先週金曜日の25日は、東京新聞ショッパー社主催の写経会のお手伝いへ。
春と秋、東京都町田市の薬師池公園内にある野津田薬師堂で。
町田市の銘木百選にも選ばれているイチョウの木は、すっかり新緑を広げていて
静寂の中、ウグイスやシジュウカラ・・高原にいるような鳥たちの鳴き声に
包まれていて、気持ちよかでした
で、この日掲示されてたお題はこれ。
「怒る人は頭が悪いからだとお釈迦さまも云っておられるそうですよ」
え~ほんと?ってちょっと思っちゃったけど
この前、友人が『日経 おとなのOFF 6月号』って雑誌をくれて
今回のテーマは「ようこそ禅の世界へ」なんだけど、その中にあった
澤木興道さん(曹洞宗僧侶)のことばをちょっと拝借。
悩んだときには、死んで棺桶に入ったつもりになって、自分を見つめてみる。
すると、どうでもいいことがたくさんあることが見えてきて、余計なことに
思い煩わなくなる。そして同時に、大切なものはっきりとわかるだろう。
そう、怒るのも頭が悪いんじゃなくて、迷いや焦りや不安や執着やら
ほんとはいらないものを抱えちゃってて苦しいのかも~ってふと
般若心経を唱えていると、大事にしたいものが頭上あたりから
ここですよ~って手招きしてる気がして、
ちょっとだけ体が軽くなった気がしましたとさ
私なぞ、日々ただ追われるばかりで心静かに自分を見つめることもできずにおります。
自己嫌悪を重ねるばかりなので、禅語を探しているのです。
こちらこそ、ありがとうです。