近の大規模選挙は、2017年7月2日に行われた都議選挙ですが、このとき、予想通り、自民党は大惨敗を喫しています。
 おそらく、この選挙では不正が行われなかったか、もしくは、行われたが、その効果が少なかったかのどちらかでしょう。
 上記、県知事選と都議選を比較すると、県知事選は少数の候補から一人を選ぶ選挙です。一方、都議選は、選挙区ごとに候補者が異なっており、しかも、各区や市で多数の候補者が立候補しています。
 そこで、選挙作業を請け負う企業側に立ってみると、県知事選の方が、都議選に比べてはるかに扱いやすいのです。たとえば、いくらムサシといえども、同時に多数の工作員を配置して不正操作を行うのはばれやすくなるし、大量の工作員を動員する必要があって、現実的に不正を請け負うことは不可能に近いのです。
 この結果、都議選では不正の効果が出せず、真実に近い結果が出て、自民党が惨敗したと思われます。

3.都議選や市議選より、県知事選や市長選などの首長選挙の方が不正をしやすい

 さて、筆者の住む市で先日、市長選挙が行われましたが、すでに市に導入されているムサシ製の選挙システムが使用されていました。
 そして今回、なぜか、候補者記入式ではなく、立候補者名が記された投票用紙が使用され、投票台にハンコ(丸印)が置かれて、市民が選ぶ候補者名の上の枠内にそのハンコで丸印を押す方式でした。
 筆者は、これなら簡単に不正ができると思いました。案の定、自民系の候補者が当選しましたが、この方式はムサシなど選挙請負企業から提案されたのでしょうが、市にとっては、外注コストが節約できます。
 ここまで来ると、ほんとうに市民をバカにしていると感じました。
 ところで、欧州では今でも、昔ながらの市民監視の下で、職員が手作業で開票集計しています、それはまさに、不正を防止するためです。
 欧州では市民が、機械による開票集計結果を認めないのです。
 日本は米国の真似をせず、欧州同様、手作業開票に戻すべきです。また、市民の方も、選挙には不正がつきものという認識を持つべきです。





2017年8月28日(月) 306日目

2017-08-28 22:11:45 | 日記
今日は日勤(8:30~17:30)。

月曜日の日勤ということで、予想通り入浴介助。
入浴介助は慣れていないというだけで、
特別きつい仕事だとは思っていない。
(結局何をやってもギリギリの人員で回す所なのできついことに変わりはない)

ただ今日は体調不良で風邪薬を飲んで仕事に臨んだということで、
いくぶん自重気味に身体を動かした。

今施設内は風邪がはやっている。
ヘルパーの間でも「ここちょっと暑いだろう」「いや寒いぐらいだ」
などと見解が分かれることが度々で、結局どうすればいいのか分からない。
夏場はほんとに室温管理が難しいんだよね。
体調を崩すのも当然と思える。確か去年もそうだった。


☆ ☆ ☆

夏バテ予防に甘酒を飲んでいることは以前書いたが、
こんな記事を見つけた。
(この記事の執筆者は森永の回し者という感がなきにしもあらずだが・・・)

江戸時代には
「墓石に記載された死亡の月は圧倒的に7,8,9月の三か月間が多かった」
とのことだが、やっぱり日本の夏って生きるには過酷なんだろうね。


夏バテ予防に「甘酒」が今ブーム。実は江戸時代から使われてた?

 毎日うだるような暑さが続く今年の夏、食欲がわかずに夏バテ気味だぁ…という方も多いのではないでしょうか? メルマガ『メグ先生の森の診療所』の著者で医師の宮田恵さんは、夏バテに効果がある飲み物として最近話題となっている「甘酒」について紹介。なんと甘酒の夏バテ予防効果は、古くは江戸時代から知られていたとのこと。そこには、過酷な夏を乗り切るための先人の知恵が詰まっていました。

●小児食育科「甘酒」

 いつから甘酒は夏バテ予防の食品になったのでしょうか。 もともとは身体をあたためるための甘酒が、江戸時代には夏の飲み物として定着しているようなのです。
 当時の平均寿命は46歳くらい。 墓石に記載された死亡の月は圧倒的に7,8,9月の三か月間が多かった様です。 質素な食事で下水道は完備されておらず、夜中まで暑さと蚊に悩まされ、夏を越すのはたいへんだったろうと推察されます。
 甘酒はご存知のように炊いた米に麹と湯を加え温めておくと、甘い飲み物になります。 米の炭水化物は麹菌の働きでブドウ糖に、蛋白質はアミノ酸に変えられます。 さらに麹菌が繁殖するときにビタミンB1,2,6、パントテン酸、ビオチンなどを生成するのです。 1杯4文で購入できたとの事です。
 良く、飲む点滴と称されますが、末梢から点滴する液体は浸透圧を低くする必要があるので、すなわち「点滴」だから栄養豊富なわけではないのです。 栄養成分表から見ても銅とマンガンがやや多いかな?くらいの清涼飲料水の範疇です。 麹菌の菌体(生でも死滅したあとでも)が腸内細菌箒との相互作用で免疫を賦活化することも大事です。

● 甘酒の商品化の始まりは森永

 すでに1969年には瓶入り甘酒、1974年には缶入り甘酒、2000年にはブルーの印字の冷やし甘酒が販売になっています。 フリーズドライや生姜入りなどフレーバーも多種。
 米麹と酒粕の2種類でつくられます。 酒粕はβグルカンなども含むようですから期待できるかも。
 ただし大量生産だと発酵過程がどのようになっているかは不透明。 通常の発酵過程を踏んでこその甘酒です。 自分で作ってみるのも良いでしょう。






2017年8月27日(日) オフの日

2017-08-27 21:23:23 | 日記
今日はオフ。

結構寝て休息したけれど、
腰が重だるいなど、明らかに体調は良くない。

この調子ではどうも明日以降の仕事にも影響しそうな感じ。


☆ ☆ ☆

今日気に入った記事はこれ。
26日(土)の朝日新聞に掲載されたジャンヌ・モローの「惜別」の記事。

「いつの時代も少数派に理があるのです」

ジャンヌ・モロー、カッコいいこと言うなー。






2017年8月26日(土) 305日目

2017-08-26 20:47:08 | 日記
144回目の夜勤終了。

今回は3人体制でリーダー業務からは解放。
精神的には楽だったが、体力的にはこてんぱんに疲れた。
やっぱ夏場の夜勤はきつい。入居者も全体的になんとなく落ち着きがないし。

最近新しく入居した人で、
夜間に10回近くトイレ介助しなければならない人の対応を主にしたが、
これはかなりの負担だった。

ベッドから車イスに移乗してトイレに連れて行きズボンを下ろして便座に座らせ、
終わったらコールを押してもらい車イスに移乗してベッドに連れて行き寝かせる・・・。
これを何度も何度もやるのはさすがに嫌気がさす。

身も蓋もない経済原則からすれば、こういう手のかかる入居者は
月額利用料を高くしてもらわないと割が合わない。
現場のヘルパーにとっては明らかに「労働強化」。
ただでさえ忙しいのにそれにプラスされるわけだから、
何らかの対応を施さないと、ヘルパーの精神をじわじわと蝕んでいくことになるだろう。
そんな気がした。


夜勤明けは疲れてヘトヘトなので今日はここまで。





2017年8月25日(金) 夜勤を前に

2017-08-25 12:33:03 | 日記
今日から明日にかけて夜勤。

気候的に平穏な夜勤にはならないような気がする。
気候が人間の心身に及ぼす影響って想像以上に大きいと感じる。


☆ ☆ ☆

昨日の夜は映画を観た。
レニー・アブラハムソン監督の「ルーム」。

ある若い女性が誘拐されて監禁されて、
2年後に誘拐犯との間に子どもができて(ここで「えっ」と思ってしまったが・・・)、
その子どもと母親が監禁されたまま5年が経過した所から物語は始まる。

前半は監禁された部屋の中での様子が描かれ、
後半は解放された後の社会適応の様子が描かれている。

誰しも「子どもの方の社会適応は大丈夫なんだろうか?」と心配するところだが、
むしろ母親の方の社会復帰がうまく行かないという感じだった。

「監禁もの」と言えば
ウィリアム・ワイラー監督の「コレクター」という非常に印象深い作品があるけれど、
それに比べるとこの作品は最後がほっとする終わり方だったかな。




ジャックの瑞々しさと観客の感覚が重なった瞬間、魂に触れる小さな奇跡を起こす

 映画「ルーム」が描く、ブリー・ラーソン演じる若い母親ジョイと5歳の息子ジャックの物語は、設定だけを聞けば随分とエキセントリックに思えるかも知れない。
 ある日突然誘拐され、7年間監禁され続けた悲劇の女性ジョイ。そして監禁部屋で生まれ、外の世界を知らないまま5歳になったジャック。そんな母子がついに解放されるのだが、目の前にあらわれた現実の世界は2人を困惑させてしまう……。
 7年にわたる拉致監禁、誘拐犯との間に生まれた息子、命を懸けた脱出劇と世間からの好奇の目。数あるゴシップ的要素にも関わらず、「FRANK フランク 」のレニー・アブラハムソン監督は地に足を付けた演出で奇妙な環境で普通に生きようとする葛藤を等身大に描き出す。
 狭い監禁部屋から出たことがないジャックは、テレビを通じてだけ外の世界を覗いてきた。しかし息子に〈閉じ込められている〉と感じて欲しくないジョイは、部屋の中が〈本物=現実〉で、画面の中の出来事は〈偽物=フィクション〉だと教え込む。2人がいる部屋の外には空っぽの宇宙しかなく、出ると死んでしまうとウソをつくのだ。
 ところが監禁部屋からの脱出によって母子の世界は一変する。実は部屋の外には無限ともいえるリアルが広がっていて、ジャックは培ってきた認識やアイデンティティをすべてリセットしなくてはならなくなる。
 一方、ジョイが帰還を切望した外の世界は、一度解き放たれると皮肉にも精神的牢獄になってしまう。2人だけで完結していた監禁部屋にいる限り、社会という膨大な関係性の集積から無縁でいられたからだ。失われた7年の重みと他者の存在が次第にジョイを追い詰めていく……。
 結果としてジョイもジャックも生きるべき世界をゼロから発見し直さなくてはならない。痛みも喜びも伴うが、未知の物への期待感と新鮮な刺激は一歩ずつでも前に進むことを後押してくれる。
 実はこの物語、驚くほどにわれわれが「映画を観る」感覚と似てはいないか。われわれは映画のスクリーンと向き合い、未知の世界を探索することで世界観を押し広げ、時に内面を見つめ直し、やがて自分自身の物語を見出す。その〈発見〉こそが映画を観る大きな悦びだとは言えないだろうか?
 幼いジャックはさまざまな障壁にぶつかりながらも、常に世界を五感で感じ、吸収することをやめない。その瑞々しさと観客の感覚とがピッタリ重なった瞬間、魂に触れる小さな奇跡を起こす。「ルーム」とはそんな映画だと思っている。(村山章)






2017年8月24日(木) オフの日

2017-08-24 20:54:50 | 日記
今日はオフ。

どうも先週の夜勤で17時間まともに休憩を取らずに働いて以来、
足腰の疲れが抜けず、体調がいまひとつ。
胃腸も疲れているような感じがする。

こういう時はお腹いっぱい食べない方が自分の場合はいいんだよね。
代謝も悪くなっているせいか体重も若干増え気味だし。
酒も少し控えた方がよさそう。(これがなかなか難しい)


☆ ☆ ☆

さて、今日は新聞広告で見たこんな本を。
重いテーマだけれど、実は自分は昔から安楽死肯定派。
ついに有名人がこういうそのものズバリ「安楽死」をテーマにした本を
出すようになったかという感想。ちょっと驚きでもある。
社会的にインパクトのある本になるのかならないのか・・・。



『安楽死で死なせてください』
(著)橋田壽賀子
文春新書


92歳「渡る世間は鬼ばかり」の人気脚本家が語る究極の往生論
衝撃の問題提起で2016年「文藝春秋読者賞」受賞!

著者が「終活」を始めたのは89歳の時でした。
きっかけは著者のことをママと呼んで親しくしている女優の泉ピン子さんから
「ママはもう90なんだから、じゅうぶん歳を取ってるんだよ」と言われたことでした。
夫に先立たれ、子供もなく、親しい友人もいない天涯孤独。
仕事もやり尽くし、世界中の行きたい所へも行きました。
やり残したことも、会いたい人もいない、もう十分に生きたと思いました。
遺言は80歳の時に作っておいたので、まずは物の整理から始め、
今までのドラマの原稿、ビデオテープ、手紙類などを大量に処分しました。
あとは人に知られずにひっそりといなくなり、
死んだことも公表せず、葬式や偲ぶ会もしないと決めたのです。
ただ、唯一気がかりなことは、病気になったり、認知症になったりして、
人さまに迷惑をかけることです。それは著者の尊厳の問題でした。
死ぬ時に痛いのや苦しいのも勘弁してほしい。
いつどうやって死ぬのかはやはり自分で決めたいと思った時に考えたのが「安楽死」です。
しかし、現在の日本の医療現場で安楽死は許されていません。
ヨーロッパの国やアメリカの州のいくつかで合法化されていますが、
日本人が安楽死を希望する場合はスイスのNPOを頼ることになります。
そのため著者は、日本でも法を整備し、
自らの死に方を選択する自由を与えてほしいと主張します。
もちろん、あくまで本人が希望し、周りの人の理解が得られた場合です。
著者が2016年12月号の「文藝春秋」に寄稿した「私は安楽死で逝きたい」は
大きな反響を呼び、第78回文藝春秋読者賞を受賞しました。

読者の方からは「私も賛成です」「法制化の旗振り役になってください」
など多くの賛同の声が寄せられました。
本書には、病気で苦しむ妻に悩む男性や、
進行性の難病を抱える男性と著者との手紙の対話も収録しています。





2010年にEテレで放映された「ハーバード白熱教室」で、
マイケル・サンデルは、
「自分の命は自分の所有物であるか否か」という問題提起から、
安楽死の是非について議論していたような記憶がある。

自分はリバタリアンではないと思っているけれど、
この件に関してはご都合主義でリバタリアン的な考え方をしてしまっているかなー。



『これからの「正義」の話をしよう』
(著)マイケル・サンデル
早川文庫


「1人を殺せば5人が助かる。あなたはその1人を殺すべきか?」
正解のない究極の難問に挑み続ける、ハーバード大学の超人気哲学講義“JUSTICE”。
経済危機から大災害にいたるまで、現代を覆う苦難の根底には、
つねに「正義」をめぐる哲学の問題が潜んでいる。
サンデル教授の問いに取り組むことで見えてくる、よりよい社会の姿とは?
NHK『ハーバード白熱教室』とともに社会現象を巻き起こした大ベストセラー、
待望の文庫化。





そして映画の世界でも、自分がすぐに思いつく限りでは、
クリント・イーストウッド監督の「ミリオンダラー・ベイビー」、
ミヒャエル・ハネケ監督の「愛、アムール」で
尊厳死の問題を扱っていた。



 「許されざる者」「ミスティック・リバー」のクリント・イーストウッドが監督・主演を務めた衝撃のヒューマン・ドラマ。厳しいボクシングの世界を題材に、そこに生きる名もなき男女の悲愴な人生模様を綴る。アカデミー賞で作品賞をはじめ主演女優、助演男優、監督賞の計4部門を受賞。共演は、ともに本作でオスカーを獲得した「ボーイズ・ドント・クライ」のヒラリー・スワンクと「ショーシャンクの空に」のモーガン・フリーマン。
 ロサンジェルスのダウンタウンにある小さなボクシング・ジムを営む老トレーナー、フランキー。その指導力に疑いのない彼だったが、選手を大切に育てるあまり、成功を急ぐ優秀なボクサーは彼のもとを去ってしまう。そんなある日、31歳になる女性マギーがジムの門を叩き、フランキーに弟子入りを志願する。13歳の時からウェイトレスで生計を立てるなど不遇の人生を送ってきた彼女は、唯一誇れるボクシングの才能に最後の望みを託したのだった。ところが、そんなマギーの必死な思いにも、頑固なフランキーは、“女性ボクサーは取らない”のひと言ですげなく追い返してしまう。それでも諦めずジムに通い、ひとり黙々と練習を続けるマギー。フランキーの唯一の親友スクラップはそんなマギーの素質と根性を見抜き、目をかける。やがてマギーの執念が勝ち、フランキーはついにトレーナーを引き受けるのだが…。





 「ピアニスト」「白いリボン」の名匠ミヒャエル・ハネケ監督が、「男と女」のジャン=ルイ・トランティニャンと「ヒロシマモナムール」のエマニュエル・リヴァを主演に迎え、“老い”と“死”をテーマにひと組の夫婦の人生の最終章を丁寧な筆致で赤裸々にして崇高に描いた感動作。カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞をはじめ数々の映画賞を席巻、米国のアカデミー賞でも外国語作品ながら作品賞を含む5部門で候補になるなど各方面から絶賛された。
 パリの高級アパルトマンで悠々自適の老後を送る音楽家の夫婦、ジョルジュとアンヌ。ところがある朝、アンヌが突然の発作に見舞われ、夫婦の穏やかな日々は終わりを迎える。検査の結果、病気が発覚したアンヌは手術の失敗で半身に麻痺が残る事態に。“二度と病院には戻りたくない”とのアンヌの願いを聞き入れ、ジョルジュは自宅での介護を決意する。自らも老いた身でありながら、これまで通りの生活を貫こうとする妻を献身的に支えていくジョルジュだったが…。





2017年8月23日(水) 304日目

2017-08-23 22:12:58 | 日記
今日も遅番(10:30~19:30)。

体調はどうもいまひとつ。
消化器系の調子があまり良くないみたい。
代謝も落ちているような感じがする。

今日はまたかなり暑くなって身体には応えているだろう。
夏は早く終わってもらいたいよ。

施設の入居者もこれから体調を崩す人が多くなるような気がする。
冷房は身体には良くないし、室温管理もきちんとできているか疑問。
ヘルパーは動いているから暑くて仕方がないけれど、
高齢者は案外冷房なんかつけなくても平気だったりする。
その辺が個人差が激しくてよく分からないところ。


まあとにかくこの暑さの中では注意力も散漫になるし、
気持ちの余裕も出てこない。
なんとか一日乗り越えて、あとは寝るだけという感じかなー。





2017年8月22日(火) 303日目

2017-08-22 22:16:53 | 日記
今日は遅番(10:30~19:30)。

体調的にはいまひとつだったが、
今日は比較的平穏な日だったのかなー。

自分が連休の間に、看取り対応の入居者が亡くなっていた。
もうほとんど食事もできなくなっていたから
時間の問題だとは思っていたけど・・・。

でも老人ホームの日常は相も変わらず淡々と続いていく。


 より。さてこれをどう考えるか。

安倍政権による介護施設からの高齢者締め出し強化の背景

 2016年11月、安倍晋三・首相は官邸で開いた「未来投資会議」でこう語った。

 「団塊の世代が75歳を迎える2025年は、すぐそこに迫っています。これに間に合うように『予防・健康管理』と『自立支援』に軸足を置いた新しい医療・介護システムを2020年までに本格稼働させます。本人が望む限り、介護が要らない状態までの回復をできる限り目指していきます」

 これは政府が新たに打ち出した「介護予防」という考えだ。

 約800万人の「団塊の世代」が後期高齢者となる8年後には、特別養護老人ホーム(特養)などに入れない介護難民が43万人に達すると予測される。介護予防とは、軽度の介護が必要な高齢者に運動や筋トレをさせて重度になるのを防ぐことで、自立支援に結びつけるというのが建前だ。

 しかし、首相が「予防」や「自立」をことさら強調するのには別の理由がある。

 安倍政権は2015年に特養の入居基準を「要介護3」以上へと厳しくするなど、介護施設からの「高齢者締め出し」政策を強化している。今年の介護制度改革では高齢者の介護認定を減らした自治体には予算(調整金)を増やす方針を決めた。淑徳大学総合福祉学部教授の結城康博氏が語る。

 「政府は予防システムに力を入れることで、ヘルパー派遣など費用のかかる本来の介護サービスを使わせないようにする狙いを感じる。介護保険財政が厳しいからです。特養の入所基準を引き上げたのも、カネのかかる特養を増やさないようにするためでしょう。

 しかし、比較的軽度の要介護2でも認知症の方は在宅介護が困難で、特養入所が必要なケースは少なくない。介護認定率を下げた自治体に調整金を増やすのも、高齢者に介護サービスをできるだけ使わせず、施設に入居させないという政府の意図を強く感じます」

 年金生活の高齢者にとって年金から天引きで徴収される介護保険料の負担は重い(全国平均月額1人5642円)。それなのに、いざ介護が必要になっても、要介護認定してもらえずに、介護サービスは受けられないのが現実なのだ。

 「特養の入所が難しくなれば、民間の有料老人ホームなどに行く高齢者が増えるはず。ただ、費用が高いため、国民年金加入者など受給額が少ない人は払うのが難しいでしょう」(結城氏)

 ここにも「老前破産」への暗闇が広がっている。

※週刊ポスト2017年9月1日号